アイコとの関係
アイコは、高校の時の同級生だ。
そして、ますみの友達。
実際、どの程度仲良しなのかは、同じクラスだったが分からないが、一緒のグループに属するみたいな感じだったような。
アイコの性格は・・・
穏やかで、世話好き。どちらかと言えば素直で、笑顔の似合う娘だ。ややぽっちゃりしていて、背は低く、色白の可愛い娘だ。
なぜ、ますみの友達と待ち合わせしているのか?
世間一般では浮気なのかな?
特にセックスをするわけではないが。
しかし、浮気と言う事では、アイコにも同じ事が言える。
アイコもちゃんと彼氏がいる。
それも、同じ高校の後輩だった男だ。
この男、僕のバイトの後輩の友達で、たしか、1度か2度見た事あった気がする。
まぁ、向こうも彼氏がいるわけだし、なんの問題もない。
それに、僕は彼氏持ちの女が結構好きだったりする。
こういった娘は、大抵口がかたい。
ペラペラしゃべる女では、何かとリスクが伴うので、僕は避けるようにしている。
彼氏がいれば、あとくされが無いのも魅力だ。
僕が1番だろうが、2番だろうが、そんな事はどうでも良い事だ。ただ、自分の後に誰か控えていたり、自分の前に誰かいたりするなら、束縛される事もなく、別れる時のあとくされがない。
アイコとこのように会うのは、初めてではない。
かといって、ますみと付き合った時から続いている程長いわけでもない。3月の終わりぐらいに、教習所で会って、それから話すようになり、その流れで、こんな形になっていった。
「あれ、怒っている?」
アイコのそう呼ばれて、ふと現実に戻された感じがする。
「全然怒ってないよ。ちょっと考え事・・・かな。」
僕は、笑顔でそう答えた。
「良かった。今日は学校でね・・・」
アイコはそう言うと、学校でのでき事を、楽しそうに、時には不満そうに話してくれた。僕は、アイコの喜怒哀楽のハッキリしている所が大好きだ。
ちなみにアイコは、自分の専門学校と同じ沿線にある、短大に通っている1年生だ。話は聞いているが、何の勉強をするトコなのかは、いまいち分かっていない。同じ沿線なので、待ち合わせは、お互い乗り換える駅でしている。
「そうそう、今日はどこに行く?」
「そうだな、お腹すかないか?っても、まだ7時少し前だけど。」
「いいよ。今日は体育あったから、お腹すくのも早いから(笑)。」
「そかそか。アイコは何が好きなの?」
「え、別に好き嫌いはないよ、カケは好き嫌い多いんでしょ?」
「まぁね(汗)。・・・じゃあ、ケンタッキーは!?」
「いいよ。じゃあ、帰りにどこかの駅で降りて、そこで食べよう。」
他愛も無い会話だが、
ここにも、俺がアイコを気に入っている理由がある。
アイコは聞き上手だと思う。
ちゃんと話を聞いて、それで話を進めようとする。
そして、女特有の「何でも良い」「どこでも良い」を連呼しない。この二つは、曖昧の上に、けして、どこでも良くない可能性が非常に高いから厄介だ。
途中電車を降りて、ケンタッキーに向かう。電車を降りて、街を歩く時も、手も繋がないし、腕も組まない。
プラトニックな関係とはこんな事を言うのかな?なんだか、少し違う気もするが、実際、やった事ないので、どうなのか分からない。
僕は人を愛した事がない。
これはこのときでも言える。
アイコを愛してはいない。気に入っているが、それはアイコが僕に優しくしてくれ、そして、何の見返りも求めないからだ。
さらに、この関係は、「愛している」や「彼氏と別れて」等の、カップルの会話は、暗黙の了解で禁止になっている。だから、お互い愛していないし、愛されていないと言える。
だから僕は何よりも、この関係が好きだった。
学校生活のはじまり
学校も2日目。
大嫌いな電車に揺られて、学校まで約1時間30分。
ほんとにダルイものだ。
学校に行くと驚き。
なんと不良っぽい可愛い女の子が、学校を辞めたらしい。
ってかね、1日だけってスゴイね・・・。
思わず少し笑ってしまったが。
さて、今日の目標は、クラスに打ち解ける事なのだが・・・。
どうも、この学校の無理矢理人と打ち解けてください的な授業の仕方は、こっちが辛くなるな・・・。
この学校では、憲法やマクロ経済なんかをやるのだが、
憲法は良くても、マクロ経済なんてサッパリ分からないぞ。
ってか、周りを見ても、大体分かってないような・・・。
いや、あくまでそんな表情って事ね。
「全く分からないんだけど、分かる?」
少しなまった口調で話してきた男の人。
名前はたしか・・・
