最後は、テート美術館とナショナル・ギャラリーで仕入れてきたハガキです乙女のトキメキ


まず、テート美術館から。


John William Waterhouse
'The Lady of Shalott'
1888
Oil on canvas 153×200
Tate Britain
風景写真 カメラ1

有名なこの絵は、実物にもハガキにも人だかりがしてました。
アーサー王物語のシャーロットの姫君だと思います。


J M W Turner
'Study of Fish : Two Tench, a Trout and a Perch'
c.1822-24
Pencil and watercolour 27.5×47
Tate Britain
風景写真 レンズ1

この絵、ターナーなんです。びっくり〜〜 目
日本画かと思っちゃった。
テート美術館には、彼のコレクションだけでなく、デスマスクまであってぶっ飛びました汗


Salvador Dali
'Lobster Telephone'
1936
Mixed Media, including steel, plaster, rubber, resin and paper
17.8×33×17.8
Tate Britain
風景写真 レンズ2

実物は、これ以上に変でした汗


Marcel Broodthaers
'Casserole and Closed Mussels'
1964
Mussell shells, partly painted with polyester resin, in painted iron casserole
30.5×27.9×24.8
Tate Britain
風景写真 レンズ3

実物は、もっと美味しそうでした汗


Rene Magritte
'The Future of Statues'
1937
Oil on plaster 33×16.5×20.3
Tate Britain
風景写真 レンズ4

マグリットの立体作品を見たのは初めて。

そして、とっておきの一枚です乙女のトキメキ


Richard Dadd
'The Fairy Feller's Master-Stroke'
1855-64
Oil on canvas 54×39.4
Tate Britain
風景写真 レンズ5

作者のリチャード・ダッドは幻視家で、特に妖精を見る能力に優れていました。(精神を病んでいたので、との解釈もあるようですが)
この絵は、彼が妖精たちを描いたうちの一枚、《お伽の樵の入神の一撃》。
10年の月日をかけ、カンヴァスの中はびっしり描きこみがなされていますが、ただ一か所、樵の振りあげたハンマーだけは、未着色のまま残されています。


ナショナル・ギャラリーのハガキもどうぞ。


Henri Rousseau
'Tropical Storm with a Tiger'
Canvas 129.8×161.9
National Gallery
風景写真 レンズ1

うーん…
実物はもっと迫力があるんですよぅ汗


Bartolome Esteban Murillo
'A Peasant Boy leaning on a Sill'
Canvas 52×38.5
National Gallery
風景写真 レンズ2

薄暗い片隅にひっそりかかっていたのですが、少年の表情はそこさえ明るく見せていました。
ああっ、このハガキじゃ物足りないです!
もっともっとすてきな表情をしていたのに〜〜えーん


美術館や博物館を見ていて思ったこと。
防火・防犯システムはさておいて、耐震対策がほとんどされていないです。
見ているだけでどきどきするような、水晶から削りだした大皿が、無造作に高台の上に置いてある…
見たところ固定してあるでもないし、日本じゃ考えられないことだなー、としみじみしてしまいました。
(地震のない国というのが、いまいちピンとこないです汗


テート美術館 →

【ロンドン : テート美術館】



ナショナル・ギャラリー(ロンドン)→

【ロンドン : ナショナル・ギャラリー】


・テーマ「イギリス」の記事一覧 →


この方々、とても澄んだ美しい歌声で、寝る前に聴きながら癒されているの~

日本に来た事があったとは知らなかった(^▽^;)

良かったら聴いてみてねо(ж>▽<)y☆


【ケルティック・ウーマン@平等院音舞台 ①】


【ケルティック・ウーマン@平等院音舞台 ②】

ケルティック・ウーマン →
(ユニバーサル ミュージック ジャパン公式サイト)
ケルティック・ウーマン(Wikipedia)→

玉響 〜たまゆら〜 →
(えちこちゃんのブログ)

