
昨年からスタッフ不足に悩まされていましたが、昨年末から鍼灸学生が午前と午後に1名ずつ来てくれることになり、ずいぶんと助かっています。
二人ともまだ二十歳の学生です。
若い学生にしては珍しく、伝統的な鍼灸に興味をもってくれて、とても嬉しく思っています。
また来週からは午前にもう一人、男性のスタッフが来てくれます。
彼はもう何年も北辰会でともに学んでいる仲間なので、気心も知れており、即戦力として活躍してくれるものと期待しています。
しばらくの間、妻には負担をかけてしまったので、少し休む時間を設けてあげることができれば有難いです。
せっかくいただいたご縁ですし、彼ら三名にはできる限りのことを伝えていきたいと思っています。
特に大事だと思うのは、師匠から繰り返し教えられた「一途に貫き続けることの重要性」です。
私が求める道は、慰安でも美容でもない、「医療としての鍼灸医学」です。
多様性を求められる時代ですが、それはあくまで自分自身の軸を明確にしたうえで、他を認めるということだと理解しています。
例えるならば、私たちは東洋医学・伝統鍼灸医学の実践者であり、プロフェッショナルであるという誇りを持つこと。
その上で、西洋医学の医師と互いの立場を認め合い、協力し合う。
これが理想の姿だと思っています。
自分の軸を見失い、ただ多くの考えを取り入れているのであれば、それは私の中では多様性ではありません。
これは単なる頑固ではなく、他を認める上で必要な、自分の中の軸なのです。
鍼灸に慰安の側面がないわけではありません。
しかし、それは医療としての鍼灸を真剣に行う中で、副産物としてついてくるものだと思っています。
そこをはき違えてしまっては方向性が大きくずれてしまい、自分の求める道から外れてしまうのです。
まずは自分自身が一途に貫き続ける姿を見せ、彼らにも伝えていきたいと考えています。