機能性ディスペプシア(FD) | 輝鍼灸院☆輝ファミリーの輝日記☆

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機能性ディスペプシア(FD)

 

聞きなれない方は多いかもしれません。

 

ディスペプシアとは、胃の痛みやもたれなどの不快な腹部の症状のことをいいます。

 

「胃が痛い」「胃がもたれる」といった症状でお悩みの方は多いのですが、内視鏡検査などで調べても、はっきりとした原因が見つからないケースも少なくありません。

 

このようなケースの場合、器質的に問題が見つからないにしても、胃の機能が悪くなったことが発症の原因ではないかということで、「機能性ディスペプシア」という病名が生まれています。

 

以前は「慢性胃炎」といった表現で伝えられてきたようですが、胃に炎症が起きていなくても症状があることから、慢性胃炎とは違った病気ということになります。

 

同じような症状で、逆流性食道炎と診断名をつけられる方も多いですね。

 

しかし、私たち東洋医学の観点から見れば、どの病名であろうと大差ありません。

 

「胃が痛い」「胃がもたれる」こういった症状がある場合でも、精神的ストレス・飲食の不摂生・風邪

疲労、加齢etc、様々な原因が考えられます。

 

もしくは、これらの原因が複合的に重なって症状を引き起こすケースもあります。

 

実際の臨床では、やはり精神的なストレスが、大きな要因となっていることが多く、鍼灸はとても有効だと日々実感しています。

 

機能性ディスペプシアという病名はついていなくても、それによく似た症状で悩んでいる方は多く、毎日のように治療しています。

 

このような症状でお悩みの方は、ぜひ東洋医学的な考えに基づく鍼灸治療をお勧めします。

 

 

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