「あ、俺はりょうたって言うんだ、ヨロシクな。」
あ、りょうたって言うんだ。
「こちらこそ!僕はカケって言うんだ。」
こんな感じで専門学校初の友達ゲット。
そして、一度出来てしまえば、後は楽勝。
次から次へと、周りの人と仲良くなった。
仲良くなったメンツは、これもおいおい話の中で紹介して行こう。
男の子の友達は出来たが、女の子とは、なかなか話す機会がないな。僕が初対面が苦手だって言う事もあるし、何より、あれだけ女の子同士で固まられると、下手に接触は出来ない。
この課題は、また次回に持ち越しだな・・・。
・・・
・・・
・・・
友達も出来た学校生活も、1週間ほど立つと、
慣れてきたモノで。
最初楽しいって思っていたが、
何せこの学校、朝は早くて、帰りは遅いときている。
もう飽きて飽きてウンザリした気持ちで毎日を過ごしている。
さて、課題にしていた、女の子との接触。
授業の時、すこし話すぐらい。
あれは会話とは言わないな。
僕のスピーチに近いものがあると自分でも思っている。
しかし、今日の僕は、そんなクラスの女子の事を考えている程、暇じゃなかった。いつもはジュンと帰るのだが、今日は一人で急いで電車に乗った。
途中の駅で降りて、駅の改札を出てすぐの所で携帯電話を見た。
時間は5分前ギリギリセーフだ。
僕は待ち合わせをしている。
相手は当然彼女ではない。
僕は彼女相手に遅れてはいけない等と考えたりはしない。
それどころか、
今の彼女と外に出かける事は無いに等しいぐらいだ。
「ゴメン、待った?」
ありきたりの台詞を言って、アイコが小走りでこっちに来た。
女性占領車両じゃないの??
電車で思う事がある。
痴漢について。
最近、痴漢が事件に多く取り上げられるのは、
女性がそれだけ言うようになった事だろう。
泣き寝入りしない方が絶対に良いと僕は思う。
誰かが痴漢をされて、泣き寝入りしたら、
その痴漢はまた調子に乗るだろう。
そして、繰り返す。
被害は拡大。
この悪循環を生む。
しかし、泣き寝入りしてしまう女の人を責めるわけではない。
悪いのは痴漢だから。
痴漢は自分のせいで、真面目に生きている人間が被害にあったりしているのを分からないのですかね。
女性はしたたかな者。
やってない人でも、勝手に痴漢扱いにする人もいる。
彼女達にとっては遊びのつもりでも、
人の一生を左右していると言うのに。
仮に、本当に痴漢だと思って捕まえた時、後々この人じゃないと気付いても、女性は名乗り出ないだろう。心の中に「今さら」って気持ちや、「自分は被害者なのだから」と思う気持ちがあるから。
ニュースを見ると、こういった女性の被害にあっている男性が増えている。これも男女平等を唱える人のせいもあるが、何より痴漢行為をする男性が多い事が原因だろう。
それで、救済処置が『女性専用車両』。
これは、ハッキリ言って廃止にするべき。
女性は、自分の得になる事には、男女平等に反していても、一切文句を言わない。
これは、間違いなく男女平等ではないだろう。
女性しか入れないから、
男性が入れる車両が2車両も減る事になる。
女性は快適。男性はより辛い目にあう事になる。
そんな事ぐらい作る前から気付かないかな。
だから、専用車両は1車両で十分だろう。
これに、ぎゅうぎゅうに詰めて乗れば良い。
いや、ぎゅうぎゅうになる事もないか。
女性専用車両は、痴漢被害に困る女性のために作られているのなら、他の車両に乗った女性は、痴漢されようが何されようが、文句は一切無いと言う事なのだろうか?間違い無く痴漢さんには、そう思われるだろうけど。
だから、女性は女性専用車両以外に乗ることを禁止するべきだろう。文句があるなら、その制度を廃止にすれば良いのだ。
痴漢対策は他にもあるだろう。
カメラをつけたりするとか。
その前に、もっと人が乗れるようには、電車は改造出来ないモノなのだろうか。
不良について考える
不良について、僕が考えた見解を書かせてもらう。
僕は不良が嫌いだ。
好きだって言う人は少ないと思うが、不良は人に好かれたいと思わないから、それで良いだろう。
嫌いな理由は、カッコイイと思う観点が違うからかな。
不良と呼ばれる人間は、人に迷惑をかける事が一番カッコイイと思う傾向がある。
暴力、窃盗、騒音、交通法違反、恐喝・・・etc。
そんな事をしている自分が一番だと思い、
大人になれば、そんな事をすっかり忘れて、
「オレも丸くなったな~。」なんて言い出すんだろう。
じゃあ、そいつらの被害にあった人達はどうなる?
