アンニョンハセヨ~ニコ

 

現在も「賢い医師生活」をリピート中で、合間に配信ライブやビハインド映像なども視聴しているので、なかなか次の作品へ進めませんアセアセ

 

これほどハマった理由は、作品自体が素晴らしいのは言うまでもないのですが、本編以外の映像や音楽を通じて、俳優や制作チームの作品愛をビシバシ感じられるから。

 

1つのエンタメ作品をこのように多角的に楽しめる時代に生きている自分は、時代ガチャ的にアタリ飛び出すハートと思うほどです。

 

配信ライブは俳優さんたちが素の状態のため、緊張して一生懸命な演奏にこっちまでハラハラしてしまう一方、ドラマではちゃんとキャラクターのイメージのまま演奏しているので、役作り(&編集技術?)すごいなーと改めて感心します。

 

ドラマの感想は下矢印

 

 

 

今回は、特にお気に入りのOST曲と、それぞれの思い出のシーンを振り返りますウインク

 

(画像は配信公式サイトヲスクショ)

 

注意完全に誰得内容です(←いつも)。

注意ジョンウォン推しなので、ウィンターガーデンカップル関連の曲やシーンに偏っている可能性があります。

 

 

※シーズン1からの収録順に沿って、特にお気に入りの曲をピックアップ。

※曲のタイトルは日本版CDの邦題で表記(微妙な邦題が多いけど……)

※カッコ内数字は原曲リリース年。

 

<シーズン1>

 

●アロハ(2001年)

視聴前から、チョ・ジョンソク氏のMVをYou Tubeでよく目にしたせいか、賢医のシンボリッックOSTのイメージ。

 

この曲が最初に流れたのは、意外にも5人のシーンではなくて、実習生のホンドがPICUの赤ちゃんに指を握られたときでした。

 

このときのホンドの表情演技、めっちゃよかったほっこり(黒目がちの小鹿系フェイスがボゴミに似ているせいか、やたらお気に入りラブラブ

 

ホンドの驚き&感動の効果音のように、「アロハ」のピアノイントロが開始します。

 

そしてソンファの部屋でのランチシーンに切り替わって、音楽の続きがスマホから再生されているという流れ(この手の切り替え演出が大好物ですw)。

 

それを聴きながら、5人がそれぞれが自分の十八番の曲だと言い張るほど、皆んなが大好きな曲らしく、学生時代のカラオケボックスシーンは最高でした笑い泣き笑い泣き

 

カラオケでは、Bメロのコーラス部分を皆で歌ったり、サビの部分で我先にと前のめりに歌ったり……、同じようなことをしていた自分の学生時代を思い出して、あのノリの甘酸っぱさに涙腺が緩んでしまったw

 

原曲のリリース年は、彼らが3年生のときにりますね。

 

入試時と一転して、地方出身の2人の髪にメッシュが入ったイキり方がツボだった爆  笑

 

反対に、ソウル出身のお坊ちゃま2人はほとんど雰囲気が変わらなくて、ジョンウォンはこのときからデニムシャツでした爆  笑(ソウル育ちの真の富裕層は余裕があるから、流行に無関心なんですよね)

 

そしてカラオケ直後のシーンで、ソンファがキャンプ場へ向かう車中のラジオで流れていたのが、同じCoolの「One Summer Drive」

 

DJが「Cool」と言っていたので、あれ?と思って調べたら粋なシンクロだった件キメてる

 

しかも、この時にDJが話す内容にもさり気なくメッセージ性があって最高なうえ、この回の患者エピソードの一つである「子どもの日」について触れているんです拍手拍手

 

なお、「One Summer Drive」をBGMに、ジョンウォンのマラソン姿を拝めますピンクハート

 

 

 

●華やかじゃない告白 (1993年)

イントロの一瞬で「賢医だ!」と反応する曲。

 

曲のタイトル通り、各カップル成立前の心の告白が、この曲のイントロだけで何度も表現されていました爆  笑

 

特に、ジョンウォンの気持ちの変化ははっきりとセリフで表現されていなかったので、この演出に気づいたときめっちゃ興奮しました。

 

特に下矢印の2箇所。

 

●エレベーター前でギョウルと2人なったとき(イクジュンの計らいで!)

 

●産婦人科との合同会議でギョウルにお菓子を渡したとき(シーズン2のお水のシーンとリンク!)

