タロット2枚引き練習[ソード](8)
本日のお題ソードの8と審判
これからしばらくはソードの正位置を1枚目に選んで、こちらで紹介した2枚引き練習を続けます。今日のテーマカードはソードの8、そして審判(正位置)です。
<本日のテーマカード>
[現在] ソードの8
<2枚目>
[未来] 審判(正位置)
城から来て彼女を見張っている人は、誰もいません。ソードは彼女の行く手を実際に塞いでいるわけではなく、水も彼女を止めるようなものではありません。最も重要なことは、ロープは彼女の足を全く縛っていないということです。彼女を本当に止めている物は、目隠しです。精神的な混乱、特に誰かから押し付けられた精神的混乱です。
レイチェル・ポラック著 鏡リュウジ監訳 現代タロット研究訳「タロットバイブル 78枚の真の意味」朝日新聞出版
タロットバイブル 78枚の真の意味
それから自分から目隠しを外そうとしない=現実を見ようとしていないという意味もあるかもね。
2枚目は審判。過去に終わった何かが「復活」する、精神的な覚醒や人間性の目覚めを意味しているのではないかとしたね。
【テーマ:恋愛(片思い)担当】次郎太
ソードの8:これも私のこと~? わたしはすごく生真面目だけれど頑固と言われています。この時代の身分の差を考えたり、姫への片思いを考えると姫の警護という仕事すらおぼつかなくなる。ぐるぐると思考の沼にはまってしまいます。
審判:考えすぎていて鬱状態になっていたよ。姫と身近に遊んだ幼い頃の大切な思い出。そのころから私の役目は姫を守ることと思っていたことに気づいたよ。姫を生涯お守りすることは私の使命だ。
姫[二郎太が仕える屋敷の姫で次郎太の片思いの相手。都一のプレイボーイである頭の中将にあこがれる(だが、まだ頭中将のことは見たことすらない)]。
【テーマ:大人の恋(不倫の恋を成就した)】頭中将
ソードの8:世間の評判や宮中での出世を犠牲にしてでも、今の妻との恋を成就させた私。未だに私を批難する人もいる。宮中にいても時々孤立しているのではないか、もう出世できないのではないかと妄想してしまうことがあるよ。
審判:私と今の妻のことだろう。当時の妻には別の夫がいた。そして身分違いの恋のため一度別れたことがある。復縁というより私たちの場合は復活愛だ!
【テーマ:仕事担当】わきちゃん
ソードの8:今の会社の仕事は本当に難しく自分の能力ではできないことばかり。特に営業はそもそも私にその能力が備わっていないだろうから自分からは進んでやりません。昔挑戦して結局無理だったとわかったので。そんな自分がふがいなくいつも劣等感でいっぱいです。
審判:できないできないと思い込んでいないで、再挑戦しないとだめですよね!わかっちゃいるのだけれど・・・
【テーマ:オラクル担当】坊
ソードの8:過去に傷ついたことがあるあなた、自分から殻にひきこもってしまいました。心が頑なに閉じられています。その痛手から立ち直れず、自分から目を閉ざしてしまっていますが、辛くても現実を見なければなりません。
過去に傷つけられた経験が、被害妄想にまで発展してしまって、あなたを身動きできなくしています。
審判:一度手痛く傷つけられてしまったあなた。傷ついたらいったん休みましょう。傷つけられた分、あなたは過去のあなたより一回り大きく成長しているはず。いったん休んで回復したら次のステージへステップアップすべき。あきらめていたことを復活させることを暗示するカードです。
がんじがらめで目隠しをされていて周りに剣が突き刺さっているソードの8、実占いで出てきたらちょっとぞっとしちゃう絵柄ですよね。
傷つけられちゃって、身動きが取れなくなっている人物を表しています。
ソードは思考を表しているので、いつまでもそのことにこだわって、ぐるぐる思考の沼にはまっている様子。私がよく陥りがちな状況です💦
自分の思考グセに気づいて思い込みの鎖から解き放たれて一歩踏み出すのは本当に難しいこと。わかっちゃいるけれどできません。
そういったことを絵柄で表現したウェイト博士とパメラ・コールマン・スミスはやっぱり天才!
▽タロット占い無料鑑定をしています。
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