自分自身について Ⅱ | Born to love

自分自身について Ⅱ

僕は人を愛した事がない。

 

しかし、僕には彼女がいる。

付き合い方は、いたってみんなと差はないと思っている。

厳密に細かい所まで言えば、全て一緒と言う事はないが。

著しく変わった付き合い方をした事はないと、僕は思っている。

今ではそんなに珍しくないと思うが、

僕には二人の彼女がいる。

 

一人はマスミ

高校時代の同級生で、付き合って3年近くになるだろうか。

知り合ったのは、高校一年の時に、友達の紹介で。

と言っても、友達の恋愛相談の話を聞いて、それの登場人物として紹介を受けたわけだから、あくまで、付き合うきっかけに過ぎないが。

僕から見たマスミの性格は・・・

真面目な性格だ。そして、素直な娘だ。優しくて人に尽くすタイプの人間だし、それを幸せと思える娘だろう。子供好きで、家庭的なタイプだ。まぁ、ややぽっちゃりしているが・・・。それも年々増しているように感じる。幸せ太りかな。

日に何度もメールをする。

付き合いたての頃は、それこそ沢山メールした。

3年たった今でも、数は減ったが、必ず一日数回はメールをする。僕は進学したけれど、彼女は就職した。特別頭が悪いわけじゃなく、自分の意思で就職を決断したタイプだ。どちらにしても、結婚したら専業主婦になりたいと思う娘だから、学歴なんかいらないし、良い就職先もいらないのだろう。

マスミは就職したけれど、それでも、週に何度かは会っている。彼女の性格がなせる業なのか、かならず会いに来てくれるし、僕はとても嬉しい。

 

二人目はミカコ

高校は違うけれど、年齢は一緒だ。付き合った期間は、3ヶ月ぐらいだ。

付き合うきっかけは、出会い系サイト。僕は、ふいに酷く寂しくなってしまう時がある。そんな時に出会い系サイトを使う。ミカコが初めてではなく、高校時代にも何人か知り合った人がいた。それについては、おいおい時間があったら話そう。

ミカコの性格は・・・

いじっぱりでひねくれ者。地元意識のとても強い娘で、自分の育った田舎が大好きのようだ。あまり努力をする事もなく、勉強が出来る娘でもなかった。

この娘とは、メールもほとんどしないし、会う事もほとんどしない。

 

なぜなら、

僕にとって、この娘は嫌いさえ属する女の子なのかも知れないからだ。

 

すぐに意地を張ったりするからメールをしなかったりしても、素直には寂しいと言ってこない。僕はそれを知っているし、それでもメールは送らない。それは彼女がいけないからだと、僕は思っているからだ。

「そんなトコが可愛いじゃん。」「分かっているなら、送ってあげれば良いだろう?」と思うかも知れないが、そんな考えは僕にはない。

僕は、僕を愛してくれていると思われる人が一番であって、僕が愛さないと、愛してくれない人は必要ないからだ。

 

他にも嫌いだと感じる点はある。

ルックスの問題だ。

正直、お世辞でも可愛いと言える顔ではないし、スタイルが言いわけでもない。だから、彼女を連れて街を歩くのは、出来るなら避けたい。

じゃあ、なぜ付き合ったのか?

答えはセックスがしたかったからだ。

ミカコは、付き合わないとセックスはさせないタイプの女の子で、セックスするためには付き合わなければならなかった。可愛くないなら、付き合わなければ良いと考える人もいるでしょう。可愛くない人とセックスをする必要もないと考える人もいるでしょう。僕はセックス自体、好きだし、何より寂しさが埋まれば、ある程度誰でも良かった。

出会い系サイトで出会う以上、可愛い娘なんかに出会えると思っていないし、選んでいたら、絶対に捕まらないだろう。男性が、出会い系サイトで女性を捕まえるのは、非常に難しい事だからだ。確立が悪い。工業高校で、同じ高校の女の子と付き合おうとするようなモノだ。

 

しかし、ミカコに関しては、セックスについても問題がある。

出し惜しみしているのか、恥ずかしいのか分からないが、付き合ってからも、頻繁にはさせてくれない。僕にはマスミがいて、その娘とは、セックスが出来るからまだ良いが、本当にミカコとだけ付き合っている人だったら、1ヶ月もたないで、別れると言ってもおかしくはないぐらいだ。

そのくせ、出かける事が好きなミカコは、何度も出かけたいとせがんでくる。前にも言ったが、ミカコとは街を歩きたくない。それに、セックスもさせないで、ご褒美だけをせがむなんて、犬並みに図々しいと思う。

ミカコの嫌いな点をいくつかあげたが、別れる事は考えていない。別れる理由が特にないからだ。むしろ、たまにセックス出来て、ラッキーぐらいの気持ちがある。それに、意地を張って、メールや電話をしてこないから、とくに構う必要がない分、犬よりはしつけが楽だという点も、別れる必要がないと考える所だ。

 

 

僕の事はこれぐらいにしておこう。

必要な事は必要に応じて、また後で話していくとしよう。

これから専門学校に行き、

いずれは就職して、

きっと結婚なんかもするのだろう。

この二人のどちらと結婚?なんて事は考えていないし、

絶対に嫌だ。

 

専門学校入学当初も、

僕は、

人を愛すると言う事を知りたかった。

そして、愛する人を探していた。