 

 

そして、今までイントロだけで表現されていたジョンウォンの気持ちがはっきりと演出されたのが、雨の日の救急センター入口

 

ギョウルを迎えに来た弟を彼氏だと勘違いして、明らかに動揺した表情になり、このカップルにおいて初めて歌詞入りで流れました爆  笑

 

【追記:訂正】

初めて歌詞入りで流れたのは、ep7でギョウルが「夕食をおごってください」と誘ったシーンだったので、上記に打ち消し線を入れましたm(__)m

 

 

なお、この曲が初めて歌詞入りで流れたのは、意外にもウィンターガーデンカップルではなく、ジュンワン&イクスンです。

 

それは、「ジャージャー麺を食べに来た」と、初めてイクスンを訪れたとき。

 

しかもこのシーンの後のエンディングシンバルが、この回だけ中華の「ジャ〜〜〜ン中国」になっていてツボだった爆  笑

 

この後ジャージャー麵デートを重ねる2人を表現した、細かすぎる演出wwwww

 

 

この曲のOST版を聴き始めて間もない頃、ボーカル主はジョンウォン(ユ・ヨンソク氏)だと思っていました!

 

声の甘さが似ているうえ、バンドシーンでは実際に後半をユ・ヨンソク氏が歌っていたからですね。

 

そしてバンドシーンの挿入は、ジョンウォンが病院に残ることを考え始めたシーンの前後で、ドラムを叩きながら歌うジョンウォンにめっちゃ萌えしましたラブ(ロマンティックが止まらなかったシーンですピンクハートピンクハートピンクハート

 

ドラマ内では余裕のボーカルに見えていましたが、実はめちゃくちゃ難しい曲だったことが、ライブ映像でわかりました。

 

緊張の面持ちで歌っていたユ・ヨンソク氏が、演奏終了後にちょっと舌を出した顔がきゃわきゃわわわわピンクハートピンクハート

 

音域が広すぎるのか、チョ・ジョンソク氏でさえ少し苦戦していたように聴こえるので、そう考えると、今回OSTを担当したキュヒョン氏の歌唱力ってすごいんだな(韓国エンタメ初心者のため。SUPER JUNIORの存在は今回初めて知りましたアセアセ

 

 

●私の涙を集めて(1996年)

賢医OSTで、お気に入りのトップ争いに入る曲。

 

シーズン1視聴直後に、録画していたBSフジ「MUSIC LIST - OSTって何?」の賢医の回を視聴したんですけど、そのときに紹介された原曲に一瞬で引き込まれたのですアセアセ(この番組、たまたま録画できた3回分を視聴しましたがすごくよかった! 過去分を再放送してくれないかなー)

 

不安定で感情的な歌い上げの原曲は、尾崎豊のようなイメージ。

 

歌詞を見ると別れの曲だけど、死別にも感じられる内容のせいか、透明感のあるOSTは主に死に関連するシーンで流れました。

 

この曲のバンドシーンはジュンワンの小さな患者が亡くなった日だったので、霊安室へ訪れたジュンワンだけ参加していないんですよねえーん

 

さらにイクジュンは手を火傷していたので、ギターパートのないシンプルな演奏で、イクジュン渾身のファルセットと繊細な歌詞が心に響くバンドシーンでした。

 

このエピソードにおいて、ジュンワンのキャラ描写が素晴らしい、印象的なシーンがありました。

 

それは、子どもが助かる見込みがなくなって悲しみに暮れる両親に対して、心臓を検体として提供してほしいと伝えるシーン。

 

心苦しさを抱きながらも、CS教授としての使命を(表面上では)冷静に全うするジュンワンの表現が凄まじかったです。

 

さらにもう一つ。

 

2-6で赤ちゃんが亡くなったシーンで、CSのレジデント(チャンミン)が感情がこみ上げて死亡宣告できなかったときに、不意打ちでこの曲が流れてさらに涙が止まらなかったですえーんえーんえーん

 

この曲がジュンワンのイメージが強いのは、心臓系の病気を担当するCSが、死に最も近い立場だからなのかもしれません。

 

生きた人間から移植できる肝臓と違って、心臓移植は「誰かの死」を意味しますからね。

 

ちなみに原曲のソ・ジウォン氏は若くして亡くなったそうで、もしかしたらスタッフにも当時の彼のファンがたくさんいて、その追悼の意味もあったのかな。

 

 

●愛するってわかってた (2006年)

イクジュン&ソンファの20年越しの関係を表現するような名曲。

 

OST版のミドさん(ソンファ)のボーカルが本当に素晴らしい!!

