アンニョンハセヨ~ニコ

 

「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」を2周してきました爆  笑

 

控えめに言って最高のドラマでした\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

 

 

これまでに視聴した25本の中でベスト3に入ったかな爆  笑

 

最近の個人的なアタリ作品は、メッセージ性のあるヒューマンドラマが多かったのですが、「ノクドゥ伝」は純粋にエンタメとしての満足度が高く、ラブコメパートにキュンキュンスポットが大豊作で、ひたすら手放しで楽しめました。

 

そしてこのたび、マイ推しは御三家(チョン・ヘイン、キム・スヒョン、パク・ボゴム)から四天王(チャン・ドンユンを追加)になりましたピンクハートピンクハートピンクハート(敬称略)

 

 
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※特記のない画像は、U-NEXTメニュー画面&番組公式ををスクショ

 

■視聴時期

2021年9月

■スコア

4.2

■視聴方法

U-NEXT(全32話)

■放送開始年

2019年

■放送局

KBS

 

 

※以下はあくまでもkabo個人のたわ言です。マイナス点も挙げていますのでご容赦ください。

※以下よりネタバレありです。

 

 

 

感想が長くなりそうなので、2回に分けて投稿します。

 

前半の今回は、主にチャン・ドンユン氏への称賛を中心に書いていますので、興奮したアラフィフによるお見苦しい表現が多々あると思いますが、生温かい目でご覧くださいデレデレ

 

 

■満足した点

 

1.チャン・ドンユンの演技がうますぎる

 

今年の3月に、スーパー好みの顔のチャン・ドンユン氏を発見し、その時点ではU-NEXTで課金プログラムだった「ノクドゥ伝」が見放題になるのをずっと楽しみにしていました(そのときの投稿は下矢印)。

 

 

9月からU-NEXTへ再加入し、初めて観るドンユン氏の演技は、想像をはるかに超える上手さで、一瞬で物語の世界に引き込まれました。

 

かの有名な“コンビニ強盗を捕まえたイケメン大学生”としてスカウトされたというエピソードからは、そもそも俳優を目指していたわけではないと思うのですが、すんばらしい演技力!

 

個人的な感覚ですが、物語の世界へ引き込むパワーが、マイ推し御三家の一人キム・スヒョン氏のような引力。

 

さらに、声良し、スタイル良し、筋肉良し照れ

 

顔の小ささは、同じく御三家のボゴミにも引けを取らないのでは??

 

顔が小さいから、身長177cmよりもっと高く見えるな

 

そして撮影当時は27歳くらいなのに、20歳そこそこの役でも全く違和感のない童顔は、またもや御三家チョン・ヘイン氏にも通ずるおねがい

 

要は自分好みオンパレードのドンユン氏ピンクハートピンクハートピンクハート

 

あの時、強盗を捕まえてくれてありがとう!!

 

その行動がなかったら、彼の存在は世に知られることがなかったのかもと思うと、運命というか人生ってすごいキラキラ

 

さて、そんなドンユン氏が演じたキャラクター「ノクドゥ」は、いろいろな要素があったので、彼の魅力を余すことなく満喫できます。

 

まずは、ノクドゥの七変化別感想から。

 

●島育ちの野生児

 
物語最初の登場シーンは、海に潜ってモリで魚を捕獲するやんちゃな田舎の青年。
 
幼いエンドゥに求婚されて、たじろぐ姿がかわいいのなんのっておいでおいでおいで
 
しかもその直後に刺客と戦うアクションシーンに切り替わったので、初っ端からギャップ萌えシーンを突っ込んでくださりありがとうございましたお願い

 

 

●女装

 

視聴前は「女装男子」という設定に全く興味を持てなくて、「どれどれ……」という気持ちで視聴開始したのですが、あっというまにドンユン沼へダイブした\(^o^)/

 

なぜなら、この作品の満足度を大きく上げてくれた要素の一つが、彼の女装シーンだったから。

 

ゆで卵のようにきれいな肌や、外見の美しさは言わずもがな、声色の変え方がめちゃくちゃ上手なんです。

 

男性が女性のふりをしているのがギリギリわかるくらいの絶妙な声色が本当に素晴らしかったし、後述しますが、女装シーンならではのコメディが最高に面白かった!!

 

制作発表会見で「女装シーンが不自然にならないように、声の出し方などいろいろ考えて準備した」と言っていた役作りの成果が、存分に発揮されていましたね!

