生ビ,いつもハッピー! 世界一周編 -43ページ目

ダッカとバイバイ・バスで国境へ

こうして11日間と言う期間をバングラデシュで過ごし(しかもダッカだけ),パキスタンビザも取得したことだしということでインドに戻ることにした。


ダッカから国境までバス*16時間,国境を越えた後はコルカタまで電車*22時間,それほど長くない道のりだ。


11時発のバス,出発直前にバスの変更を言い渡され,軽くとまどいつつも言われたバスに乗り込むと,オレの席にはすでに人がいた。

ちょうど風呂上りのパジャマ姿で見送りに来てくれたヨーソフ(いつもより少しセクシーに見えた)の指示で他の席に座りとりあえず座席は確保。

不安な滑り出しだ。


11時発のバスはいつものように必要以上のクラクション,無理な追い越し,弱肉強食のドリブル,軽い接触を繰り返し軽快にとばす。

そして,停まる。夜中2時だ。

運転手は運転席で寝だし,いつも掛け声を掛けたりお金を集めたりしている人に至っては運転席の横のスペースを巧みに使い完全に横たわって寝だした。


仮眠かな?でも国境着朝5時なのに,間に合うの??と思いつつも,ま寝とく?みたいな感じで状況を把握せずに寝て数時間。


う,うーん,伸びをしてあたりを見ると,徐々にではあるが白みかけてきている。時間は朝6時だった。

ダッカから国境の町まで6時間。我々の出発は夜11時,到着予定朝5時。

完全に押していた。

どうやら濃霧でフェリーで川が渡れないのでバス全部ストップと言う事で周りを見ると確かに何台かバスがあるように見えた。


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数十メートル先は霧でまったく視界が無い


動かないと言うなら仕方がないということでまた寝て起きたのは昼の12時。

事態は急変していた。

霧が収まりつつある中,バスは一向に動かず,道端はどこから来たのかチャイ屋,菓子屋で軽く盛り上がっている。

なんだこの日常茶飯的な感じは!?と思いつつチャイを一すすり,はぁー,やっぱりチャイうまい!

そして濃霧で気づかなかったのだが,めっちゃ長蛇のバス!


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一枚目の写真と比べていかに霧が濃かったか再認識


チャイした後もまだ動きそうの無いバスの縦列をシカトし読書。

そして2時半。

よーやく,よーやく動き出すバス。そしてフェリー。


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まだうっすらとした霧中,まだまだ続くフェリー待ちのバス


オレの「暗くなる前に着けよぉ」の願い虚しく,運転手の「不必要にも見えるクラクション,不自然な停車,対向車の片輪をわき道へと追いやる強引な追い越し」虚しく,あたりは真っ暗になった。

それでも飛ばすバスでだんだんその状況にも慣れてきて運転手の動作とかをゲーム感覚で楽しんでいたらバスが停車。


アクシデント!アクシデント!!

我々のバスの前には,テールランプが23見え,道路を挟んだ両側にそれぞれペンライトで照らされた人だかりが2つある。


歩いてその1つに近づいき,人だかりの手前で漏れた光に照らされた足元を見ると液体がある。どうやら血のようだった。

人だかりの中心では1人のバングラ人が死んでいた。


もう一つの人だかりの中心にはおそらくこのバングラ人のものであろうリクシャが無残に変形して転がっていた。

バスもしくはトラックの暴走によるものか真っ暗の中でもヘイキでチャリンコこいでたり歩いてたり人かは分からないが死人を見たのはイヤだった・・・。


その後,我々のバスは人だかりを掻き分けながら進み,さっきの事故など見もしなかったかのように飛ばす。


そして国境の町に着いたのは夕方6時。

5時着の予定を実に13時間遅れでの到着だ。


降り立ったバス会社の人に「イミグレーションは6時までだ」と言われたが望みを捨てずリクシャで国境へ。

やっぱり閉まっていたイミグレを確認し,バスの遅れを再度くやしんだ。もう一泊バングラか・・・

リクシャに案内されたこの町一軒という宿泊所には,やはり同様に国境を越えられなかったバス被害者が数多くいた。


こうしてダッカとバイバイしたが,まだバングラにバイバイできずに国境で夜を明かした。



*1:ヨーソフと一緒に旅行代理店を回って安いところで手配。350T(約490円)

*2:徒歩で国境を越え,乗り合いトゥクトゥク30Rs60円)でインド側国境最寄りの駅まで。そこの駅からコルカタのシアルダー駅まで16Rs(約32円)

ダッカの空気

昔ダッカは世界一空気の汚い町としてその名を轟かしていたらしいが,今でも十分汚い。


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排ガスなどのため濁ったように見えるビル群


バングラ人の中には口と鼻に布をあてて歩く人も結構いる。

バングラっ子でもそうしている中,無マスクのオレはダッカに来て間もなく喉をやられ,そのまま風邪を患い,鼻水,咳,タンがとめどなく出続けた日々を過ごした。


そしてこの空気,なぜか目にもくる。

きついぞ!ダッカ

ヨーソフとダーリン

この日ヨーソフに連れて行ってもらったのはNational Botanic Garden

冬になるとシベリアから数多くの渡り鳥がこの植物園の池に集まるそうだ。


ホテルのある地区フォキラポルからの途中でバングラ女性が乗ってきた。

「誰ですか」の質問に「ダーリン」と答えるヨーソフ。

いいんですか?あなた奥さんも子供もいるんでしょ??とは突っ込めなかったオレ。植物園へと向かう。


入場料を払い(もちろんヨーソフが)入園。


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そしてすぐさま手をつなぐヨーソフと‘ダーリン’

いつもは常に隣で案内してくれるヨーソフだが,この日はダーリンに付っきりだ。


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唯一あったお花畑

植物園と言えばカラフルが花々が咲き乱れ,様々な種類の木々の中,鳥が囀っているというイメージを持っているのだが,ここは植物園と言うよりはちょっと大きな公園的な感じだった。


そしてヨーソフがこの植物園に連れてきてくれた目的は,今の時期に来る渡り鳥を見せてくれるためだ。


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そして肩を抱くヨーソフ

でも池には鳥がまったくいなかった。


鳥を諦め,俄然興味があるベンガルタイガーを見に,植物園の隣のダッカ動物園に!


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そして寄り添う二人

植物園にも見えるがこれは動物園だ。


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いたいた!ベンガルタイガー!!


写真うまく撮れねぇ!柵ジャマ!などというベンガルタイガーへの興奮をよそに,ヨーソフの携帯が鳴るたびに不機嫌になっていくダーリン。

そしてそんなダーリンをやさしく包むヨーソフ。


ってだからあなたそれでいいの!?