私鉄時刻表春の発売ラッシュ2023、続いては3月10日(一部箇所は3月17日)発売開始の「東武時刻表 2023年3月18日号」をご紹介します。
基本データ
発行日:不明(3月10日(3月17日)発売開始)
発行:東武鉄道株式会社
編集協力:株式会社交通新聞社
体裁:A5変形判、448ページ+カラー36ページ
定価:800円(税込)
今号は3月18日の東上線系統及び東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線系統のダイヤ改正に伴い発行されました。
時刻表の内容ですが、判型は前号と変わりませんが、定価が前号より150円値上げされました。
表紙では、今夏登場予定の「スペーシアX」が飾るほか、前号で省略されていたダイヤ改正の概要の記載が復活しました。
綴じ込みの停車駅案内は本線系統・東上線系統共にダイヤ改正に対応したものに変更されました。
本線系統では、スペーシアXの停車駅案内が掲載された一方、特急ライナーやTHライナーの停車駅案内における車両前面のイラストの掲載が終了しました。
東上線系統では、東急新横浜線・相鉄新横浜線開業による直通運転開始に伴い、相鉄線海老名・湘南台までの停車駅案内が追加されました。
カラーページは、前号から8ページ増加となりました。
カラーページの変更点は次の通りです。
・ページ表示の廃止
・特急列車のご案内ページの増加(1ページ→2ページ、特急料金改定に伴うもの)
・スペーシアXの案内ページ掲載(2ページ)
・特急料金・運賃表ページの減少(3ページ→2ページ、料金表の統合)
・ワンマン運転ページの一部カスタマイズ
・東上線・越生線ダイヤ改正ポイントページ掲載(2ページ)
・特急早見表におけるスペーシアXの時刻掲載(黒色表示)
時刻表本文は、平日・土休日共に東武スカイツリーラインの掲載ページが4ページずつ増加し、計8ページの増加となりました。
時刻表本文の変更点は次の通りです。
・各線の1ページ目左上部に掲載されていた「○.○.○ 改正」や「○.○.○ 現在」表示の廃止(○は年月日)→カラーページの特急早見表も同様。
・東上線・越生線ページにおける地下鉄直通列車の「有楽町線直通運転」や「副都心線・東急東横線・みなとみらい線直通運転」等の表示の廃止
なお、夏からスペーシアXで運転される特急については、特急早見表とは異なり欄外の記載に留まっています。
営業案内ページについては、ページ数の増減はありませんが、鉄道駅バリアフリー料金と障がい者用PASMOの案内が追加されました。
ということで、今号ではダイヤ改正やスペーシアX登場などの話題があった影響でページ数の増加や掲載内容等に数多くの変更が見られました。
なお、前号から一部駅の窓口でも時刻表の発売が開始されたことから、今回は駅窓口での発売開始日である3月17日に伊勢崎駅で無事に購入。グンマーでも再び購入できるようになったことを実感した次第です(^0^)
私鉄時刻表研究、次回は3月11日発売開始の「西武時刻表 第32号」 を紹介する予定です(。・_・)ノ
なお、東武時刻表創刊号から2004年発行までを纏めたページを作成しておりますので、興味がある方はご覧ください。
また、平成26年版から2022年3月12日号までについては以下の記事をご覧下さい。
東武時刻表2018(平成30年4月1日号)