 

正体がバレた後のストーリーでは女装の必要がなかったのに、おそらくファンサで何度か女装姿を突っ込んでくれました(ボーナスカットをありがとうチュー

 

 

●男装

 

前半における男装シーンの演出が素晴らしくて、何度ものけぞってしまいましたw

 

まずは、雑魚キャラの両班に水揚げされることになったドンジュが別邸へ到着したとき、男装ノクドゥが待っていたシーン。

 

Kドラ恒例の(?)顎クイされたドンジュの目の前にいたのは、水色の服を着たノクドゥラブ これは惚れるやろラブラブラブ

 

さすがにわたしも視聴歴25本目なので予想はついていましたよ、ノクドゥの機転かユルムの権力と財力で、水揚げされずに解決することを。

 

But!

 

女装ノクドゥにすっかり慣れたこのタイミングでの男装ブッ込みは予想外で、アラフィフのハートビートは急上昇して酸欠になったちゅー

 

あと、エンドゥと3人で花チヂミを持ってピクニックへ行くシーンでも、「遠くに来たからいいだろ」と言って男装ノクドゥのお出まし。

 

前半では女装がデフォだったノクドゥが急に男装になったときのギャップ萌えが素晴らしくて、ドンジュのトキメキに視聴者も共感できる見事な演出でした100点

 

 

●武服

 

この小さい顔に黒ずくめの刺客姿がまた似合うのなんのっておいでおいでおいで

 

ムウォル団や敵の刺客に紛れるシーンでは、その機転の効かせ方やアクションシーンも相まって、ノクドゥの能力の高さが表現されていました。

 

乗馬シーンでは実際に乗って走っているカットも多く、かなり練習したんだろうなーと思えたラブ

 

まさに会見で「武術や乗馬を訓練のように練習した」と言っていた成果ですね!

 

 

 

この衣装で好きなシーンは、寡婦村が賊に襲われたときにドンジュを助けに来たシーンかな。

 

ドンジュが村にいることを知り焦って駆けつけたユルムを追い越して、ものすごいジャンプ力で賊に飛びかかるなんて、ほぼ漫画の世界w(※原作はウェブ漫画です)

 

その後のアクションシーンも素晴らしかったし、ドンジュが初めてノクドゥの名前を口に出した重要なシーンでしたね照れ

 

 

●軍服

武科試験を首席で合格し、さらに王様の護衛役である兼司僕にスピード出世したノクドゥの軍服姿が、最高にかっこいいぃぃぃぃぃぃピンクハートピンクハートピンクハート

 

凛々しいフル装備(従事官ver.)で洗濯物の隙間から現れて、花指輪&イチャコラシーン下矢印よかったラブラブ

 

官服と同様、雅な塩顔にはトラディショナルな衣装が似合いすぎる件。

 

そもそも笠(帽子)を被る前のチョンマゲ姿が、高貴な麻呂顔に激しく似合うんですよね~。

 

この髪型で寝ているシーンだけで、白米3杯いけそうでしたw

 

武術に長けているだけではなく、賢い&実は王族というチートキャラに説得力のある、知的で上品なお顔(そもそも本人は漢陽大学の金融学部卒という賢さにも萌える)。

 

そして殺陣やアクロバットなアクションシーンがキレッキレ爆  笑爆  笑爆  笑

 

兼司僕ver.の紫の軍服もめっちゃよかったラブラブ

 

 
※画像はご本人事務所の公式Instagramをスクショ
 
 

ついでに、最終決戦のユルムの黒の軍服姿もセクシーおねがい

 

 
 

2.肉食系男子ノクドゥの色気

 

ノクドゥの女装がドンジュにバレたあたりからの、2人だけのときに醸し出される肉食系男子の色気に何度も気絶しそうになりましたチーン

 

男らしさを醸し出すときのさりげない視線や表情、声のトーンがめちゃくちゃ上手で!

 

2人がお互いを意識し始めてからの、ラブコメ定番のディスり合いや、ツンデレの掛け合い、ドキドキ演出がまたそれに拍車をかけてくれた。

 

ノクドゥが最初に色気ムンムンになったのは、女装がバレないように2人で川に落ちた後、舞の見本を見せるシーンかな(アクションだけでなく、踊りもまた上手なんですよ、奥さんおいでおいでおいで)。

 

なかなか想いに応えてくれないドンジュに向ける、切ない表情もよかった!
 
島育ちのおおらかさと、裏表のない素直な性格、やんちゃな表情で自分を「男前だろ」「好きにさせてみせる」と言ってドンジュをあおったり、極めつけは都でドンジュを送るときに「正直でありたい。だから手もつなぐんだ」と言ってドンジュの手を握ったシーンは最高かキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ
 
この後に「(送ってくれるのは)道の最後までよ」とドンジュに言われて「なら、ゆっくり歩く」と言ったときの笑顔も最高ですた\(^o^)/(U-NEXT版後半エピソードのエンディングで冒頭に流れた映像です)
 
井戸で死にかけたドンジュが最後に思い浮かべたのも、上矢印のときの笑顔なんですよ~ラブ
 
このシーンは、お花畑もきれいだったのでお気に入り。
 
 
肉食系男子のくせに、雨の中の濃厚キスシーンの後は「心臓が爆発しそうだ」と、手がめちゃくちゃ震えていた演技も本当に上手だった!
 
