タロット2枚引き練習[ソード](9)
本日のお題ソードの9と隠者
これからしばらくはソードの正位置を1枚目に選んで、こちらで紹介した2枚引き練習を続けます。今日のテーマカードはソードの9、そして隠者(正位置)です。
<本日のテーマカード>
[現在] ソードの9
<2枚目>
[未来] 隠者
「落胆と悲しみ」を示す札が、杯の札にいくつか見られました。~中略~
落胆の後、その先の将来を案じることになったり、プライドが許さないことになったり、相手に対して嫌悪の感情が湧き上がってくるようなこと、すなわち思考と理性が作動する段階になるます。「剣の9」の段階はもはや理性のコントロールを失った状態で、人が9本の剣におびやかされるのです。
井上教子 (著), 「タロット象徴辞典」国書刊行会
タロット象徴辞典
それじゃあ一つ前のソードの8と同じで自分の思い込みや被害妄想で絶望しているということになるかも。
2枚目は隠者。隠者は霊性の探求者であること、探求によって霊格を極限にまで高めた人物であることを学んだね。
【テーマ:恋愛(片思い)担当】次郎太
ソードの9:う~む。ちょっと悲劇のヒロインぽい気もする。もはや考えてもどうしようもない思考に執着して、自分で自分の心を傷つけているように見えるよ。
隠者:けれどもこの人のそばには、この人の話を聞いてくれる人がいるのではないかな。この人がこの先進む道を照らしてくれる人がいることを暗示しているのでは。
姫[二郎太が仕える屋敷の姫で次郎太の片思いの相手。都一のプレイボーイである頭の中将にあこがれる(だが、まだ頭中将のことは見たことすらない)]。
【テーマ:大人の恋(不倫の恋を成就した)】頭中将
ソードの9:私の妻は私と喧嘩するとこんな感じ。今喧嘩の原因になっていること以外でも「あの時あなたはこうだった」「あの時私はこうすればよかった」と昔のことを持ち出して延々と愚痴っている。いや、10年以上も前のことですけど!?、もうそれは終わったことだよね?って言いたくなるよ。
隠者:とそんなネガティブ沼にはまりがちな妻ですが、実はとても賢い人。彼女はとことん落ち込んで、独りになって内観をするタイプ。そういう時はあえてそっと一人にしておくのだよ。何事もなかったような穏やかな顔して戻ってくるから。
【テーマ:仕事担当】わきちゃん
ソードの9:今日の仕事でミスしちゃったかも~。でももう仕事は終わったし、明日会社に行って確かめるまで間違っているのか大丈夫なのかわからない。パニック!!! 今、考えてもしょうがないことだけれど、考えずにはいられない。眠れない。
隠者:ふ~結局ヒヤリハットでした。でもやばかった。どうしてそうなったか徹底的に考え抜いています。再度同じことをしないように研究、この経験は私の叡智の一部となるのよ。
【テーマ:オラクル担当】坊
ソードの9:ネガティブな思考が頭の中に渦巻いていて頭が冴えて眠れない状態ですね。あなたの頭が生み出す思考があなた自身を傷つけています。
考えるなといっても無理だよね。そんな時はどん底まで1回落ちちゃってもいいのです。一度底をついたらあとは浮上するしかない
隠者:とことん落ち込んじゃって一人考え抜いたあなた。その落ち込みは無駄にはなりません。辛い経験から大事なことを学ぶことができたよね。失敗することで真理に気づけることもあるのです。
すっごい出たら嫌なカードですが、実は自分のこと占ってわりと出しちゃうカードです。
だいたい占いに頼るという精神状態の時は、「なんでもいいから占ってみよっと」と言うときと、「もう心配でいてもたってもいられない、もう駄目だ~~~」という時なんですよね。
というわけでこのカードをよく見ることになってしまうのですが、あとから考えたらそれほど大したことないことでパニックになってたなというときがあります。
だからこのカードが持つ意味の一つとして「杞憂」というキーワードも覚えておいても良いかもしれません
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