 

シーズン1のOSTですが、シーズン2でも何度も流れましたほっこり

 

シーズン1では、酔ったイクジュンがカラオケで20年越しの告白のように歌い、最終話の束草の部屋での告白シーンでOSTが爆笑

 

そしてシーズン2では、ソンファの告白シーンで、それらに対する返答のようにこの曲が流れたときは興奮しましたよね爆  笑爆  笑爆  笑

 

この曲を配信ライブでソンファが一人で歌ったとき、Cメロで一瞬イクジュンがハモったのはアドリブだったのかが気になる!!

 

それと、自分的には1-12ラストの「ウインターガーデンカップル」の回想シーンで流れたのも思い出深いラブラブ

 

 

 

<シーズン2>

 

●君に(1989年)

ジョンウォン様の曲であり、ウィンターガーデンカップルのテーマソングですラブラブ

 

まだ歌詞を知らないまま聴いていたとき、「ギョウル」という歌詞に気づいたので、おや??と思って調べたら、歌詞に「ジョンウォン(庭園)」「ギョウル(冬)」が出てきてめっちゃ興奮した爆  笑爆  笑爆  笑

 

そしてさらに調べたら、原曲は「ギョウル」の箇所が「カウル(秋)」で、ギョウルの弟がカウルだったときにはスタオベ拍手拍手拍手

 

なお、2人の初キスシーンは「冬」で、シーズン2では「庭園」でした拍手拍手拍手

 

この曲のバンドシーンのある2-7では、注目すべきシーンがたくさんあります!!

 

まず、いとこの結婚式帰りのジョンウォンが、サプライズで当直のギョウルを訪れたシーン。

 

ギョウルが振り返ったらスーツ姿のジョンウォンが立っていたシーンでイントロだけ流れたラブ

 

ダークスーツ姿とのダブルコンボ攻撃に、失神寸前の演出ラブラブ

 

そして、「ギョウル」「カウル」の使い分けも素晴らしくて!!
 
いつもの救急センター入り口で待ち合わせたシーンで原曲が流れ、そのままバンドシーンにつながります。

 

だからバンドシーンでは原曲の流れで、歌詞は「カウル」。

 

そして、ラストシーンの教会での待ち合わせ(@ピンクのスーツ姿ラブ)でOST版が初めて流れて、ここで満を持して歌詞が「ギョウル」に変わるという神演出拍手拍手拍手

 

すんばらしかったですピンクハートピンクハートピンクハート

 

 

その後、ジョンウン母の病室へギョウルが突然現れたシーンでも、ジョンウォンの心の内を表すようにOSTが流れましたラブ(しかも「ギョウル」の歌詞の部分から)。

 

ちなみに、この後のシーンの字幕が素晴らしかったので吠えます犬犬犬

 

ギョウルは母の事情を話せないから、実家にいる間はジョンウォンとあまり連絡も取らずにいて、でも患者が気掛かりで予定より1日早く病院へ顔を出しました。

 

ジョンウォンは久々に顔を見られてうれしかった反面、ろくに連絡もできないからずっと心配していたわけで、2人になった時の第一声が「電話しろよ」だったんですおいでおいでおいでおいで

 

普段は後輩にも丁寧語で話すジョンウォンの口から「しろよ」の語尾のギャップぅぅぅぅぅーーーーーーーー。

 

少し怒り口調になるほどギョウルのことを心配していたという心理がよく表れていて、翻訳者さん最高でした拍手拍手拍手(実際に韓国語ではどのような表現だったのか超気になる!)

