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(読み直してわかりにくい部分があったので、写真差し替えたりした後で、午前1時に再アップいたしました)

 

今回、「相乗効果で良くなろう」ということで2冊一緒にお使いください!ということで拙著の宣伝から始めさせて頂きます(すいません<(_ _)>)

その記事の流れの中で、後半部にタイトルに書いたことについて述べさせて頂きます、記事の最後までお付き合い頂ければ幸いです。

さて、相乗効果で良くなろう!と言えば・・・

 

間違えました(笑)正面衝突じゃなくて、相乗効果を謳ってる曲というと・・・

 

こっちですね。でもサラスのギターに乗って歌っている稲葉もすごくいいなあと思います(^^)

 

以下宣伝

アマゾンの五本毛眼鏡の著者ページはこちらから

https://www.amazon.co.jp/-/e/B078NDL7D7

 

 

「作業のルール」は5年の図形の範囲以降~6年にかけて条件を生かした作業を身に着けて図形を入試レベル(上位校、難関校を見据えて)に仕上げていくための本です。(例えば5年の比を扱わない図形の範囲が終われば、19番あたりまでは是非挑戦して頂きたい内容になっております。)

 

https://ameblo.jp/kaihoudendousi/entry-12374566551.html

https://ameblo.jp/kaihoudendousi/entry-12375085997.html

https://ameblo.jp/kaihoudendousi/entry-12375775055.html

 

「作業のルール」に書いてある内容を使って、今年の上位校、難関校を中心に入試問題を解く企画始めています。第1弾は鷗友2次です、第2弾は洗足2次、第3弾は中大附2次です。よろしければご覧になってください。

 

 

https://ameblo.jp/kaihoudendousi/entry-12376072353.html

https://ameblo.jp/kaihoudendousi/entry-12376134623.html

また同じく「作業のルール」や「思考のルール」に書いた内容に基づいて「早慶を狙っていくためには」的な記事も書きました。こちらも併せてご覧頂ければ、と思います。

 

 

「思考のルール」は5年の比の範囲以降、比を使うあらゆる分野で比を共通のルーチンで使いこなして(上位校、難関校レベルに対応して)いくための本です。

 

 

ご興味持って頂けたら、手にとって頂ければ、と思います。よろしくお願いいたします<(_ _)>

 

以上宣伝でした。すみません。<(_ _)>

 

で、「相乗効果で良くなろう」というのは、2冊お使いいただくことによって、

「思考のルール」でまずその問題で言える比を見つけて、その後ルーチンに乗せて解いていく問題を練習する→「作業のルール」で補助線を引いて高さの等しい三角形や相似な三角形を作って解く問題の際に、「問題のとっかかりになる比の考え方につながるような補助線をより高い確率で心がけられるようになる」

 

という効果が期待できるということです。そういった思考のつながりが生み出されることにより、効果的な補助線の引き方もよりひらめきやすくなるのでは、ということです。

 

タイトルの後半に関してですが、今年早稲田中学の1次の大問2のいくつかある図形問題のひとつにこういった感じで解く問題が出題されました。台形の柱に水が入っていて、その置き方を変えた時に、(水の量は一定なので)高さと底面積は逆比になり、今の高さ:置き方変えた後の高さ=64:75から、今の底面積、置き方変えた後の底面積=75:64となって、置き方変えた後の台形の柱状に水が入っている状態で台形の面積が20.48c㎡とわかり、ただしその状態で台形の上底も高さも両方わからないから逆算することは出来ない、(求めたいのはその台形の高さ)その状況を打破するのに補助線を引いて考えることの出来る問題です。赤で書いたのが、自分が解く上で書き足した補助線だったり書き込みです。

 

 

 

「リボン形じゃない方の」相似な三角形の組み合わせを補助線で作って解くやつです。(このブログで「たけのこの里」って言ってるパターンのチョコの部分と全体の部分が相似な図形になるバージョンですね(笑))

 

この補助線のひき方も「台形」を生かす引き方(台形の図形のビジュアル)というだけでこの補助線を思いつくのは難しいかもしれませんが、

「比の考え方に結びつくような」線の引き方、というアプローチが加わることで思いつきやすくなるのでは、と思います。

 

とは言えこの問題の補助線の引き方が(勿論この補助線の引き方をする問題を、他の学校でも出題している例はありますので、そういったのを経験すれば「ああ、あれか」ってことで思いつく可能性はあると思いますが)ともすれば難しく感じる理由というのは、「面積比」→「相似比」というコースをたどる、ということなのかな、と思います。「相似比」→「面積比」をたどる問題が多いわけで、むしろ逆の流れだ、ということです。

 

ここでようやく記事のタイトルに行き着きますが(苦笑)こういう逆転の発想的なことは狙われやすいです。(逆に言うと、逆転の発想が鍛えられるだけで、随分発想力は広げられると思います。)なので、最初に紹介した拙著2冊でも各問題の解説の中でそういった頭の使い方についても意識して言及するようにしています。例えばこのブログでよく書いていますが、ア+ウ=イ+ウ→ア=イを思いつくのはたやすいけど、 ア=イからア+ウ=イ+ウと持っていくのは簡単とまでは言えない、そういった力を意識して鍛えていけばいいというように問題を解くポイントとして挙げていく、ということです。

 

逆転の発想を鍛えるためにも、集団塾の体系的なカリキュラムをしっかり利用して、まず元とすべき知識はしっかりインプットしていくことが大事です。そしてそのインプットしたものを(逆が言える場合に)逆転の発想で使っていけるように鍛えていけばいいわけです。塾のカリキュラムを通して、塾のテキストを通してゴホンゲもそういったことを意識的に取り組んでいきたいと思います。頑張ります、頑張りましょう( `ー´)ノ