タロット2枚引き練習[大アルカナ](番号)
本日のお題審判とソードのナイト(逆位置)
これからしばらくは大アルカナの正位置を1枚目に選んで、こちらで紹介した2枚引き練習を続けます。今日のテーマカードは審判、そして2枚目はソードのナイト(逆位置)です。
<本日のテーマカード>
[現在] 20.審判
<2枚目>
[未来] ソードのナイト(逆位置)
指針として解釈するなら「魂でもって事に当たる」。天使のラッパの音を心で聞くには、棺の中から目覚めて立ち上がろうとすることです。棺に象徴される、肉体や物質に関する欲望、目先の損得ではなく、あなたの内面が何を求め、何を目指したいのか、よくよく耳を傾けることです。結果を案ずることなく、ただ無心に前進すること。
井上教子 (著), 「タロット象徴辞典」国書刊行会
タロット象徴辞典
あるいは逆位置だから、目標を見定めたのにすぐに方向転換してしまったり、ぐずぐずと進めないという意味もあるかもしれません。
それじゃあさっそくみんなで分担して、この2枚のカードでいろいろなシチュエーションをイメージしてみましょうか。
【テーマ:恋愛(片思い)担当】次郎太
審判:一度あきらめた恋だけれども、さあ今こそ勇気を出して告白する時がついに来た・・・でしょうか。
ソードのナイト(R):とはいうものの、やはり勇気を出して前進していくことができない。傷つくのが怖いです。
姫[二郎太が仕える屋敷の姫で次郎太の片思いの相手。都一のプレイボーイである頭の中将にあこがれる(だが、まだ頭中将のことは見たことすらない)]。
【テーマ:不倫担当】頭中将
審判:やけぼっくいに火がつく、過去の恋愛が再燃するのかな。ちょっと昔付き合った人が急に好ましく見えてきたよ。復縁を意味するかもしれない。
ソードのナイト(R):せっかちで自分勝手な男の恋をイメージするな。ちょっと自分勝手。これはもう玉砕でしょう。
【テーマ:仕事担当】わきちゃん
審判:これはもう駄目か~~~とあきらめていた膠着状態の時に、起死回生のチャンスが訪れます。
ソードのナイト(R):なりふり構わず突き進んでいます、ちょっと焦りすぎです。一度落ち着いたほうが良いのでは?
【テーマ:オラクル担当】坊
審判:きみの心は本当は何がしたかったの?何を求めていたの? よく考えてみよう。きみの心が本当にやりたかったことを、損得勘定をしたり、すぐに結果が出ることを考えずに、初心にかえってただたひたむきに向きあってみよう。
ソードのナイト(R):目標に向かって邁進するのは良いけれど、結果を急いてはいけないよ。ひたむきに向き合っていたら結果は必ずついてくる。計画をたてて、一つ一つ着実にこなしていこう。
「審判」このカードも実占で出てくると、読み取るのが難しいときがあります。物質的なことや生活にかかわること、私たちの直接的な感情に根差した意味を読み取りにくいときがあるのです。
もっと、心の奥深いところでの精神的な目覚めを意象徴するカードだからかもしれません。
わかりやすい「復活」「再生」という意味を示すこともあるけれども、精神的な霊的な啓示、警鐘を表していることもあるかもしれないですね・・・
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