年明け早々から、「PERFECT DAYS」関連でトイレネタに執着しております(笑)

 

 

 

 

 

映画館のトイレ、

新しいシネコンだったら、温水洗浄やそれ以上の機能があって、清潔で、

数も多くて、ゆったりしていて、心地よいのが当たり前。

 

今回はミニシアター中心に

思いつくまま、書かせていただきます。

 

 

① 恵比寿ガーデンシネマ・・一番好きなトイレ

 

 
恵比寿ガーデンプレイスの大規模リニューアルに伴い
ガーデンシネマも2021年3月から翌年の11月まで休館することになりました。
トイレに限らず、ここの内装は大好きなので、休館後にどうなるのか心配で
朝いちばんに入館して、誰もいないトイレの写真を撮ってきたのでした。
(さすがに個室までは撮影しなかったけれど)
 
 
 
幸い、再オープン後も全く変化なくてホッとしました。
 
トイレに限らずロビーもカフェコーナーもシックで洗練されていて
ここに住み着きたいほど好き(笑)
 
 
② ギンレイホール ・・・ トイレに並ぶことも込みでの名画2本立て
 

 

 
いきなり、閉館してしまった名画座を登場させてしまいましたが、
一昨年末に閉館した神楽坂のギンレイホール。
 
ここの女性トイレは10~20人待ちは普通で
多い時には入り口を出て外の道にまで並んでました。
いいとか悪いとかじゃなくて、もう「名物」って感じ。
2本立てで見るから、途中休憩で行かないわけにもいかず・・・
 
 
この階段下がトイレなんですが、降り口のところだけ
見事に手すりが剥げていますね~
なんかこれも懐かしい思い出です。
 
 
③ シネマカリテ・・・ 悪条件でも居心地のよいシネマ
 
ここはNOVAビルという新宿駅の雑居ビルの地下一階の居酒屋を
2012年に改装してできたミニシアターです。
なので、ホールの座席が左右でいびつな配置になっていたり、
映写室がすごく低い位置にあるから、上映中に前を横切れないし、
最初行ったときは驚くのですが、事情がわかれば問題なし。
そしてお客さんは事情がわかってる人ばかりです。
 
トイレも、なんか中途半端な位置にあって、広さも十分ではありません。
 
 
トイレ前の通路もかなり狭いのですが、
空き室には「VACANT」の札が見えるようになっていて
入り口から確認できるので、ストレスなく待てます。
 
ほかにこういう方式ないのかな?と調べたら
これは京都駅のトイレで
空き→〇 使用中→× 
が見えるようになっています。
シネマカリテは〇のかわりに「VACANT」の札があがります。
 
公衆トイレだったら、英語表示は不親切かもしれませんが
ここでは全くOKです。
 
それにしても、居酒屋を映画館に・・・ってかなりの悪条件で、
どう考えても無理っぽいのですが、
スクリーンも(映画館として当初から設計された)武蔵野館よりも見やすいし
ロビー展示や名物の水槽まわりの壁面かざりもいつも楽しみです。
 
 
 
④ イメージフォーラム ・・・作品はいいけれど、ホスピタリティはゼロ
 
 
初めて行ったときにはあまりのひどさに驚いて、
文句ばかり書いてしまいました。
整理券方式のときは、チケットを買って、開場時間までなんと屋外で待たされ、
時間になると、今度は整理券順に並ばされます。
 
今はネット予約できるようになって多少はましになりましたが、
ホールの座席以外には、くつろげる場所も座る場所も、
いや、立ってる場所すらないのです。階段もめっちゃ急だし。
 
そして2スクリーン160人以上収容できる映画館に
女性用トイレが1つか2つしかないとかも、信じられないし。
 
複合施設のなかの映画館だったらこれもありですが、
最初から「映画館」としてデザインされて建てられたというのに
客のことを1ミリも考えていないのが、、、いや、もう尊敬です。
 
 
⑤ シネマライズ ・・・なにもかもがレトロモダンでした
 
ここもすでに閉館した映画館ですが、
↑のイメージフォーラムを書いたブログのなかに
ちょっと登場しています。
 
このアートな外観は「イメージフォーラム」と同じ匂いがしますが、
近未来のとがった感じと大変に居心地のよい懐かしさが同居した
不思議な映画館でした。
 
トイレに限っていうと、
はじめて入った時、フラッシュボタンがなくて、めちゃ探しました。
 
壁のこんな上にありました。
こどもは絶対届かないし・・・(笑)
 
 
 
洗面台もおしゃれなのかボロいのか判断がつきかねる感じ。
いいよね~
ライブハウスに改装後も、うれしいことにこのトイレは残ったそうです。
 
 
⑥ 新文芸坐 ・・・ユーザビリティ高くてむしろびっくり!

 

 
昔地下にあった文芸坐のイメージで行ったら、
想像以上に明るくてきれいでごめんなさい・・・
と、思わず女性用トイレの写真まで撮ってきちゃいました。
女性客少ないのに、こんなに個室あるし、自然光が入ると気持ちがあがりますね。
 
            
 
ここは高層階じゃないから窓を透明にはできないけど、
「見晴らしの良いトイレ」も
映画館では珍しくないです。
 
私が好きなのは、シネリーブル池袋のトイレと
ユナイテッドシネマ豊洲の入場口手前のトイレ。
すごい解放感!オススメです。(画像がないのが残念ですが)
 
 
番外 グリーンハウス ・・・ かつて酒井にあった「世界一と言われた映画館」

1950年代に山形県酒井にあった伝説の映画館で、

酒井大火の火元になって消滅という悲しい結末のためか

あまり取り上げられないのですが、

作品のチョイスに加え、ホスピタリティを重視した経営には驚かされました。

 

女性用トイレをぴかぴかに磨いたり、生花を飾ったり、

美味しいコーヒーを飲めるようにしたり・・・

なんてことを70年前からやっていたんですって!

 

お客に媚びることはしなくていいけれど、

「観たいヤツだけくればいい」っていってるようなミニシアター

見習ってほしいな、と思います。

 

 

 

追記

 

⑦ 新橋文化劇場 ・・・スクリーンの横にトイレ!

 

すでに閉館になったガード下の名画座ですが、

トイレといったら、ここを書かなくては!

 

   

            (画像はネットから)

 

なんとスクリーンの両端にトイレが!

上映中行きたくなったら、みんなに見られるし

光も漏れるし、かなり恥ずかしいですが

まあ生理現象だからお互い様、ということで。

 

ポイントを貯めて1回は無料で見たから、

私も6回以上行ってるはずです。

ブログを始める前だから、記録がないのが残念。