・テーマ「音楽」の記事一覧 →
『11ぴきのねこ』と暮らすMiwaちゃんから
にゃんこのポストカードが届きましたキラキラ
どうもありがとう〜!ピンクハート


そごう神戸店
『岩合光昭写真展「ねこの京都」』(2018年)
岩合光昭


寒中お見舞い申し上げます〜ハート

1月2日から三宮そごうで岩合さんの写真展をしてたので、行っちゃいましたニコニコ
京都の "はんなり" 感ただよう、にゃんこが多かったかな。
このフォト!良いでしょ。
お坊さんとツーショットって、乙女のトキメキス・テ・キ乙女のトキメキ
舞妓さんとのツーショットもあったけど、こっちのハガキを送ります〜。


2
(舞妓さんとの写真は、こちらかな?)

『岩合光昭写真展「ねこの京都」』
◆2018年1月2日(火)-10日(水)
 そごう神戸店 本館9階 催会場
(現・神戸阪急

・岩合光昭オフィシャルサイト →
・Twitter →



『ワタシのイチ押し』 関連記事
・『岩合光昭写真展「ねこの京都」』②(2018年)


【岩合さんにインタビュー : ねこの京都】


・テーマ「写真」の記事一覧 →
名古屋 松坂屋美術館
『ミュシャ展 〜運命の女たち〜』(2017-18年)

風景写真 カメラ1


2018年最初の美術鑑賞は、
アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)ピンクハート
彼が描いた女性像(初恋の相手や女優サラ・ベルナール、
彼の娘ヤロスラヴァなどなど)がメインです。

展示構成は、
・Ⅰ 幼少期 芸術のはじまり
・Ⅱ パリ 人生の絶頂期
・Ⅲ アメリカ 新たな道の発見
・Ⅳ 故郷への帰還と祖国に捧げた作品群
(油彩、リトグラフ、素描、挿絵など129点+写真資料21点)


ミュシャの祖国チェコ在住の
チマル家のコレクションがまたまた来日〜キラキラ
今回初めて見るかも?というものもあったので、
それらのポストカードを中心に展示作品を紹介しますね。
(すべて、Ⅱ章の「パリ時代」の作品です。
偏っちゃってごめんなさいタラー


アルフォンス・ミュシャ
カレンダー《ビスケット・ルフェーブル=ウティール》
リトグラフ 1896年
チマル・コレクション
風景写真 レンズ1

ルフェーブル=ウティール社の
ビスケットのCM入り(その1)。


こちらの《四季》↓は見たことないかも…


アルフォンス・ミュシャ
カレンダー《四季 : 春(ショコラ・マッソン社)》(部分)
リトグラフ 1896年
チマル・コレクション
風景写真 レンズ2


アルフォンス・ミュシャ
カレンダー《四季 : 夏(ショコラ・マッソン社)》(部分)
リトグラフ 1896年
チマル・コレクション
風景写真 レンズ3


アルフォンス・ミュシャ
カレンダー《四季 : 秋(ショコラ・マッソン社)》(部分)
リトグラフ 1896年
チマル・コレクション
風景写真 レンズ4


アルフォンス・ミュシャ
カレンダー《四季 : 冬(ショコラ・マッソン社)》(部分)
リトグラフ 1896年
チマル・コレクション
風景写真 レンズ5


このお皿バージョン↓も見たことないかも…


アルフォンス・ミュシャ
装飾皿《ビザンティン風の頭部 : ブルネット》(右)
装飾皿《ビザンティン風の頭部 : ブロンド》(左)
金属板にカラーリトグラフによるエナメル塗装
1898年
チマル・コレクション
風景写真 レンズ6


