読みにきてくださってありがとうございます!


さあ実験のお時間でございます。テーマは

ホットケーキ生地、思いっきり混ぜまくったらどうなるの?

でございます。

一般的に、ふんわり厚みのあるホットケーキを作るコツといえば、混ぜすぎないこと!これよく言われますよね。小麦粉にふくまれるグルテンが混ぜすぎることによって強くなり、生地が膨らむのをジャマしてしまうのです。


とはいっても、実際どのくらい差が出るものなの…?ってなわけで、実際に比べてみました。


私がよく作るホットケーキは水分に対して粉がちと少なめ、もともと薄めに膨らむタイプ↓



これだと膨らみ具合を比較しにくいし、一般的に作られている1番スタンダードなホットケーキで比べてみたい!


というわけで、今回は自家製のホットケーキミックスを使ってスタンダードなホットケーキに近い配合でやってみようと思います。
ホットケーキミックス使えば早いんですけど、ウチには常備しておらず、ゴメンナサイ(-.-;)買えよ


作り方は森永さんのホットケーキミックスのサイトを参考に、
・牛乳と卵はあらかじめよく混ぜておく
・ベストな合わせ具合は粉っぽさが残るくらい
という条件のもと比較していきたいと思います。

今回は油やヨーグルトなどのふわふわ裏ワザ小細工はナシで、シンプル・イズ・ベストホットケーキでいきますよー!!



【自家製ホットケーキミックス】150g分
薄力粉…130g
きび砂糖…14g
塩…ひとつまみ
ベーキングパウダー…6g


これをよーくホイッパーで混ぜ合わせます。
そして75gずつ半分に分ける。

卵…1個
牛乳…100g

↑こちらをフォークでよくよく溶きほぐしてしっかり混ぜ合わせ、半量ずつ粉と混ぜ合わせます。

AとB、それぞれ2種類の生地を作ります。



A…いつも通り混ぜる回数は最小限の生地

少々粉だまがのこっているかな〜くらいで混ぜるのはストップ。持ち上げて垂らすと、ポテッポテッと落ちて粘りがある生地です。


フライパンに落とすとこんな感じ。ゆっくりじんわり丸く広がりました。あまり大きくは広がりません。




B…思いっきり混ぜまくった生地

Aの生地の状態からさらに300回、しっかりめにぐるぐると思いっきり混ぜていきます。



生地「お前…!一応製菓学校卒業してんだろうが。俺にこんな事していいと思ってんのかよ!!」



私「大丈夫大丈夫!どんな姿に仕上がってもおいしくいただくからね〜」



生地「お前はグルテンの強さを知らねえんだよ…。せめて焼き色だけはおいしそうにして…くれ……」



はい、茶番はこのへんにして



ダマはなくとってもなめらか。持ち上げて垂らすとサラサラ〜と垂れ落ちます。シャバシャバなゆるい生地です。


フライパンに落とすと、さーっと大きく広がりました。


よって、水平じゃないフライパンで焼くとこんな感じに好き勝手広がり、いびつな形になりました。oh,NO!



〜焼き上がり〜



左・Aの生地    右・Bの生地

わかりやすく横から見てみましょう。

おおお〜!森永さんの教え通りにに作ったAの方が明らかにふっくら厚みのある仕上がりになってますね。


Aの生地です↓


断面はこんな感じ
生地のときは若干粉っぽさを残していましたが、焼き上がるとなくなりました。



続きまして、Bの生地

断面はこちら


特別どちらかに気泡が多すぎる!目がつまりすぎてる!なんてことはありません。厚みが違うだけで目の大きさはあまり変わりないようです。


食べてみた感じも、かたい・やわらかいの差はほとんどありませんでした。
強いて言うならBの方が表面がちょっと噛み切りにくくてかたいのかな?とは思いましたが、気のせいかもしれません。えぇ…


どあっぷ。左2つがAで右2つがBです。


というわけで本日の結果まとめ。

・ひと目見てわかるくらい厚みに差がでた!

・混ぜる回数が少ない方がしっかり上にふくらみ、厚みのある仕上がりになる。

・混ぜるほどサラサラで横に広がりやすい生地になり、厚みが出ない。


混ぜる回数を少なくすることが、ホットケーキ作りでは大事ってこと、あらためてよくわかる結果となりました。



もちろん2種類とも子供たちと一緒においしくいただきましたよ〜(^^)

焼いているそばからおチビズからのはやくクレクレコールがすごかったので、比較する前にすべて食べられてしまうんじゃないかと、そこが今回1番心配な点でしたね。そこ?
とりあえず1枚渡して残りを急いで焼きまくり、なんとか間に合ったのでよかったです。ちゃんちゃん。




粉の違いも調べてみました 




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ネクストフーディスト