【質問】 海南島のヨハネさんに質問です。
神様が本当に公平な存在であるんなら、必ずしもキリストを信じてなくても良いんじゃないですか？
人を恨まず愛すればいいんじゃないですか？
そうじゃないと不公平のように感じます。
例えばアジアではキリスト教は受け入れられづらいのではないかと思いますし、無神論がはびこっているなかで神様を信じるのはなかなか難しいと思います。
それに比べて、アメリカでは生まれたときからクリスチャンという人も多いですし。
【回答】海南島のヨハネです。質問を感謝します。
神様は公平かの質問ですが、先ず日本人の言う神様は殆ど概念の神様と思っています。
神と名付けられた霊や歴史上の人物と、天地創造の神…絶対神とは、区別しないと話しに為らないと感じます。
日本人は、子供のお話の神を成人になっても引きずっているようです。
例えば、「神がいれば戦争や悲しみが無いはずだ」とか、「人間は悪い事をしないはずだ」とか、一体誰がこんな事を言い出したのでしょうか。
公平についても同じです。
何に対して公平なのか、公平に愛する事なのか、公平に取り扱う事なのか、公平に求める事なのか。
あなたの言わんとしている事は、公平な神なら別に何を信じても、又、信じなくても良いではないか…の意見の様ですが、そうでは無いですね。
人を恨まず愛する事は、簡単には出来ませんね。ましてや、神の要求するレベルはとても無理です。
人類史上何千年掛けて、神様は悪の性質から人間を救い出す方法を作られました。キリスト教では、キリストが救い主と信じる方法で…だから難行苦行は必要ないのです。
神様は、自分の命を捨てる程に人間一人一人を愛されています。
だから愛においては公平と云えます。
しかし取り扱いは全部違います。
王様に生まれた人からは、それなりを求められますし、貧民からもそれなりに求められます。
どちらが幸せは無いですね。
私は現在中国に住んでいますが、唯物論で幼少から叩き込まれた学生が大勢キリストを信じています。
中国のクリスチャンは７千万とも一億とも言われています。
日本とは人口比でも比較にならないですね。
それは日本に無神論者が多いからでは無く、神の業…不思議奇蹟が少ないからでしょう。
神の奇蹟を体験すると、無神論者ほど容易に神を信じる様ですよ。
生まれた時からのクリスチャンはいないでしょうが、生まれた時からのクリスチャン家庭はありますね。
公平の問題は奥が深く、古い信者でも神に聞いていますよ。
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