アルフォンス・ミュシャ
挿絵《『愚者』(雑誌『フィガロ』所収)の別丁中扉》
リトグラフ 1897年
チマル・コレクション
風景写真 レンズ7

本の挿絵も来てますよ。


そして、おおっ!目となったのが、こちら↓


アルフォンス・ミュシャ
連作装飾パネル《四季 : 春》
リトグラフ 1900年
チマル・コレクション
風景写真 レンズ8

リトグラフにしてはなんだか色目が違う〜と思ったら、
なんと繻子(しゅす)に印刷してあるのだそう!
カードは《春》だけで残念ですが、
豪華な一品でございましたキラキラ


それと、こちら↓も今回の目玉。。。


アルフォンス・ミュシャ
連作装飾パネル《果物(ホーム=デコ社)》
リトグラフ 1894年
チマル・コレクション
風景写真 レンズ9

ぱっと見、ミュシャの作品とはわかりにくーいタラー
ほかに《花》《狩り》《魚釣り》のパネルが一緒に展示されてます。
このシリーズは世界に数点しか残っておらず、
4点一度に並ぶのは初めて!?とのことです 目


アルフォンス・ミュシャ
ポストカード《遠い国の姫君に扮するサラ・ベルナール(ルフェーブル=ウティール社)》
リトグラフ 1904年
チマル・コレクション
風景写真 レンズ10

ルフェーブル=ウティール社の
ビスケットのCM入り(その2)。
1896年作の同社のCMカレンダー(その1)と違うのは、
ビスケットがどこにも描かれていないこと。
それでも買って食べてみたい気分にさせるところが、
ミュシャの絵の素晴らしさですなキラキラ


「チマル・コレクション」は地味め、渋めの作品が多いです。。。
でも、玄人好みのファンの方々には存分に楽しめる内容になってますよんグッ


『ミュシャ展 〜運命の女たち〜』
◆2017年12月23日(土・祝)-2018年2月18日(日)
 松坂屋美術館(名古屋)
・Twitter →
・Facebook →
ひろしま美術館福岡アジア美術館静岡市美術館鹿児島市立美術館に回ります)


松坂屋美術館 →
(名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館7階)

・テーマ「アール・ヌーヴォー」の記事一覧 →
名古屋市美術館
『シャガール展 三次元の世界 ~キャンヴァスから飛び出す恋人や動物たち~』(2017-18年)



昨年、最後に見たのがこちら。
マルク・シャガール(1887-1985)は画家・版画家なだけでなく、陶芸家・彫刻家でもあったんですよキラキラ
この展覧会では、彼の絵画・版画・陶芸・彫刻をまとめて楽しむことができます音符

展示構成は、
・絵画から彫刻へ―《誕生日》をめぐって
・空間への意識―アヴァンギャルドの影響
・穿たれた形―陶器における研究
・平面と立体の境界
・立体への志向
(絵画95点、版画16点、陶芸16点、彫刻46点)


それでは、ワタシのお気に入り作品を。。。
今回、お子さま向けのJunior Guideがとても素敵だったので、併せてご紹介しまーすニコニコ


◆ 絵画から彫刻へ―《誕生日》をめぐって

マルク・シャガール
《誕生日》
キャンバスに油彩 1923年 81×100.3
AOKIホールディングス

人が空を飛んでいる! 飛んでいるのはシャガール。
花束を持っているのは恋人のベラ。
シャガールの誕生日のお祝いに来ました。
恋人がお祝いに来てくれればうれしいのは当たり前。
体もふわふわと空を飛んでしまいます。

(Junior Guideより)

28年前にイチ押しした作品ですピンクハート
遠距離で久しく会ってない友だちと再会したような気がして、「元気だったー?」と話しかけたくなった…照れ


で、この《誕生日》に関連した彫刻が、こちら↓の2点キラキラ


マルク・シャガール
《誕生日》
大理石 1968年頃 53.3×57.5×8
個人蔵


マルク・シャガール
《ふたつの頭部と手》
大理石 1964年 40×24.5×21
個人蔵


また、不自然なほどにのけぞる男のポーズは、
シャガールのお気に入りだったそうな。


マルク・シャガール
《のけぞる男》
厚紙(合板に貼付)に油彩 1919年 57×47
個人蔵


◆ 穿たれた形―陶器における研究

マルク・シャガール
《青いロバ》
彩色陶器 1954年 31.5×19.8×24
個人蔵


シャガールが自分で土をこねて作りました。
これは何に使うんだろう? 水やワインを入れる?
それとも花をかざる?
ちょっと太ったロバが、両手を腰にあてて、こっちを見ています。
使わなくても見てるだけで楽しいね。