 

 

 

●相変わらず美しいのか(1999年)

ジュンワンが、別れたイクスンとバスで再会したときの演出が素晴らしかったので、シ-ンをなぞります。

 

1つ前のエピソードで、ジョンウォン母が特別参加して演奏したときの動画がイクジュンに届いて、バンドシーンを再生

イクスンがバスの中で音楽を聴いている(スマホ画面の再生中曲が原曲

ソウルのターミナルに着くころ、OST版に切り替わる

 

神すぎるトリプルコンボでしたキラキラキラキラキラキラ

 

しかも、バスターミナルへ到着してOST版へ切り替わったときは楽器音のないボーカルオンリーで始まって、ジュンワンが立ち上がると同時にサビに入って音楽のボリュームが大きくなるという、自分的に大好物な音楽演出キラキラキラキラキラキラ

 

 

なお、席を立ち上がってイクスンに話しかけるまでのジュンワンの心理描写がまた絶妙で、前述の「私の涙を集めて」のときと同様、チョン・ギョンホ氏の演技にシビれたシーンでした。

 

第一声の「元気だった?」からの会話、本当にすごい演技だった。

 

なお、アルバムではこの曲の後に、チョン・ギョンホ氏がソロで歌う「回想」が収録されているので、その流れも良いグッ

 

 

「相変わらず美しいのか」に関して、1つ自慢があります。

 

まだ誰が歌っているのかとか全然知らずに聴いていた時、「この声はもしや……」と思って確認したらビンゴ流れ星流れ星流れ星

 

大好きなOSTの一つである「ノクドゥ伝」で何度も聴いた「Miracle」を歌うセブチのウジ氏でした。

 

K-POPの人気歌手の声をかぎ分けた自分にスタオベ拍手拍手拍手

 

 

●Butterfly(2008年)

賢医シリーズのオリジナルとして作られたのではと思うほど、歌詞のメッセージがドラマとぴったりで、OST版のピアノの効いたアレンジがめっちゃ好み。

 

韓国では“国民的応援歌”として人気の曲だそうです。

 

OSTのソンファ版も素晴らしいし、バンドシーンではイクジュンの高音ボーカルが、まさに視聴者を応援しているように聴こえてくるんですえーん

 

バンドシーンの後奏では、サビメロディをソッキョン&ジュンワンの合奏でなぞって、イクジュンのギターソロにつながる流れが最高すぎて、涙が出てくるほどえーん

 

特にイクジュンのギターソロパートは、原曲とOSTにはないから聴き応えあります飛び出すハート

 

あと、2番のBメロで、シリーズ最終回で最高峰に磨き上げられたミドさんの音痴演技に4人が(おそらく)素で笑ったあと、サビでチョ・ジョンソクがイクジュンの顔に戻り「胸が熱くなるほど美しい君よ」でソンファと視線を合わせるのーーーー爆  笑

 

バンドシーンの視線演技は、ほかにも素晴らしいシーンがたくさんあったけど、ラストのこの2人のシーンは最高に良かった!!!!

 

さらに、バンドシーンに挿入された患者のシーンも神がかっていますえーん

 

交通事故で身体の麻痺と言語障害を負った大学生の女の子が退院の日、オンマに送ったメールのシーンは視界不良になるほど泣きましたえーん

 

ソッキョンが、「時に悪いことは いい人のもとに訪れる」の言葉を送った妊婦さんと、うれしい再会もできましたしねえーん

 

視聴後の今も、バンドシーンのMVを見ただけで「あーーー、本当に最終回なんだ、彼らとはもう会えないのかな」と思って泣感極まる曲ですえーん

 

 

● もう忘れることにしましょう (1974年)

バンドバージョンのみの曲で、イクスンと別れて傷心のジュンワンへのメッセージを表現した曲。

 

これは曲そのものというより、演出にニヤリとしてしまった曲です。

 

演奏終了時、ジュンワンが振り返って「次の曲(=イクスンのことは忘れて次へ進むよ)」と言っったら、ジョンウォンがいつものエンディングのシンバル音をリアルに叩いて、そのエピソードが終わるという拍手拍手拍手

 

さらに、演奏中に挟まれた病院シーンでは、ジュンワンのSNSエピソードの伏線回収があって、投稿されたジュンワンの写真(イクスンが待ち受けにする写真)が表示されて、今思うとこの時点で2人の復縁が暗示されていたという拍手拍手拍手

 

「これぞ賢医キラキラ」といえそうな、バンドシーンに複合的に意味や仕掛けを作り、伏線張りや回収まで行ってしまう名シーンでした。

 

 

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厳選した曲だけサクッと書くつもりが、書いているうちに興奮してきて長文になってしまいましたw

 

ではまたバイバイ

 

 

 

※追記:エピソードごと(バンド演奏曲ごと)の感想↓