(最終更新日:2023/06/19)

回避依存症の治し方【Ver2.0】
 

 

✅回避依存症の治し方の”総まとめ”を今回書いていきます。

 

基本的な方法で、こんなもので効果があるのか疑問を覚える方も
少なくないかとは思いますが、私自身、絶大なベネフィットを実感している
方法
です。(この方法は女性にも男性にもドラマチックな効果が期待できます)

 

 

それでは、以下、解説していきます。↓
 


↑当ブログ記事の解説動画の方を作成しました。

 

 

✅:回避依存症の治し方(総まとめ)

 

 

⑴:運動の習慣をつける

運動の習慣は回避依存症を治すのに非常に有効です。

回避依存症の損害回避傾向は元々、脳の機能によって産み出される
現象でそういう”性格”、”考え方の癖”が存在するわけでは実はありません。

 

運動は脳の機能、特に認知機能を強化する働きがあるので
実際に回避依存症を克服するのに効果があります。

 

 

有酸素運動、筋トレ、ヨガ等がおススメです。

運動が脳機能強化に効くというのは都市伝説ではなく、
科学的に証明された”列記とした事実”
です。[1]


探求される方は下記のサイトで調べられてみてください。
↓↓↓↓

https://scholar.google.com/

 

↑↑↑↑↑↑
運動が脳機能(≒心)の安定強化に高く機能するという査読済み論文は数多く存在しております。

 

(関連:)
〇回避依存症の克服に効果的な運動について【最新版】

 

 

 

 

⑵:サプリメントの摂取


回避依存症を治すのにサプリの摂取は有効です。
 
✅特に抗不安作用を持つGABA(γアミノ酪酸)という
神経伝達物質を増やすことがその要諦
です。

回避依存症のような不安が強い人にベンゾジアゼピン系抗不安薬が処方される理由は、
脳内のGABAレベルを上昇させるためです。
 
特に効果的なサプリメントは、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ビタミンB6(ピリドキシン)
亜鉛です。[2]
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 

 
理由はこの2種のサプリメント(栄養素)はGABAを生成(合成)するのに
必要不可欠
だからで、これもまた都市伝説の類ではなく、
科学的な裏付けが存在する常識的知識です。




私のYouTubeのサブチャンネル(←クリックできます)にて
サプリメントに関して解説しております。

(幣チャンネルの動画では回避依存症と銘打っておりませんが、
回避依存症(感情系のトラブル)にも当然ながら十分に機能するはずです)

 

(関連:)
回避依存症に効くサプリメント(まとめ)

 

 

 

 

⑶:食べ物(食事)を正す

✅食べ物は精製(精白)されていないモノをよく食べるようにします。

精製された食品はビタミン、ミネラル、食物繊維などの微量栄養素が
圧倒的に欠乏しております。
 
 
この種の食品ばかりを食べていると、
脳の機能に有害で、認知機能を低下させることが分かっています。
認知機能が低下しますと、

余計に感情コントロールができなくなり、
些細なことで傷ついてしまったり、
物怖じしやすくなったりするのです。
 
 
さらには人工甘味料や食品添加物を我々現代人は1日に200種類以上摂取
していると言われており、
EU(西ヨーロッパ)圏では規制がますます厳しくなる一方、
東アジア特に日本では年々規制が緩和され、
酷くなる一方なのです。
(日本は食品添加物のゴミ捨て場のような状況になっております)
 

こういう国に我々は住んでいるという自覚を持つことが非常に重要です。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
食べ物には不安を増強させるもの、
不安を減らすモノ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
など山ほどあります。

人は食べ物のお化けなので、
食べ物は基礎的なモノとして回避依存症を克服するのに非常に大切になります。
(関連:)

 

 

 

⑷:マインドフルネス瞑想の習慣をつける

✅マインドフルネス瞑想は難しいモノではなく、
一つの対象に意識を固定し集中し続ける作業の事
をいいます。

 

座禅や瞑想は⑴の運動と併用すると
非常に深いリラクゼーションを得ることができるようになります。

 


"そのリラクゼーション効果は
計り知れないレベルのモノであり、
この次元のリラックスを味わった人は物欲(食欲、性欲等)からのそれなどバカバカしいと思えるほどのモノです。"[3]

 

さらには、

脳を鍛え強化する効果があり、
ある研究では、
瞑想習慣を持つ人では、"明確に"
感情コントロール能力の高さ
注意集中力の高さを示しておりました。

 

 

