オンナのエライ人。
ウメっ!ウメっ!エクレア!エクレア!
というわけで、今日は久しぶりにクリーム系のお菓子を食べる。
おいちい。カスタードクリームがこってり伸びやかに入っておる。
むむうー、ウエストが気になるが、今日は疲れたから甘いものを
食べるのだ。
疲れたといっても、肉体的に疲れているわけではなく、心理的に疲れた。
だから食べていいわけではない。
本日会社のえらい女性。おいらが出社すると、『motoちゃん!ちょっと!』
とたいそうな剣幕で呼ぶ。
『motoちゃん!ちょっとコレ見て!どうなってるの!?』
はあ、毎月得意先から送られてくる暗号ファイルっすね。仕様が変わった
訳でもなさそうですが・・・・どれどれ?
『あなたがいない間、開こうと思っても開かないのよっ!ちょっとどうなってるのっ』
えーと、コレをパスワードに入力してっと・・・・あれ、ちゃんと開くなあ・・・。
『こんなのマニュアルに載ってないじゃない!困るのよっ!わたしが開こうと
したら開かなかったのよっ!!』
マニュアル作ったのわたしじゃないし、それにこれ毎月送られてきて同じ開き方
するのに、メモしなかったんだろか?記憶しなかったんだろか?はて??
取り合えずファイルを開いてあげて、毎月同じ手順で行うデータ加工を
やってもらった。ちらりと彼女を見ると、あれ?固まってる・・・・・・。
視界の片隅からずんずんとこちらに近づいてくるのが分かる。そして目が
ツリ目になってこちらに向かってくるのが分かる。こわいよう。
『motoちゃんっ!ちょっと手が空いたらすぐこっち来て!どうなってるのっ!』
はいっ!すぐ行きます!!ナンでしょうか!?
『このセルの数式が変なのよっ!ちょっとわたしの作ったマニュアル見てっ!』
ははあ、データの内容や意味で理解しているのではなく、セルの列番号で
作業工程をマニュアルに書いているから、列を削除したら全部マニュアルと
実際の列番号がずれてるんだ。
(読んでいる人、分からなかったらエクセルで遊んでみよう)
えっと、コレはC列を削除ってゆうかこのデータ列を削除しなくちゃ駄目なんです。
それとこのセルは文字列になってるから標準にしないと駄目なんです。
あと、クリックしたままEnterキーを押しても数式は実行されないんですよ。
『そんなのマニュアルに書いてないじゃない!あなただけが分かっても
だめなのよっ!本当に困るのよねっ!はあっ、もう本当に・・・・・!!!』
えと、毎回同じ作業をお教えして、そのたびにメモしているのは気づいては
いたんですが、あなたの自作マニュアルの校正まではしていないので、
それについて怒られても、訳がわからないのですが・・・・・。
『もういいわっ!あとは分かるからっ!』
あとはファイルに名前をつけて保存するだけですからね。大丈夫でしょう。
・・・・解放されて良かったワイ。
というわけで、実録!昼間の都心オフィスでの戦い!なのでした。
まあ、戦ったというよりは一方的に戦を仕掛けられて、一方的に和平した
というほうが正しいのだけれど・・・・疲れたよー!だれか癒してー!
おいらもそんなに若くないけれど、あの淑女パワーにはまだまだかなわない、
職場でもひよっこなmotoなのであった。
エクレアくらい、今日はいいじゃんねーーー!プン。
(言い訳にならないか・・・・)
あしたはひー先生の日だ。面白いことはなせるかなーあ。
兄弟交歓。
兄弟の家へ行った。
首都圏とは言えども、駅からえらいこと遠い家。
電車もバスも通っていないような都会の僻地へ来たようだ。
なんだか、兄弟の暖かい笑顔が悲しい。
若いときから家庭を築いている人だからたくましい。
体に障害があるけれど、そんなの気にしている様子もない。
まあ、気にしている暇なんてないのだろう。そう思いたい。
むかしのおいらはその兄弟にとって暴君だった。
正直とんでもなくイヤナ奴だった。
いまさら、どうしてあの時もっと優しくできなかったのかを考えても、
もう過ぎてしまったことなので、心の中で『ごめんね』を唱えて、
ちょっと早いクリスマスプレゼントを渡す。
『わあ、ありがとう!』とありきたりなお礼を言われてまんざらじゃない。
兄弟には幸せになってほしい。十分過ぎるくらい苦労をしている人だから、
余計に幸せになってほしい。そして今手に入れている幸福をもっと充実
させてほしい。
素直な気持ちになると、なぜか涙が出てくる。
そんなに思いつめていることはないのだけれど、涙が落ちてくる。
年取った所為なのか、後ろめたさからなのか、自分の、
どうしようもないところが、人様に大変申し訳ない気分になる。
だから、すこしでも兄弟、両親、親戚に恩返しをするために、
過去を忘れた振りをして元気な姿を見せ続ける。
苦しいときもつらいときも、泥水すする思いをしているときにでも、
おいらは元気な装いを続ける。それが唯一の皆様に対する、
おいらの反省と後悔をこめた姿なのだ。
切ない思いを胸に秘めて、兄弟の家を後にした。
心のどこかでほっとする自分が、殺してしまいたいくらいイヤだ。
ワルクナイヨワクナイ
小躍り、小躍り。
旧家の敷金が若干ながらも返ってくる。嬉しい。
今日のお昼は南国酒家。
母と一緒に5000円のコース。値段相応に美味い。
フカヒレスープなんて久しぶりだし、お肉もとっても柔らかくてよかった。
そして、全額母のおごりだったので、嬉しさ倍増。
この歳になってくると親におごられるってのはなんだか照れくさい。
もうそろそろ親に返してもいい年だろう。そんな年齢になった。
老けたなーーーー。わが親、白髪も見えてきた。なんだか寂しい。
とはいえ、深く考えても仕方のないことなので、いいや。
ところでこの時期になると腕の切り傷がいたい。
昔、病気ナルシストだったときに、誰かのあてつけかのようにつけた
十数本の腕の切り傷。馬鹿みたい。
いまさらかわいそう、大丈夫?なんて言われたくもない。
自分が愚かである烙印だ。
僕はワルクナイヨワクナイ~なんて歌があるけど、確実に当時の
おいらは悪いし(グレテイルというわけではない)、弱い。
今が良くて、強いかといえばそうでもないけど、前ほど駄目な奴でも
ないと思う。
食事をしているときポツリと母が言った。
『そういうふうに考えられるだけでも進歩よね』
くだらない会話のなかで出てきた言葉だけれど、今のおいらには最高の
褒め言葉だ。そう、前ほど馬鹿じゃない。
ちょっと自信を取り戻した、中華料理をつつく冬の昼。