回避依存症を少食で克服する方法【腸内細菌を整える】

 

 

回避依存症の人の場合、脳内のGABAやセロトニンといった
鎮静系神経伝達物質の働きが弱体化している可能性が濃厚
です。


というのも、セロトニン、特にGABAという神経伝達物質が適切に上昇
していれば、慢性的な不安に襲われることはないためです。

 

対人緊張の強い不安障害の人に
ベンゾジアゼピン抗不安薬が処方されるのはこのためで、
GABAを増やす作用機序を持っています。

 

 

少食にすると腸内環境が整えられるので、
GABAが上昇しやすくなります。

 

 

科学的根拠は現行のサイエンスの世界ではあるわけではありませんが、
少食法の効果の解明は次世代のサイエンスの世界の話になることでしょう。
しかし、実践者は経験的に理解しているはずです。

 

 

少食にするほど

胃腸が休まるので、腸内環境を整えることができることはわかっています。
空腹時間が長いほど腸内細菌は活性化します。[1]
又、
ミトコンドリアも活性化するので、
回避依存症の人に見られるうつ状態や不安状態を撃退しやすくなります。[2]

 

 

不安や恐怖、そして、うつで悩んでいる人では
腸内細菌も乱れており、
ミトコンドリアが不活性化しているという
数々のエビデンスが傍証としてお披露目されるようになっているのです。

 

 

”腸にはGABA受容体が存在しており、
腸の方のGABA受容体が活性化すれば脳内のGABA受容体にもフィードバックが
迷走神経を通じていくので、
脳内のGABAレベルの上昇にも貢献することがわかってきました。(腸脳相関)”

 

 

食事を少食にし、かつ、お腹を動かす運動法、呼吸法を行うと
回避依存症の人の抱える果てしない不安を大幅に改善できるわけです。

 

 

少食のほど胃腸は空になるのでお腹が引っ込み、
これらのエクササイズや呼吸法の効果は強力になります。

 

又、
便秘も改善されるほど腹圧がかかるようになる=腹筋に力がこもるので、
吐く息が強くなり、性格も逞しくなっていくわけです。
 


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少食の方法:

 

A:1日3食食べている人は朝だけは飲み物だけにする

B:1日3食食べている人は朝は何も食べない(1日2食にする)

C:3食食べていても間食を止める

 

D:週に数回朝昼は抜き、夜のみ食べる日を設ける(≒1日1食にする場合、1食分の食事はきちんとしたモノを食べてください。)

 

※固形物を取らないだけでも胃腸は休まるので少食が難しい人は1食分を飲み物だけにする方法を取っても良い




註:少食にすると慣れるまで、便秘が続くことがあります。
そのような人は三保製薬のスイマグを就寝前の空腹時に水と一緒に摂取することをおススメします。
腸を空にするのに物凄く効果があります。

 

 

少食にする場合、クオリティの高い(栄養価の高い食品)を食べるようにします。
1日1食にしたが、その1食はジャンクフードというやり方ではだめなのでご注意ください。

 

なるべく精白されていない穀物、有機野菜(水煮パックや冷凍野菜ではない)を食べるよう
にします。

そして、難しいようであれば1日2食を推奨します。
2食であれば1食のように食べ物のクオリティーを考える必要はなく、
好きなモノを食べて構いません。

 

 

 

私の場合、1日1食だろうが2日に1食だろうが食欲をほぼ完ぺきなレベルで

コントロールできる体になっているため、
精神的苦痛は一切なく、

毎日30~40kgの重りを背負って歩く。
ウェイトトレーニング、
自重トレーニングを
繰り返していますが
筋力は増強され、体の柔軟性(アウターマッスル、インナーマッスル)は
高まり、筋肉で体重が増えています。

 

 

しかし、精神が不安定であった頃、
回避依存症各種の心の問題を抱えていた時期は
過食になったり、意味不明なジャンクフードや砂糖菓子をよく食べていました。
しかも、底なしの食欲でいくら食べても満腹にならず、
同時に食えど喰えども体重は増えなかった。

 

 

食のコントロールは

感情コントロールの力とは
正比例の関係にありますので、
精神的ストレスにならないように無理はされないでください。

 

 

 

■:感情が安定している人に食欲のコントロールは容易なのですが、
■:感情が不安定な状態の人は食欲コントロールは難しくなるのです。

 

 

 

精神的な心構えとしては
「こんなことはいつでも止められる!」
キツイときに自分に言い聞かせるようにすると良いです。

 

 

食習慣の改善も回避依存症を治すのに非常に重要です。
 

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サプリメントを用いた克服の方法も効果的です。
しかし、食事も同時に正すことが肝要です。

 

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(参考文献:)

[1]:https://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/8560
[2]:https://www.kanazawa-med.ac.jp/~hospital/2012/07/20127.html