加害者はすぐに忘れる事は出来るが、
被害者は簡単にはわすれる事は出来ない。
それは、謝っても許されない事なのだと僕は思う。
いや、謝って許される事は、世の中にはとても少ないのかも知れないが。
僕も、不良が一生涯不良を気取るなら、好きになれそうだ。むしろ、カッコイイと思えるかも知れない。
就職もしない、常にケンカや、万引きする生活。そして誰にも頼らない。きっと警察にも何度も捕まるだろう。両親にも見捨てられるだろう。いや、いずれ両親もいなくなるから、住む家もなくなるだろう。40歳を過ぎれば、ケンカなんか勝てるハズがない。
身体を鍛えたりする事もないのだから、衰えるのも早いし、若さには勝てないだろう。
でも、自分の信じた道、決めた道を一生貫き通すのだから、それで良いと思う。人に多大な迷惑をかけておいて、自分だけ良い思い出に変えてやめるよりは遥かに良い。
あいつらは、徒党を組む。
自分一人じゃ何も出来ないからだ。粋がっても、限界はすぐに訪れる。そんな人間が何人集まっても、出来る事は新聞にも扱われない、小さな事件が精一杯だろう。新聞に扱われるとした、加減が分からなくなって、リンチのすえ人を殺しちゃう事件。頭が悪いとしか言いようがない事だろう。
なんでアレだけ人が集まって、スゴイと思われる事が出来ないのか?答えは単純、別に度胸があるわけじゃないから。度胸があるなら、一人で不良やっていけるでしょ?仲間がいないと、動けないんだよ。それが不良。人と違う自分を見つけたくて、悪くなってみる。何故なら、素晴らしい人間になるには努力が必要だが、ダメな人間になるには、努力は必要がないからだ。
タバコなんて吸ってみたり、万引きしてみたりして、「俺は人とは違うぜ」なんて思うんだろう。そして、そんな人たち同士が集まる。自分と同じ人が沢山いる事に安心する。人と違う人間になりたかったのにね。
あいつらは、力に順ずる。
社会に背を向けている割には、不良の世界は、意外に社会と変わらないだろう。上には、頭を下げて、下にいる人間には命令をする。自分達が嫌う大人と同じ事を、「俺たちは違うぜ。」みたいな顔をして、繰り返す。
弱い者にだけ強く、自分より強い者には弱く。
必ずしもそうじゃない人もいるだろう。
ヤクザになり、一生悪い人間と言う看板を背負って生きて行く人もいるし、犯罪者になって一生刑務所にいる生活もあるかも知れない。しかし、大半は頭をさげて、肉体労働を強いられる。そういった就職をする。
僕は肉体労働が悪いとは言わない。誰かがやらなければ、いけない大切な仕事だと思っている。むしろ、率先して、この仕事がやりたいと選らんだ人間はスゴイと思う。誰だって、辛い事からは逃げたいのに、そう言った事に遣り甲斐を見出せるのだから。
しかし、不良のように、
「頭が悪いから。」「学歴がないから。」「何も出来ないから。」なんて思いながら、仕方なくと言った気持ちでそういった仕事に就くパターンは許せない。
不良卒業して、アメリカの大学に入って、宇宙飛行士になりました。なんて人がいたら、スゴイなと思う。果たして、努力する事が出来る不良が何人いるかは分からないが。
そして、僕が一番不良を嫌う理由。
それは、
どんな人も、人の幸せを壊す権利はないからだ。
不良は両親の平穏で、幸せな日々を壊すだろう。道行く人の幸せを壊す事もあるだろう。
誰も、不良達が社会から外れると言う幸せは壊さない。
だから、こっちの世界にも介入しないでほしい。
こっちの社会に、嫌気がさして出て行った人間なら。
専門学校初日
僕は人を愛した事がない。
愛した事がないぐらいだから、人を信用する事も滅多にない。実際、今の彼女だって、半信半疑ぐらいの気持ちだ。自分以外の他人を信用する事は、そんなに簡単な事じゃないと思う。
こんな僕だから、
初対面の人は、酷く苦手だ。
だから、毎回入学や、新しいクラスに変わると言うのは、僕にとっては精神的苦痛を伴うものだった。
専門学校には、ジュンと一緒に入学した。
高校は違うが、小学校、中学校と一緒の男友達だ。
人付き合いが得意で、社交的なジュンは、周りに打ち解けるのも電光石火のごとくだった。
僕はと言うと、
ジュンを見習おうとしている反面、
18歳まで培った性格が邪魔をして、
一日目はあえなく敗退する事になる・・・。
周りを見回すと、高校とは違い。
自分とは年が違うだろうと思う人も何人か目に付く。
見た目だから、確実に違うとも言えないが、
これで10代って事はないだろうと思う人がいるのだ。
