生ビ,いつもハッピー! 世界一周編 -22ページ目

オマーン入国 余談編

オマーンのアライバルビザを取得し(トルコエアラインに買ってもらった)、荷物を受け取り、さぁ入国ってとこで荷物のX線検査。


かれこれここに来るまでも何回もやってることでなんも気にせずバックパックを通す。

そしてざわめく検査員達。


「これはあなたのですか?」

「そうだよ」

「開けてください、そして中身を全部出してください」


バックパックの一番上に入れておいた未洗濯のおパンツ、Tシャツから順番に中の物を全部出していく。

2人掛りの物色が始まった。


「これは何ですか?」

「それはHDD。パソコンにつなぐやつよ」

「メイドインジャパン?」

「そうだよ」

「いやっはー!メイドインジャパン!」

「・・・」


もう一人を見ると、一番最初に出されたおパンツの端っこを指先でつまみあげているところだった。

そんな汚そうにするなら持たないで!


で、

「これはなんだ?」

「たばこ」

「これは?」

「それはフィルター」


巻たばこに興味をもったようだ。


2人相手にこんなことをやっていると、たばこを詮索していたおっちゃんがたばこ一本を抜き取り、中の部分を掌に出し始めた。

ちょっとちょっと!無駄にしないでよね。


そしてこれだ。

「お前、マリファナ吸うのか?ハシシは?何しにオマーンに来た?ビジネスか?」

「吸わないよ。しかも、来たって言うか、トランジットできなかったから入国するだけなんですけど。ま、強いて言えば観光ですかね」

「そうか、オマーンへようこそ」

わけわからん。


バックパック、そしてパソコンが入った子バックをくまなく調べられ、自分らが見たことないものには興味深々になり、たばこに異様なまでの執着を見せる。

相当麻薬関係を厳しく取り締まっているようだった。


万が一、万が一ふとした拍子に観光客がほっとんどいないここオマーンに来ることがあった場合には、入国時に荷物チェックをくまなくされることを覚えておきましょう!

バンコクからイスタンブールへの道 その四~オマーン入国~

朝6時に4番ゲートへ行き、8時に来いと言われ託児所に戻り読書で時間を潰し、8時に行ったら9時半にまた来いと言われまた託児所に戻って読書し、いい大人が夜通し託児所にいることを不審に思った警備員に職務質問を受け9時半、再々度4番ゲートに来た。


「トルコエアラインの責任者はこの空港内にいる。今すぐ来るから掛けて待っていてください」

を信じたわけではなかったが、やっぱりさらに待つこと1時間半。

ようやく、ようやくトルコエアラインの責任者が現れた。


「元気ですか?」

「あぁ、そこそこね(出発ロビーに閉じ込められて飯も食わずシャワーも浴びれず託児所に入り浸っていたのに元気なはずはない)」


「あなたのフライトはキャンセルされたんです」

「知ってるよ。なんで?」

「15日前には決まっていたんです」

「オレE-チケットとれたよ」

「・・・そうですか」


やっぱりこのE-チケットか!わけもわからない怒りがこみ上げてくる。


「オプションが2つあります。1つは、今日午後5時の便でドバイに飛び、6時間待ってイスタンブールに飛ぶ。もう1つは明日の夜中2:25のフライトでイスタンブールに行く。もちろんそれまでのホテルはこちらで持ちます。どうしますか?わたしは後者をお勧めしますが」

「もちろん後者で!(すげー疲れてるし)」


とにかく休みたかった。寝たかった。


「ホテル代、次のフライトまでの食事代、ホテル空港間の送り迎えはうちでもちます。ただしビザ代だけはそちらでお願いします」

イヤだよ。オマーンに来たのはただのトランジットのためだし、それも持ってよ」

「考えてみます」


こうして、ビザ代もトルコエアラインに持ってもらい、ようやく空港を出たのはちょうどお昼。実に12時間出発ロビーにいたことになる。バンコクのタクシーに乗ってから35時間が経っている計算だ。


思いがけず、オマーン入国。

まったく観光の匂いのない石油採掘国オマーン。

いいぞ!これぞ旅の醍醐味だ!