あと、大きな玉春糖を頬張ったときの顔も悶絶級デレデレデレデレデレデレ
 
 
そもそもドンユン氏は頬がぷっくりしていて、それがかわいくて魅力なのですが(でも、本人はそれがコンプレックスと言っていたポーン)、飴を頬張った顔はそのかわいさが倍増でデレデレ
 
ドンジュの「頬張った顔がウサギみたいでかわいいうさぎという意見に、諸手を挙げて同意しました。
 
 
 

3.前半のコメディシーンに爆笑

 

女装ゆえに展開されるコメディシーンに爆笑の連続でした。

 

<例>
・女性の着替えシーンに驚いて絶叫。
・沐浴を避けるために必死に抵抗。
・自分を卑下しながら実は自慢という女子トークを理解できずに、ストレートに反応してボコられる。
・ドンジュに女性がバレたときのベタな展開(あのうめき声が笑い泣き)。
・寡婦村の管理をする副奉事ヨン・グンに一目惚れされる。
・ドンジュと母娘設定のときのおばさんキャラ。
・連れ戻されたキム家の寡婦を助けるときに急にスクが登場したので、キム家の寡婦になりきって家来たちに力強いビンタ(その前の鉄の象を盗むところからこのシーンまでの流れ、めちゃくちゃ爆笑だった笑い泣き笑い泣き笑い泣き
・ユルムと馬に2人乗り&妓生たちの反感を買う。
・ユルムとのキスシーン(2人とも俳優魂すごい笑い泣き
・その翌日、ユルムを全速力で追いかける男らしい走り方
 
など。
 
だから最終話で、女装シーンを入れてくれたのがうれしかったですほっこり
 
 

4.敵役のキャラ変演出

 

ユルムは、前半の「上級身分の優男」キャラから、「雲が描いた月明り」のユンソンと同じで、完全な当て馬キャラだと思っていました(&最後には死んでしまうんだろうなーとも)。

 

正体を明かすまでは“料理が趣味の両班?”というふんわりした設定だったので、もしかしたら王族の重要ポジかなーとは予想していましたが、まさか次の王である仁祖だったとはゲッソリゲッソリゲッソリ

 

このときの、満を持したキャラ紹介のテロップの出し方が最高だった!

 

狂気に満ちた表情でキャラ変した瞬間、いきなり表れた「綾陽君 のちの仁祖」のテロップ。

ナイス演出グッグッグッグッグッグッ

ブラボーーーー拍手拍手拍手拍手拍手

 

このドラマにおける一番の興奮の瞬間だったかもポーンポーンポーン

 

めっちゃイケメンで色気のある狂気キャラは、北村一輝さんのようなイメージ(塩顔とは真逆のローマ人顔なのに、かなり好きな俳優さんなんです)。

 

サイコパスかと思いきや、ドンジュに対しての気持ちだけは誰よりも純粋で、ドンジュを追う視線がいつも切なかったぐすん

 

エンドゥとの調理場デート(?)も、優しさがあふれていましたね照れ(幼いエンドゥも惚れるはずや~照れ

 

ラストは一縷の人間の心で、ドンジュを解放してくれてよかったし、これから待ち受ける彼の波乱の未来(史実としての)を思うと少し悲しくなったショボーン

 

演じたカン・テオ氏、優男の落ち着いた雰囲気から30代と思っていましたが、ドンユン氏よりも2つも年下で撮影当時25歳くらい??

 

ドンユン氏とはまた別の色気がムンムンで、前半の優男もよかったけど、後半の怪演も本当に素晴らしかった~。

 

「ヴィンチェンツォ」のテギョン氏も悪役がハマっていたし、イケメンアイドルの怪演は惹きつけられるパワーがある!!

 

 

 

5.史実とファンタジーのバランス

 

「雲が描いた月明り」のときに購入した下矢印を読んで、暴君とされる光海君がモデルの「王になった男」(ドラマ版)が気になっていたので、光海君の概要はうっすら理解したうえで視聴しました。
 
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だから、ノクドゥが王の息子であることがわかったとき、ラストはファンタジー設定としてノクドゥが王になり、もとは領議政の孫だったドンジュとの婚礼もありえるのかなと思っていたので、ユルムが仁祖と判明したときはもう本当に鳥肌でポーン
 