(Junior Guideより)


マルク・シャガール
《散歩》
彩色陶器 1961年 26×22×18
個人蔵

シャガールの陶器作品は前にも見たことがあるけれど、
今回、はちゃめちゃなものもあって、ほんと面白かった!爆  笑


◆ 平面と立体の境界

マルク・シャガール
《逆さ世界のヴァイオリン弾き》
キャンバスに油彩 1929年 92.7×73
吉野石膏株式会社(山形美術館に寄託)
風景写真 レンズ5

椅子にすわってヴァイオリンを弾いています。
でも、後ろの家を見るとさかさまになっています。どっちが正しい向きなんだろう?
「そんなこと、どっちでもいいじゃない」 たぶんシャガールはそういいます。
「見方を変えれば世界も変わる」
シャガールは本当に自由です。

(Junior Guideより)


マルク・シャガール
ハダサ医療センター附属ユダヤ教会堂のステンドグラス《レビの一族》のためのヴァリアント
紙に墨、グワッシュ
1960-62年 101.5×73.3
個人蔵

【ハダサ医療センター附属ユダヤ教会堂のステンドグラス】


ヘブライ大学附属ハダサ医療センター(エルサレム)の敷地内に建つユダヤ教会堂の、ステンドグラス
「イスラエル12部族」をテーマに、シャガールがデザインしたものです。


マルク・シャガール
《画家と妻》
キャンバスに油彩 1969年 92×65
AOKIホールディングス
ポストカード マルク・シャガール 画家と妻


◆ 立体への志向

マルク・シャガール
《黒い手袋》
キャンバスに油彩 1923-48年 111×81.5
個人蔵


マルク・シャガール
《空想の動物》
石膏 1952年 53×80×29
個人蔵


マルク・シャガール
《アダムとイヴ》
大理石 1953年 53.5×23×24
個人蔵

アダムの顔は、シャガール本人になってます。
素朴な味わいがGoodですなグッ


おしまいに、一番しんみりした解説と、
一番ほっこりした解説を。。。

(《通りの魚》(1950年)のJunior Guideより)
シャガールの絵には動物や魚がよくでてきます。
牛やロバは故郷の村でいっしょに暮らした仲間。
そして、魚はお父さんの思い出。お父さんはニシンの倉庫で働いていました。
家族のために毎日へとへとになるまで働いていたお父さん。
魚には貧しさと苦しさの思い出が、こめられています。


(《聖母子》(1952年)のJunior Guideより)
「聖母子」とはふつうキリストとお母さんのマリアのことをいいます。
でもシャガールが表現しているのは、きっとすべてのお母さんと子どものことでしょう。
すこしたくましすぎるぐらいのお母さんですが、
子どもを抱いたお母さんのやさしい気持ちと、強さがつたわってきます。



絵画だけでなく、陶芸や彫刻の作品も見て楽しむ。
それによってシャガールの新たな一面、そして彼の芸術の全貌を知ることができますよ〜キラキラ


『シャガール展 三次元の世界 ~キャンヴァスから飛び出す恋人や動物たち~』
◆2017年12月14日(木)-2018年2月18日(日)
 名古屋市美術館
・Twitter →
青森県立美術館に回ります)


名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)