男子の人数に比べて、
女子の人数が極端に少ない。
ざっと7人ぐらいだろうか。
人間とは恐いもので、その中から、順位をつけてマシな人を選んでしまうものだ。
少ない人数だから、順位なんか簡単に決まるし、
接戦もなかった(笑)。
一番可愛いと思ったのは、背の高いキレイな娘だった。
僕は、背の高い人がすごく好きと言うわけではない。
むしろ、背の低い女の子の方が好きだ。
けれど、何事にも例外はついてしまうものだ。
2位は、1位ほど背は高くないが、
けして、背が低いとは言えない、目の大きな娘だった。
そして、3位は、背が低いが、不良だと思わせる雰囲気が漂う女の子だった。顔は可愛いんだが、3位に落ちたのは、僕は不良が大嫌いだからだ。
他にもいるんだが、一応順位付けをするものの、可愛いには属さない、可愛くない世界での上下争いなので、書くまでもないだろう。
こうやって順位付けしていると、授業が始まる。
この学校では、入学早々すぐに授業が始まるらしい。
周りとも仲良くなれないし、いきなり授業だし、専門学校初日から、憂鬱な気分にさせるものだ。
なんとか授業も終わって、電車に乗って帰る道での事だ。小学校、中学校が同じだけあって、帰り道が同じジュンと話していた。
「もっと、周りに話しかけて、仲良くならないと、日を増す毎に気まずくなるよ。」
帰り道、ジュンはそんな事を言っていた。
たしかに、その考えには僕も納得できた。
自分自身について Ⅱ
僕は人を愛した事がない。
しかし、僕には彼女がいる。
付き合い方は、いたってみんなと差はないと思っている。
厳密に細かい所まで言えば、全て一緒と言う事はないが。
著しく変わった付き合い方をした事はないと、僕は思っている。
今ではそんなに珍しくないと思うが、
僕には二人の彼女がいる。
一人はマスミ。
高校時代の同級生で、付き合って3年近くになるだろうか。
知り合ったのは、高校一年の時に、友達の紹介で。
と言っても、友達の恋愛相談の話を聞いて、それの登場人物として紹介を受けたわけだから、あくまで、付き合うきっかけに過ぎないが。
僕から見たマスミの性格は・・・
真面目な性格だ。そして、素直な娘だ。優しくて人に尽くすタイプの人間だし、それを幸せと思える娘だろう。子供好きで、家庭的なタイプだ。まぁ、ややぽっちゃりしているが・・・。それも年々増しているように感じる。幸せ太りかな。
日に何度もメールをする。
付き合いたての頃は、それこそ沢山メールした。
3年たった今でも、数は減ったが、必ず一日数回はメールをする。僕は進学したけれど、彼女は就職した。特別頭が悪いわけじゃなく、自分の意思で就職を決断したタイプだ。どちらにしても、結婚したら専業主婦になりたいと思う娘だから、学歴なんかいらないし、良い就職先もいらないのだろう。
マスミは就職したけれど、それでも、週に何度かは会っている。彼女の性格がなせる業なのか、かならず会いに来てくれるし、僕はとても嬉しい。
二人目はミカコ。
高校は違うけれど、年齢は一緒だ。付き合った期間は、3ヶ月ぐらいだ。
付き合うきっかけは、出会い系サイト。僕は、ふいに酷く寂しくなってしまう時がある。そんな時に出会い系サイトを使う。ミカコが初めてではなく、高校時代にも何人か知り合った人がいた。それについては、おいおい時間があったら話そう。
ミカコの性格は・・・
いじっぱりでひねくれ者。地元意識のとても強い娘で、自分の育った田舎が大好きのようだ。あまり努力をする事もなく、勉強が出来る娘でもなかった。
この娘とは、メールもほとんどしないし、会う事もほとんどしない。
なぜなら、
僕にとって、この娘は嫌いさえ属する女の子なのかも知れないからだ。
すぐに意地を張ったりするからメールをしなかったりしても、素直には寂しいと言ってこない。僕はそれを知っているし、それでもメールは送らない。それは彼女がいけないからだと、僕は思っているからだ。
「そんなトコが可愛いじゃん。」「分かっているなら、送ってあげれば良いだろう?」と思うかも知れないが、そんな考えは僕にはない。
僕は、僕を愛してくれていると思われる人が一番であって、僕が愛さないと、愛してくれない人は必要ないからだ。
他にも嫌いだと感じる点はある。
ルックスの問題だ。
正直、お世辞でも可愛いと言える顔ではないし、スタイルが言いわけでもない。だから、彼女を連れて街を歩くのは、出来るなら避けたい。
じゃあ、なぜ付き合ったのか?
