タロット2枚引き練習[ワンド](14)
本日のお題ワンドのキングとワンドの8(逆位置)
これからしばらくはワンドの正位置を1枚目に選んで、こちらで紹介した2枚引き練習を続けます。今日のテーマカードはワンドのキング、そして2枚目はカップの8(逆位置)です。
<本日のテーマカード>
[現在] ワンドの6
<2枚目>
[未来] ワンドの8(逆位置)
【文献担当】師匠
ワンドのキングはワンドの完成形。ワンドの情熱、やる気にリーダーシップと地位と、夢を実現させる実力を兼ね備えたイメージじゃ。そしてワンドの女王が太陽のような魅力を持っていたように、この王もカリスマ性を持っているだろう。エレメントの属性はワンドの火×王の火・・・熱い(熱すぎる)人じゃの。
肉体的にも感情的にも強い力を持った人物が、客観的にわかりやすい言動をとることになるでしょう。~中略~
横向きで描かれた王は、誰かに対面していること、火による何らかの働きかけをしている状態であることがうかがえます。
井上教子 (著), 「タロット象徴辞典」国書刊行会
タロット象徴辞典
リーダーはそれぐらいぐいぐい引っ張る力、押す力がないとダメでしょ。
2枚目はワンドの8の逆位置。
ワンドは急展開や急転換、良い方向へ着地することを意味してたね。その逆だから停滞してしまうこと、急展開を引き留めたいという意味かな。
2枚目のカードは、あまり深く考えず絵を見て直感で考えてみよう。
【テーマ:恋愛(片思い)担当】次郎太
ワンドのキング:ものすごくこういう強い人にあこがれます。こういう男が身分の垣根を越えて恋を実らせるのだろうなと思う。私がワンドの王のような男だったら姫をさらって遠くの地で暮らすかもしれないですね。欲しいものを手に入れる情熱と実力を兼ね備えた男だと思います。
ワンドの8(逆位置):けれども、私が生きている時代では、深窓の姫君を強引にさらっても、逃げた先で思ったような暮らしができないでしょう。
姫[二郎太が仕える屋敷の姫で次郎太の片思いの相手。都一のプレイボーイである頭の中将にあこがれる(だが、まだ頭中将のことは見たことすらない)]。
【テーマ:大人の恋(不倫の恋を成就した)】頭中将
ワンドのキング:苦手なタイプ~。こっちが新しい恋をゆっくり楽しもうと、せっせと文を送ったりしている間に、こんなタイプの男に何度もあっさりと意中の人を奪われたことがあるよ。どうも、深窓の姫君たちは、こういうちょっと強引な男を頼もしく思うらしいです。正直わたしよりモテる。
ワンドの8(逆位置):けれど彼の悪いところはすぐに飽きがくるところ。熱しやすく冷めやすい!
【テーマ:仕事担当】わきちゃん
ワンドの6:この人はカリスマ性もあり、チームをまとめていくリーダーシップ、仕事をぐいぐい遂行する実力を兼ね備えてますが、この人の暴走ぎみのエネルギーについていくのが大変。それになぜか、まだやってないことをやってると嘘ついてもすぐバレます。
カップの8(逆位置):やっぱりやり方が性急すぎたみたい~💦 計画は一時休止、逆にちょっと一息入れたいところで良かったかも。
【テーマ:オラクル担当】坊
ワンドのキング:あなたはあなたがずっと大切に思ってきたことに対して、努力をし、常に一歩先を見据えて研鑽を積んできました。情熱を傾けてきたことについて実力も充分、一定の成果を上げています。
ワンドの8(逆位置):ただ、ちょっと性急にことを進めすぎてきたかも。ごり押ししてきたことが原因でちょっと行き詰まり気味。でも一時的な小休止なのでちょっと休んだらまた動きだすでしょう。
こういう人いますよね! 皆さんの周りにもいませんか? ものすごい強いリーダーシップを持った情熱的な上司の下にいるとチーム全体が活性化しますから、心強いですが、ついていく部下たちは大変、必死ですよね。
世の中がもっと生きるか死ぬかの時代、例えば日本の戦国時代のような時代では、もっとワンドの王的な武将がたくさん活躍していたのかなと思います。
わきちゃんは秀吉公を思い浮かべましたが、皆さんはどの武将を思い浮かべますか?
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(準備中)
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