【マルク・シャガール作品集 : l'amour(愛)】


・テーマ「エコール・ド・パリ」の記事一覧 →
『龍画のすべて 北畠聖龍作品集』
北畠聖龍著
日貿出版社
風景写真 カメラ1


北畠聖龍(きたばたけ・せいりゅう)という方の作品集です。

龍画って素敵ですよねおねがい


「龍上観音図」
風景写真 レンズ1

この画に惹かれて、借りてきました(*^▽^*)

掛軸なのでしょうね。

とても細長い作品なので、一部を撮影しております。



この方の描く龍はとても表情が豊かな感じがしてね、可愛らしい龍も何体かありました。

中でも気に入ったのがこちらです。


「桜花龍図」
風景写真 レンズ2


桜を纏って微笑んでるんだよ♫

風景写真 レンズ3

なんかとても嬉しそうで、こちらまで幸せな気持ちになれる優しい画です。

この桜を誰かに届けるのでしょうか?



こちらは…

風景写真 レンズ4

「ほら、あそこにあるだろうが」

ってな感じで、仕方なくも何かの場所を指し示してくれてる優しい龍さんに見える(^^;)



風景写真 レンズ5

いたずらが好きそうな龍もいます(^▽^;)



風景写真 レンズ6

こちらは意地悪そう(苦笑)



風景写真 レンズ7

「おっ! 綺麗な玉みっけ音譜

龍がドラゴンボールを見つけて喜んでるみたいなのも( ´艸`)



風景写真 レンズ8

これが一番スタンダードな感じでしょうか。



「龍と鳳凰」
風景写真 レンズ9

こんなのを描けたらいいなぁ~おねがいキラキラ

画集は見ているだけでワクワクします(^-^)


今日も来て下さり、ありがとうございますm(_ _ )m


北畠聖龍さんFacebook →

玉響 〜たまゆら〜 →
(えちこちゃんのブログ)

・テーマ「本」の記事一覧 →
縁側昼寝犬さんから、(恐怖が)じわじわくるポストカードが届きましたゲッソリ
ありがとうございます!
(この展覧会、すごく観たかったんですよぉぉ〜ピンクハート


東京 上野の森美術館
『怖い絵展』(2017年)
ポール・ドラローシュ
《レディ・ジェーン・グレイの処刑》
キャンバスに油彩 1833年 251×302
ロンドン・ナショナル・ギャラリー


11月下旬に行ってきました。
平日休みを取って。で、入場までに110分待ちの行列にまみれ、入っても絵よりも人の頭を見、全行程約3時間でした。
展覧会や美術館に慣れてない人も多かったようですが、そう人を呼ぶ企画としては、良かったと思います。
このハガキの絵も大きくて、よかったです。



『怖い絵展』
◆2017年10月7日(土)-12月17日(日)
 上野の森美術館(東京)
・Twitter →
・Instagram →
・Facebook →
(東京が最終会場です)

・縁側昼寝犬さんTwitter →
・日常ちゃめしごと別館 →
(縁側昼寝犬さんのブログ)


上野の森美術館 →
(東京都台東区上野公園1-2)


【追記】
なんと平日で110分待ちポーン(アリエナイ…)
兵庫県立美術館上野の森美術館で開かれた、大人気の展覧会です。
内容は、中野京子さんの『怖い絵』(角川文庫)が元になってるんですね。
ジェーン・グレイ(1537-1554)はイングランド史上初の女王。
で、カードの裏に、この作品の解説が載っているので紹介します。。。

この絵には、一度見たら忘れがたい力がある。
主役の圧倒的存在感で成功する舞台劇のように、ジェーン・グレイの清楚な魅力が画面の全てを決している。
残酷な運命を前に、怯えるでなく怒るでなく、周りの悲嘆にも動揺するでなく、覚悟を決めて従容と死につこうとしている少女。その儚い一輪の白い花のごとき姿、散る寸前の匂いたつ美しさに、胸を打たれずにおれない。
手探りしている首置台に触れれば、彼女は司祭の助けをかりて身を伏し、処刑人の大きな斧の一撃を受けるのだ。下に敷かれた藁は、夥しい血を吸いとるためのもので、首がころがる様をも想像させ、戦慄させる。
処刑の理由は反逆罪だった。ヘンリー8世の姪の娘として生まれたばかりに政争に巻き込まれ、望みもしない王冠を被せられたあげく、わずか16歳で死なねばならなかった。
王冠を被っていられた時間はさらに短い。悲運のジェーン・グレイの異名は、「9日間の女王」。