答えはセックスがしたかったからだ。
ミカコは、付き合わないとセックスはさせないタイプの女の子で、セックスするためには付き合わなければならなかった。可愛くないなら、付き合わなければ良いと考える人もいるでしょう。可愛くない人とセックスをする必要もないと考える人もいるでしょう。僕はセックス自体、好きだし、何より寂しさが埋まれば、ある程度誰でも良かった。
出会い系サイトで出会う以上、可愛い娘なんかに出会えると思っていないし、選んでいたら、絶対に捕まらないだろう。男性が、出会い系サイトで女性を捕まえるのは、非常に難しい事だからだ。確立が悪い。工業高校で、同じ高校の女の子と付き合おうとするようなモノだ。
しかし、ミカコに関しては、セックスについても問題がある。
出し惜しみしているのか、恥ずかしいのか分からないが、付き合ってからも、頻繁にはさせてくれない。僕にはマスミがいて、その娘とは、セックスが出来るからまだ良いが、本当にミカコとだけ付き合っている人だったら、1ヶ月もたないで、別れると言ってもおかしくはないぐらいだ。
そのくせ、出かける事が好きなミカコは、何度も出かけたいとせがんでくる。前にも言ったが、ミカコとは街を歩きたくない。それに、セックスもさせないで、ご褒美だけをせがむなんて、犬並みに図々しいと思う。
ミカコの嫌いな点をいくつかあげたが、別れる事は考えていない。別れる理由が特にないからだ。むしろ、たまにセックス出来て、ラッキーぐらいの気持ちがある。それに、意地を張って、メールや電話をしてこないから、とくに構う必要がない分、犬よりはしつけが楽だという点も、別れる必要がないと考える所だ。
僕の事はこれぐらいにしておこう。
必要な事は必要に応じて、また後で話していくとしよう。
これから専門学校に行き、
いずれは就職して、
きっと結婚なんかもするのだろう。
この二人のどちらと結婚?なんて事は考えていないし、
絶対に嫌だ。
専門学校入学当初も、
僕は、
人を愛すると言う事を知りたかった。
自分自身について
僕は人を愛した事がない。
正確には愛すると言うのは、どんな事なのか、どんな気持ちなのかは分からないのだ。
ドラマや映画、周りの人間を見ていると、「愛している」「好きだ」なんて表現はうんざりする程聞いているだろう。
愛したことが無いと言うのは、家族でも同じ事が言える。家族を愛していると思った事がない。事実、親族の葬儀などでは泣いた事もないぐらいだ。家族は、金銭面や、生活面では、まだまだ必要だが、それは両親の話。兄弟なんかは邪魔だとさえ感じる。僕にとっては、百害あって一利無しなのだ。
人を愛する事を知らない事は愚かな事なのだろうか。
寂しい事なのだろうか。
それは、誰と比べて?誰が基準なの?
愛したくないわけじゃない。
むしろ、愛する気持ちを知りたいくらいだ。
そのために、今まで努力してきたつもりだ。
意識して考えているわけじゃない。
今まで生きてきた18年間を考えると、
努力をしてきたように感じるだけで、
第三者の目線から見たら、どう思うか分からないが。
18年間生きてきた。
高校も卒業した。
とくに進路に対して真剣に考えるでもなく、専門学校を選択した。
