この春4月頃からちょっと大変なことが続き、ブログに書きたいことはたくさんあったけれど時間がなく、体力も続かずご無沙汰してしまった。
まあ、趣味のブログなのでいっか。
さて、うちの前の空き地は結構広く、ここ数年でタラの木が自然にニョキニョキ出てきていて、タラの芽が大好物の私は楽しくてたまらなかった。
(伊豆半島には、食べられる植物が山まで行かなくてもその辺に自生していて私は気に入っている。)
この中の★印は全部タラの木です。
ホントはもっともっと生えてるし、続々新しい木の芽が出てきてます。
ところが!!!
今年の春からここにシカが毎日群れでやってきて葉っぱを食べ始めたのでした。
ここは以前は草ぼうぼうで腰高の草木がたくさん生えていて、こんなに広々としてはいなかったんですよ。
ところが2年前にやる気満々のお隣さんが引っ越してきて、土地所有者に許可を得て整地してくれたのでした。
太めの木は切り、タラの木は残し、カエデやナラなども増やす方向で毎日手入れをしてくれてます。
すると、シカ達にとっても歩きやすく食べやすくなっちゃったんですねー、コレが。
シカはなんでも食べるので、南天、ドングリの木、びわの木、明日葉など、まー食べる食べる。
シカの足跡。
(穴ぼこがシカの脚が踏んだ後。)
すごい数の足跡が毎日残ります。
アップはコレ。
わかるかな?
奴らは私が毎年とっても楽しみにしてるタラの葉っぱも食べ始めましてね。
見てください。
葉の先、ないでしょう?
タラの木にはトゲがあるんですよ。
あのトゲが舌に触れたり口に入ったりするなんて、想像しただけで痛いですよ。
天ぷらにすればトゲは痛くなくなって美味しくなるけど、料理中は痛いですもん。
でも、食べられたタラの木は、やられる一方でいるのではなく、防衛の一手としてなんと、トゲ倍増計画を実施したんですよ。
もうね、茎中トゲ、
地面から今年出てきたばかりの芽も、食べられたらトゲ倍増
茎に隙間なくトゲトゲ。。。
こっちもトゲトゲ。
葉の柄もトゲトゲ。
見てるだけで痛そう・・・。
痛すぎて人間はこれじゃあ触れない。
この辺では、
『タラの芽は2番目までは食べて良いけど、
3番目を食べると枯れる』
と言われてる。
違うことがわかった。
食べ続けても今の季節なら枯れない。
対策のトゲが木の体中に出てきて触れなくなるんだな、
ってことなんだね、きっと。
トゲの数、はっきり言って倍増どころじゃあない。
身体中だもん。
もし、これが来年の芽もこうなったら、人間は触れないよ。
来年、タラの芽が食べられなくなったらあんた達のせいだからね!
こら、シカ!
もう来るな~~~!
痛いかな~?
美味しいんだもん、そんなトゲくらいでひるむんなら私たちが全部食べてあげるよ~ (シカ一同より)
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