(作品解説 : 中野京子)

ね、(恐怖が)じわじわくるでしょドクロ
斧で斬首…って、最初の一撃で頭と胴が離ればなれになってくれたらいいけど、失敗することも多々あっただろうなぁ〜と想像して、さらにじわじわ滝汗滝汗滝汗
貴い身分の罪人は、どうか一撃で済むようにとチップを執行人に渡してたそうなタラー
あと、この絵は視覚的効果を考えて屋内での刑として描かれているとのこと。実際は、屋外で執行されたようです。


【レディ・ジェーン・グレイの処刑】


・テーマ「イギリス」の記事一覧 →
タイトルの『イエスの古文書』とは実際にあるものではなくて、小説のタイトルです本


私的にはすごく面白かったスマイル

興味のある内容だからね。


『イエスの古文書』
アーヴィング・ウォーレス著/宇野利泰訳
扶桑社ミステリー
1


内容は、イエスの実弟が記した福音書が発見された!というもの。

そこには現在のイエスの肖像とは全く違う容姿が描かれていたり、第二の復活などの驚くべき真相が。

この本の発行プロジェクトを巡っての謎が謎を呼ぶ混沌の中、主人公は真実を求めて奔走するストーリー。


結果、この古文書に関する真実にたどり着くわけですが、それらを公表されては困る側からの圧力がすごくてね、周り全部が敵というようなところまで追い込まれます。

そして裁判に追い込まれ、その判決が下った時、主人公は十字架にかけられたイエスの言葉、「父よ、彼らを赦したまえ、彼らはその為すところを知らざればなり」というのを思い起こします。

私は小説だと思いながらも、とてもそんな風には考えられずに憤りを感じるほどでしたわ(^▽^;)


主人公はそれでも諦めずに立ち向かっていく…というところで物語は終わったのだけど、イエスの場合は死の淵に立ちながらも、まだ神に彼らの行いに対しての赦しを乞う祈りを捧げている。

やっぱり凄いなぁ~なんて改めて感じます。

そしてこれが真実の彼の姿なのだと信じたいです。

私の場合はキリスト教徒ではなくて、ただイエス教徒ですね(^◇^;)


あとがきにも書いてあったけれど、確かに『ダ・ヴィンチ・コード』を彷彿とさせる内容でした。

この作品は『「新聖書」発行作戦』という作品を改題・再編集した本だそうですが、こちらの初版は1972年に発行されているので、『ダ・ヴィンチ・コード』より古いようです。

また機会があれば、元の作品も読んでみたいと思っています。


私のブログでも何度か書いていますが、聖書や福音書を巡っての論争は昔からあるものね。

結局はその時々の権力者達に、いいように利用されてきた結果であり、歴史とはそういう人達が作り出した世界でもあるのだと思うから。

そこがまた様々な憶測が出来て楽しい部分でもあるのだけどね( ´艸`)


思想の違いを受け入れる事は容易ではないものね。

信仰や自分をしっかりと持っている人ほど、それは難しい事になってしまうだろうね。

イエスの説くべきものは「愛」なのにね。

色々と考えさせられる小説でした。

けれど、私が読むのだからもちろん難しい内容ではなくて、続きが気になって気になって、わくわくしながら読み進める感じでしたよウインク


こういう本との出合いも大切にしていきたいですね音譜


玉響 ~たまゆら~ →
(えちこちゃんのブログ)

・テーマ「本」の記事一覧 →
11月のはじめに訪れた場所ですが、記事にしないままになっていたのを思い出しました(^-^;

