◆◆ 科学カフェ京都 第177回定例会 ◆◆
日時: 2024年 3月16日(土) 2時~4時30分
話題: 「巨大科学を支える世界分散コンピューティング」
講師: 坂本 宏 先生
(東京大学名誉教授 専門:素粒子物理学)
https://www.icepp.s.u-tokyo.ac.jp/~sakamoto/
https://home.cern/
会場: 京都大学理学研究科セミナーハウス
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_n.htm
(上記地図の番号10の建物です)
概要:
近年のコンピュータとネットワークの急速な発展は、これまでには考えられなかった規模のデータ処理を可能にする。それにより、巨大科学と呼ばれる大規模な物理実験が実現している。著者はジュネーブにある欧州合同原子核研究機関 CERN に建設された世界最大の加速器LHCで行われている ATLAS 実験に従事し、その世界分散解析網の構築を進めてきた。その解析網は、今日ではLHC実験に限らず、いくつもの巨大科学プロジェクトに使われてきており、文字通り巨大科学を支える計算インフラとなっている。講演では ATLAS 実験を例にその構成と機能、性能や今後の可能性について解説する。
講演資料:
http://kagakucafe.org/sakamoto202403.pdf
講演ビデオ:
質疑応答:
参考:
https://ameblo.jp/kagaku/entry-12443939170.html