バンコクからイスタンブールへの道 その参~映画、ターミナル~
ムンバイでは3時間待ち。
もう待ちは飽き飽きだが仕方ない。
国内線ターミナルから国際線ターミナルへと無料シャトルバスで移動し、充電プラグを見つけちょっと充電して映画の続きを見ながら時間を潰す。
出発1時間前から搭乗が始まり、機内ではすかさず映画を見ることができた。
JALさんは離陸してちょっとしてからしか見れないのに、座った途端に映画が見れるなんて!
なかなかやりますな、Jet airwaysさん。
ちなみにCA、国内線も国際線もインド人とは思えないくらい(いや、失敬)ベッピンさん揃いだ。
そしてマスカットに到着。
‘トランジット’と書かれた方に向かい、‘マスカット→イスタンブール’の発券手続きを行う。
この時、時間は24時。
さらにここから2時間半ばかり待たなくてはならない。
時差を含めるとバンコクでタクシーに乗ってからすでに21時間が経過している。かなり眠い。
あと数千円だして1回乗り継ぎのやつにしときゃ良かったかなとか思っていたところ、思いもよらぬ言葉がかかった。
「あなたのフライトはキャンセルされている」
「えぇ!!」
その後1時間くらい空港職員とトルコエアラインの間で電話のやり取りが続いた後、赤い紙が渡され、
「4番出発ゲートに行ってください」と。
行って、先ほど受け取った赤い紙を提出。受け取った空港係員はトランジットの係員に電話、そして抗議を始めた。
「なんでもかんでも4番によこすんじゃねぇ!」
結局、その日のフライトはなし。そしてトルコエアラインの係員が出てくることもなし。
「で、オレはどうすれば?」
「向こうの新館にソファとカーペットがあるからそっちで休んで明日の朝8時にまたここ4番ゲートに来てください」
キャンセルされたフライトはもちろん飛ぶはずもなく、やさしい空港職員の指示の元、しかたなく新館へ行ってそのソファやらカーペットのある場所を探す。
が、ない。
このどこにでもある出発ゲートの椅子、そして足元は当然カーペット。これをソファと呼んじゃダメでしょ!
結局、少しでも安らぎを求めて、端っこにあった託児所ゾーンで、これでもかってばかりに効かされた冷房といつまでも鳴りやまない‘最終搭乗案内’のアナウンスを聞きながら仮眠した。
トム・ハンクス主演の映画‘ターミナル’
まったくその通りを地で行ったオレ。マスカットでターミナル。出発ロビーから出ることを許されず朝を迎えた。