賀川豊彦さん(1888-1960)。




一の宮参りでいつも記念館の前を通るので、名前は知っておりました。

お墓の標識もどこかで見た気がします(^-^;

クリスチャンだったかな?というくらいしか知らなかったのですが、ガンジー、シュバイツァーと並んで世界の3大偉人の一人に数えられる人物らしいです。




素晴らしい業績を残した人なのね~

とにかく意欲的に執筆活動をしていたようで、小説や童話が記念館には展示されていました。

『死線を越えて』という本、読んでみたいものですね。


以下は貰ったパンフレットからの写真です。








館内は出ていくまでずっと貸し切り状態で、館長さんらしき人に「なんでも聞いて下さいね」と声を掛けて頂いたのですが、賀川氏について全く知らなかったものですから、聞く事も出来なくて申し訳なかったです( ̄_ ̄ i)


今日もありがとうございます(。-人-。)


玉響 ~たまゆら~ →
(えちこちゃんのブログ)



【賀川豊彦とはどのような人物か?】


・鳴門市賀川豊彦記念館 →
(徳島県鳴門市大麻町桧字東山田50-2 )
・賀川記念館 →
(神戸市中央区吾妻通5-2-20)
・賀川豊彦記念 松沢資料館 →
(東京都世田谷区上北沢3-8-19)

・テーマ「日本の美術館・所蔵品」の記事一覧 →
先月、特に行くあてもなく、紅葉狩りに出かけましたもみじ

何気なく向かった先は、香川との県境辺りの山です。


こちらは途中の休憩所から撮った、貯水池・・・なのかな(^o^;)




予報では行楽日和という事だったのですが、天気が今一つでね、
青空だったらもう少し綺麗だったかな・・・と少し残念な感じでした。


こちらの写真は香川県の塩江(しおのえ)温泉で撮影カメラ


2


行基が開いたとされる温泉ということです。


3


4


この日は「8」という数字を、とにかくいっぱい見たのです音譜

88-88など、「8」のついた車のナンバーをたくさん見たし、うどんを食べたお店にも「八」がついてました。

行く先々の看板や標識にも、とにかく目に付くものすべてに「8」という数字がついてた感じでした。

それが何?と言われても何があるわけでもないのですが、エンジェルナンバーではいい数字なんですよねおねがい

だからなんだか嬉しくなるんです音譜


で、道の駅で行先を考えていた時に、帰り方面なので大窪寺(おおくぼじ)に寄っていこうか・・・と姉が言いまして、そちらに向かう事になりました。

そうなんです。

ここは四国八十八ヶ所巡り、結願のお寺なんですね~




八十八番札所です。

一番札所から順に巡ってきた人にとって、この門をくぐる瞬間は、何とも言えない感動があるでしょう。

特に歩き遍路をしてきた方々にとっては、本当に感極まるものがあるのでしょう。

美しい風景とお線香の香りに包まれたなら、「おかえり」と迎えてくれているように感じられて、
ここまでの厳しい道のりや出会った人々など、様々な思いが頭をかけ巡り、きっと涙するんだろうなぁ~なんて、してもいないのに想像して感動してしまいました(^▽^;)


一度はそういう気分を味わってみたい気もします。


2


既にかなり散ってしまっていたのですが、それでもまだ十分に美しい紅葉でしたよもみじ


3


4


5


帰りにはサルの集団に出合い、夕焼けの中を飛ぶコウノトリも見る事が出来ました。

そういう些細な事でも幸せを感じられますね。


こういう小さな感動を大切にしていこうと思います。


玉響 ~たまゆら~ →
(えちこちゃんのブログ)


塩江温泉郷 →
(香川県高松市塩江町安原上東)

【塩江温泉郷 : 行基の湯リニューアル】



大窪寺 →
(香川県さぬき市多和兼割96)

【大窪寺の紅葉】


・テーマ「寺院」の記事一覧 →