私の欠片
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初ブロ

今日からブログ。

ちょこちょこブログやってるけど基本的に長続きしない。


最近、生活も目まぐるしく変わった事もあってブログを書くことでより前向きになろうと計画中。





Android携帯からの投稿

62

翌日、私はいつものように由紀ちゃん、瑞穂ちゃんと会話をしながら学校へ向かった。


他の子も一緒にいるので、なるべく昨日の事は話さないようにしていた。


学校に着くとクラスの誰かが

『亜稀ちゃんに亀本先生が職員室に来てって言ってた。』

と言われた。


昨日の事?



もう心臓はバクバクで生きた心地がしない。


重い足取りで職員室へ向かう。


頭の中は昨日の事でいっぱいだった。



何故、呼ばれたのだろう?

昨日の事バレたのだろうか?


由紀ちゃん?瑞穂ちゃん?


今からどうやって嘘を付こう?


まだ亀本先生に会う前から色々な事を思い巡らせ妄想が膨らむ。


そんな事を考えながら職員室に着いた。



亀本先生は笑顔で

『じゃあ、取り合えず座って下さい。』

と言って近くにあった椅子を差し出した。


私が座ると亀本先生が

『ちょっと言いにくいんだけど菊地さんは昨日何をしていましたか?』


と言った。

私は

『ええっと。
友達と遊んでいました。』

と言った。


亀本先生は

『中学校には行ったかな?』

と優しく聞いた。


私は

『いえ。
行ってません。』

と答えた。


平然としていたつもりだが心は動揺していた。


何故、聞くのか?

どこまで知っているのか?


全て知っているのか?



心の中は漠然とした不安でいっぱいだった。

61

私は母に中学校であった事を言おうか迷った。


火の事が不安だから言いたい。


でも三人で秘密にしようと約束した。



悪い事をしたかも知れないけど、どういう経緯で行ったかを言いたい。


でも絶対怒られる。


心の中でずっと葛藤していたが結局言えなかった。





夜、私が寝る前に母は身支度をして、また飲みに行こうとしていた。



私は

『今日は行かないで欲しい。』

と言った。


母は


『ごめんね。
約束したから。
お父さんがもうすぐ帰って来るから。』

と言った。


『わかった。
いいよ。』

と私は言った。


それは納得と言うよりも諦めだった。


父もすぐ帰って来る訳がない事も分かっていた。



その日は当然すぐに眠れる訳がなく取り合えず目を瞑っていた。




そして母の出掛ける音がした。



私は自分に言い訳をした。

お母さんに言いたかったけど飲みに行っちゃったから言えなかったと。
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