同時に、史実通りにユルムが王になるとしたら、その後の展開とラストの予想がつかなくなった。
 
そして、王が崖から落ちたときは、そこまで脚色していいんかーーーーーいおいでおいでおいでおいでと焦ったしww
 
結局、もちろん王様は死んでなかったけど、あの落ち方であっさり生還するのはちょっとファンタジーが過ぎますねwwww(種明かしがなかったから、ただのラッキーボーイってことですよねアセアセ
 
王様が、本当はノクドゥが死んでいないことに気づいているのかいまいち判断がつかなかったけど、あのまま史実とファンタジーが乖離して、王宮のエピソードはフェードアウトし、ファンタジーストーリーのハッピーエンドで終わると思ったら、仁祖のクーデターまでちゃんと描いてくれて、ものすごく満足度の高いラストだった。
 
誕生日トリックにも全然気づかなかったので、あれは興奮した。
 
※史実との比較を中心にした感想は後編で書く予定です。
 

 

6.愛すべきサブキャラ

 

●ファン将軍(エンドゥ父)

普段はニコニコした小柄なオッサンが、華麗に戦うシーンは、「スターウォーズ」のヨーダを彷彿とさせたww

「ファン将軍」という役名から、昔は王宮に使えていた武官だったのかな?

最初のほうで、ノクドゥが「島を出て将軍になりたい」と言っていたのは、彼に憧れてだと思うけど、ファン将軍のバックグラウンドはあまり描かれていなかったような。

 

●エンドゥ

要所要所で物語のキーマンとなった影のヒロイン!?

乳歯が抜けた口元がかわいかったおねがい

 

●ヨン・グン&烈女団のボンニョ

ノクドゥに一目惚れしたヨン・グンが、最後はまさかのサブカップルオチになるとはwww

彼のおかげでノクドゥたちの都の生活がスタートできたし、最初から最後まで本当にナイスキャラだった。

寡婦村襲撃のときや、ノクドゥの正体が王様にバレたとき、大罪を犯した彼の処遇が心配だったけど、いずれも事なきを得たようでよかった(それはそれでご都合主義すぎるけどw)。

 

 

 

■気になった点や慣れない点
ものすごく気に入った作品なので心苦しいですが、自分用備忘録なので……。
 
●後半の展開が重い
前半のコメディシーンがよかっただけに、そのギャップがつらかった(ストーリー的には良かったので、個人的な心情的に)。
ノクドゥが苦悩の表情ばかりだったしえーん
 
●人が死にすぎ
時代劇なので仕方ないけど、主要キャラがどんどん死ぬし、最終決戦で多くの人が死ぬことがつらすぎる(「太陽を抱く月」でも同じ感想だった)。
 
●波乗りシーンがなかった
後半の2人の会話で何度も出てきた「海へ行こう」。
島へ移住したラストシーンでそれが実現されましたが、ノクドゥの「俺は波乗りできる」が映像化されなくて残念だった笑い泣き
ドンユン氏のサーフィンシーンを期待していたので、めっちゃ残念アセアセ
 
●ドンジュの前髪
時代劇なので違和感が……、キム・ソヒョンちゃん的にデコ出しNGなのか?
 
※追記
後日、原作のキャラクターを確認したところ、前髪があるのはそのイメージを踏襲したからのようでした。ソヒョンちゃん、うがった見方をしてごめんなさいガーン
 
●ドンジュの水揚げ
妓生見習いがあんなにあっさりと水揚げできるのかモヤモヤしたし、そもそもドンジュが妓生見習いである設定があまり活かされていなかったような……(孤児なので選択肢がないのはわかるけど)。
 
●ノクドゥ義父の病気フラグ
回収されなかったので、なんの意味があったのかよくわからず。
ノクドゥが軟禁先に、咳に良いとされる「島キキョウ」を届けに行ったシーンがあったくらいかな。
そういえば、地下牢でかなりの拷問を受けたわりには回復が早かったですねww
 
●ノクドゥ兄の浅はかさ
ノクドゥ兄の浅はかな行動に終始イライラした。
とはいえ、視聴者は俯瞰で見ているから「おいおい、ヒョン、騙されんなよーーーーおいで」と、「志村、うしろーおいで」的な感覚で判断できるけど、志村本人は当事者だから仕方ないといえば仕方ないか……。
 
●王様夫妻とノクドゥが似ていない
美男美女だけど、2人とも濃いめの顔だったなー。
 
●時空が飛びすぎ
Kドラあるあるですが、昼から急に夜になることが多い。
今回も真っ昼間に始まった最終決戦の途中で、いきなり夜になってびっくりしたw
 
*************

 

最後に気になった点をもう一つ。
 
わたしは見放題になってから視聴したので、実際に課金したわけではありませんが、1話約30分に330円は高すぎる笑い泣き笑い泣き笑い泣き
 
感想第2弾は、史実との比較などについて書いてみようと思います。
 
ではまたバイバイ
 
 
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