生ビ,いつもハッピー de 世界一周中 イスタンブールから南下、イスラムの国々を周って気が向いたらちょこっとアフリカ編-P6020083
そして連れてこられたのは四つ星ホテル


生ビ,いつもハッピー de 世界一周中 イスタンブールから南下、イスラムの国々を周って気が向いたらちょこっとアフリカ編-P6020078

しかもドアには‘ビジネスクラス’とある。まぁ!なんてお部屋かしら!

このベッド1つでいつも泊まってる宿の部屋くらいあるのでは?と思うくらい広々そして高級感のある角部屋だ。


このE-チケットめ!なかなかやるじゃん!!


かくして、わたくし、石油で商売してるビジネスマンしかいないようなこの四つ星ホテルに薄汚いバックパックと汚いひげ面でチェックインし、湯船に浸かり、高級そうなシャンプー、石鹸で垢を落とし、バスローブをはおり、部屋にある無料インターネットをつなぎっ放しにし、プールで遊び、朝昼晩と見たこともないような種類のビュッフェを堪能しております。


もう一回フライトキャンセルでもいいなこりゃ。



バンコクからイスタンブールへの道 その参~映画、ターミナル~

ムンバイでは3時間待ち。

もう待ちは飽き飽きだが仕方ない。


国内線ターミナルから国際線ターミナルへと無料シャトルバスで移動し、充電プラグを見つけちょっと充電して映画の続きを見ながら時間を潰す。


出発1時間前から搭乗が始まり、機内ではすかさず映画を見ることができた。

JALさんは離陸してちょっとしてからしか見れないのに、座った途端に映画が見れるなんて!

なかなかやりますな、Jet airwaysさん。

ちなみにCA、国内線も国際線もインド人とは思えないくらい(いや、失敬)ベッピンさん揃いだ。


そしてマスカットに到着。


‘トランジット’と書かれた方に向かい、‘マスカット→イスタンブール’の発券手続きを行う。

この時、時間は24時。

さらにここから2時間半ばかり待たなくてはならない。


時差を含めるとバンコクでタクシーに乗ってからすでに21時間が経過している。かなり眠い。

あと数千円だして1回乗り継ぎのやつにしときゃ良かったかなとか思っていたところ、思いもよらぬ言葉がかかった。


「あなたのフライトはキャンセルされている」

「えぇ!!」


その後1時間くらい空港職員とトルコエアラインの間で電話のやり取りが続いた後、赤い紙が渡され、

「4番出発ゲートに行ってください」と。


行って、先ほど受け取った赤い紙を提出。受け取った空港係員はトランジットの係員に電話、そして抗議を始めた。

「なんでもかんでも4番によこすんじゃねぇ!」


結局、その日のフライトはなし。そしてトルコエアラインの係員が出てくることもなし。

「で、オレはどうすれば?」

「向こうの新館にソファとカーペットがあるからそっちで休んで明日の朝8時にまたここ4番ゲートに来てください」


キャンセルされたフライトはもちろん飛ぶはずもなく、やさしい空港職員の指示の元、しかたなく新館へ行ってそのソファやらカーペットのある場所を探す。

が、ない。

このどこにでもある出発ゲートの椅子、そして足元は当然カーペット。これをソファと呼んじゃダメでしょ!


結局、少しでも安らぎを求めて、端っこにあった託児所ゾーンで、これでもかってばかりに効かされた冷房といつまでも鳴りやまない‘最終搭乗案内’のアナウンスを聞きながら仮眠した。


トム・ハンクス主演の映画‘ターミナル’

まったくその通りを地で行ったオレ。マスカットでターミナル。出発ロビーから出ることを許されず朝を迎えた。