学校生活のはじまり
学校も2日目。
大嫌いな電車に揺られて、学校まで約1時間30分。
ほんとにダルイものだ。
学校に行くと驚き。
なんと不良っぽい可愛い女の子が、学校を辞めたらしい。
ってかね、1日だけってスゴイね・・・。
思わず少し笑ってしまったが。
さて、今日の目標は、クラスに打ち解ける事なのだが・・・。
どうも、この学校の無理矢理人と打ち解けてください的な授業の仕方は、こっちが辛くなるな・・・。
この学校では、憲法やマクロ経済なんかをやるのだが、
憲法は良くても、マクロ経済なんてサッパリ分からないぞ。
ってか、周りを見ても、大体分かってないような・・・。
いや、あくまでそんな表情って事ね。
「全く分からないんだけど、分かる?」
少しなまった口調で話してきた男の人。
名前はたしか・・・
「あ、俺はりょうたって言うんだ、ヨロシクな。」
あ、りょうたって言うんだ。
「こちらこそ!僕はカケって言うんだ。」
こんな感じで専門学校初の友達ゲット。
そして、一度出来てしまえば、後は楽勝。
次から次へと、周りの人と仲良くなった。
仲良くなったメンツは、これもおいおい話の中で紹介して行こう。
男の子の友達は出来たが、女の子とは、なかなか話す機会がないな。僕が初対面が苦手だって言う事もあるし、何より、あれだけ女の子同士で固まられると、下手に接触は出来ない。
この課題は、また次回に持ち越しだな・・・。
・・・
・・・
・・・
友達も出来た学校生活も、1週間ほど立つと、
慣れてきたモノで。
最初楽しいって思っていたが、
何せこの学校、朝は早くて、帰りは遅いときている。
もう飽きて飽きてウンザリした気持ちで毎日を過ごしている。
さて、課題にしていた、女の子との接触。
授業の時、すこし話すぐらい。
あれは会話とは言わないな。
僕のスピーチに近いものがあると自分でも思っている。
しかし、今日の僕は、そんなクラスの女子の事を考えている程、暇じゃなかった。いつもはジュンと帰るのだが、今日は一人で急いで電車に乗った。
途中の駅で降りて、駅の改札を出てすぐの所で携帯電話を見た。
時間は5分前ギリギリセーフだ。
僕は待ち合わせをしている。
相手は当然彼女ではない。
僕は彼女相手に遅れてはいけない等と考えたりはしない。
それどころか、
今の彼女と外に出かける事は無いに等しいぐらいだ。
「ゴメン、待った?」
ありきたりの台詞を言って、アイコが小走りでこっちに来た。