セフレとの会話。
『あんまりmotoを心配させないで☆』
なーんてなことをたまには言う。
ふざけているようで本心。心配したくない。じゃれあっているようにしか
見えないだろうけど。コレ本心。
セフレのあいつが二日酔いらしいので、たまにはこんなことも言う。
つらそうだから、ありきたりだけど心配だから。
あいつからしてみたら、ただのセフレに心配なんてされたくないだろう。
『およよ、心配かけないようにするよ☆』
なーんてことをいけしゃあしゃとあいつは口にする。
本当は心配かけるのは奥さんだけでいいのだろう。
てきとうに取り繕っているのがわかる。
でも、そんなこと言われて嬉しい。楽しい。
いつまで続くのか、この関係。あいつを最後に奪うのはわたしでいたい。
そんなことをあほらしく思ってしまう。
好きになったのが悪い。わかっている。
でもどうしようもなく、あいつのことが気になる。大好きでいる。
離れたくない。そんな願いは子供じみていると分かっているのに。
こんな言葉遊びが続けばいいと、切に思う。
あああ、きょうも眠れそうにない。
いいたいこと。
あの人から連絡があった。
仕事がひと段落したんだって。
よかったね。
こちらは相変わらず上司とうまくいかず、
散々だよ。
そう、何も書くことがないのだよ。
薬もあんまり効いてこない。
引越し作業がんばってね。だって。
うん、がんばる。知り合いも手伝ってくれる予定。
焼肉おごる約束したよ。
言いたいことは沢山あるけど、
もう寝るんだ。
おやすみなさい。
妻子もち。
セフレからメールが来た。
『メールの返事が遅くなったり、電話に出られなくて、ごめんね』
なにか、気が向いたの?どうしたの?
あなたがあやまるのはいつものテだから騙されない。
あやまるくらいなら逢ってよ。わたしのために時間を作ってよ。
『motoに会うべく時間調整するね☆』
できるもんならしてみてよ。やって証明してよ。
いつもいつもそんなことばかり。待つココロを考えてよ。
『やってよ』ばかりで自分からはなにも工夫しない。
会うための工夫をしない。気持ちよく生活するための工夫をしない。
何をすればいいのだろう。どうやったらもっともっと会えるのだろう。
テがない。工夫も出来ない。妻子ある身なんだし。家庭あるし。
わたしが家庭を作ればあいつの気持ちが分かるのだろうか。
わたしは女だから、浮気するダンナの妻の気持ちなら、
分かるかもしれない。思い知らされるかもしれない。
因果応報とはよく言ったもんだ。しかし、もとちゃんの一件があるから
今度はわたしが浮気するかもしれない。裏切るかもしれない。
あいつが家族から見放されることを心配しつつも期待している
とてもイヤナ自分がいる。認識している。
ひー先生にはこんなこと話せないなー。今のところ唯一の秘密。
あいつにもっと早く出会いたかったな。
いまさら遅いけど、切にそう思う。本気にしたら苦しむだけだと
分かっているのに、あいつはわたしのこと、セフレだとしか思ってないのに。
分かっているから、余計に苦しいのかもしれない。