「瞑想とは何か?」

意味わからない!という人は、
自分の体の動きを徹底的に止めて(あたかもそこに存在しないかのように気配を消すイメージ。
自分が無生物の例えばインテリアにでもなったのかのように。)
で呼吸の数を数えるだけで良い
のです。

 

 

このプロセスを毎日1回5分だけ
続けるだけで集中力は確実に強化されます。
運動と併用することで日々筋肉を柔軟に保っていくことが瞑想のコツです。



(※殆ど知られていない事実です)

ただし、瞑想を深くするために最も重要なことは事前に十分に柔軟な筋肉を獲得しておくことですので、
毎日の運動習慣(ヨガ等)をきちんと実行しておくことが肝要です。

筋肉が硬化した、いわゆる運動不足の状態のまま瞑想を行おうとしても上手くいきません。

 

(関連:)
回避依存症の克服に有効な瞑想法について:

 

 

 

 

⑸:呼吸法の実行


✅回避依存症のように、うつ傾向が強く、不安や恐怖の感情に苦しむ人では
例外なく、「みぞおち」と「お腹」が硬く
なっています。

”アグニ・プラサーラナ”という呼吸法は「お腹」と「みぞおち」の筋肉の拘縮を緩める
作用
があります。

1セット50回を数セット起床後、就寝前に行うと良いです。

註:お腹を激しく凹ませることになりますので、必ず空腹時に行うようにされてください。
食後4時間は置いた方が良いので、起床後や就寝前がおススメです。
 
(関連:)
〇回避依存症の克服に効果的な呼吸法について:

 

 


そして、この呼吸法はお腹を大きく動かすので、
腸に存在するセロトニン受容体やGABA受容体を刺激し
活性化させます。

 

腸に存在するこれらの受容体が活性化されると迷走神経を通じ、
脳内のセロトニン受容体、GABA受容体の活動を高めることが
近年の研究によりわかっています。

腸内細菌叢(腸内フローラ)も無論、
このプロセスに密接に関与します。[4]

なお、

実は脳神経よりも腸(≒体)の方の
セロトニン受容体、GABA受容体の方が数が遥かに多い
ことも
わかっています。

 
 
✅「みぞおち」と「お腹」が硬いのと
精神不安定は完全比例関係になる
ことは
覚えておいてください。


この部位が柔軟であれば、
精神は非常に安定するのです。(≒呼吸が非常に深くなるため)
 
時間がある時に腹筋エクササイズを行うのも非常に有用です。

 

 

 

⑹:あまりに酷い場合はクスリの摂取を検討する(*自己責任で)


あまりに症状が酷い場合は回避依存症でも
一時的にクスリを処方してもらい摂取すると
気持ちは楽になるはずです。
 
 
昔の私の外国人のガールフレンドは
この方法で命を救われたと言っています。
 

 

昨今、この分野に対する批判が非常に高まっておりますが、
全部が全部悪いわけではないと私は考えております。
(ケースバイケースと言う事で、白黒で論じることは本当はできない)

 

⑺:考えている暇のない忙しい生活の実践(≒生活を瞑想とする)

 
✅考えている暇があるほど人の心は不安定になり、
忙しいほど心は安定します。
 
 
仕事が忙しい時の方が一日があっという間に過ぎ去り、
充実感に満ち溢れていることを多くの人は
実感しているはずです。
 
 
 
忙しい暇のない生活は瞑想のようなモノで、
精神安定に非常に効果があります。
 
 
「忙しいときほど仕事が進む」という人が多いのはこのためです。


したがって、回避依存症の治し方の多くの人が見落としている
盲点になっています。
 

 

"暇が多い生活は元気な人を怒りっぽくしたり、
うつ気味にしたりします。
何かの活動に従事し常に自分に刺激を与えていないと
人間は正気を保つのは非常に難しいのです。"

 

 

 

独居房に入れられると
発狂する囚人が多いのは
このためです。

 

忙しく考えている暇のない生活は瞑想のようなモノなのです。

 

 

まとめ

 

回避依存症の治し方を並べましたが、

✅これら⑴⑵⑶⑷⑸⑹⑺を同時進行で
総合的に実行するとまず間違いなく改善し、
回避依存症も治るはず
です。

 

この方法でも無理の場合、

私にご相談頂ければと思います。
(相談は上部メニューバーからどうぞ)

 

 



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(参考文献:)
[1]:https://today.duke.edu/2000/09/exercise922.html
[2]:https://www.mygenefood.com/genes/sleep-genes/gad1/

[3]:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15534199/
[4]:https://academic.oup.com/nutritionreviews/article/76/7/481/4985887