2022年も残り半月ほどとなりました。
今年一年を振り返り
いくつかのコーディネート事例を
ご紹介できればと思います！
2022年振り返り第一弾として
『2階がリビングダイニング空間という
住宅のメリット』
についてお話できればと思います！！
この1年で2階がリビングダイニング
という住宅は数多く紹介して参りました！
中でも印象的な住宅がこちらです！
4月11日のブログで紹介した
住宅です！
この住宅はある住宅会社の
モデルハウスとして紹介された
住宅で、2階がリビングダイニング
空間となっておりました！！
この間取りの最大の特徴は・・・
住宅の南面の壁から北面の壁までが
リビングダイニング空間でした！
南面の壁には腰高よりも高い位置に
窓がついており、大きな窓では
ありませんが、十分な明るい光が
リビング空間に注ぎ込まれております
北面の壁には・・・
大きな掃き出し窓があり
外にバルコニーが設けられて
おりました！
北西角地にある住宅で
西向きの玄関（1階）で
北側には道を挟んで公園がある
環境のいい土地に住宅が建っております
北面の壁から南面の壁までの
長～いスペース、お家の奥行き全体が
リビングダイニング空間となっている
住宅でした！
2階がリビングダイニングという
住宅のメリットは
隣のお家と目線が合わないため
プライバシーが保たれるという点や
隣地の住宅に囲まれており
採光を取り入れるのに2階がいい
という点などが
挙げられますが、
今回ご紹介した
2階がリビングダイニングという
住宅は建物の幅（間口）や奥行き全体を
使用することが出来るという点が
見逃されがちなのです！
この住宅も2階がリビングダイニング
となっており、住宅の間口全体を
リビングダイニング＋バルコニー
となっております！
1階がリビングダイニング空間の場合
玄関ホールや階段スペース、廊下
水回りなどのスペースを除く
余ったスペースがリビングダイニング
空間となるため
南向き玄関の住宅の場合
上の写真のように
玄関ホールが（キッチン側から見た）
写真の左側にあ、家の間口全体から
玄関ホールスペースを差し引いた
残りの3640㎜もしくは3185㎜の
リビングダイニング空間となる
ケースが多いのです！
4月7日に紹介した住宅のように
東南角地の住宅で
東向き玄関であれば
LDKに入るドアは北面の壁のみで
南面の広い壁全体が住宅の間口全体
となるケースがありますが
住宅は南向き玄関が多く
その場合、リビングダイニングは
どうしても南面の壁が3640㎜ほど
しかなくなります。
それに対して2階がリビングダイニング
空間であれば・・・南向きの玄関でも
上の写真のようにお家の間口全体
横幅全体をリビングダイニング空間と
することができ、とても広いLD空間と
なります！
昨日紹介したこちらの住宅も
2階がリビングダイニング空間で
お家全体の横幅が5005㎜という住宅
でした。
そんなお家全体の間口5005㎜が
リビング空間となっております！
ソファ前にも十分な広さと
ソファ後ろにもデスクを設置したり
こどもの遊びスペースとしたり・・・
とても広い空間を確保することができます。
1階がリビングダイニングの場合は
北向き玄関で南向きリビングという
条件であれば、同じような広いリビングを
確保することが出来ます！
上の写真のように北向き玄関で
LDKは北側の壁にドアがある場合
南面は住宅の間口全体を
使用することができるのです！
今までに1500件以上モデルハウスの
提案をしてきましたが、
北向き玄関の住宅のほとんどが
南面がリビングダイニングとなっており
マンションのリビングダイニング
空間のように南面に大きな窓があるような
間口の広いリビングダイニング空間と
なります！
そんな意味では
南向き玄関の土地よりも
北向き玄関の土地にマイホームを建てた
ほうが、リビングダイニング空間は
広いスペースを確保できるような
気がいたします！
北向き玄関の1階のリビングダイニング
空間は、上の写真のようにお家全体の
間口をリビングダイニング空間で
使用できるため・・・
中庭＋洋室と広いリビング空間を
確保することができますよ！
2階がリビングでも
1階がリビングダイニングでも
リビングダイニングが広くなる
共通要素は
リビング空間と玄関ホールが
隣同士にならない住宅が
いい住宅となるのではないでしょうか？
2階がリビングダイニングとなる
住宅であれば99％の確率で
（外階段の2階玄関ホールを除き99％とした）
玄関ホールとリビングダイニング
空間は隣同士にならないので
広いリビングダイニング空間と
なるはずです！
2階がリビングダイニング空間の
住宅のメリットは
リビングダイニング空間と玄関ホールが
隣同士にならないため
家全体の間口、奥行き方向を
LDKとして活用できる点です！
限られた土地でも
広いリビング
広いダイニング空間を実現できる
可能性があると思います！
参考にしてください！
建物の間口がそれほど
大きくなくても
奥行き全体を使用すれば
長～いLDKとなりますよ！