欅坂46の曲と長濱ねる | カブログ君の音楽と旅

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グループは日向坂・櫻坂・乃木坂・STU・カラオケバトル出場者等10代の若者中心に紹介しています。
アイドルは谷口愛梨・上村ひなの・筒井あやめ・渡辺莉奈、歌手は佐久間彩加・伊沢友香が推しメンです。

 

 

 

欅坂46の歌詞の中には長濱ねるが多く潜んでいるというのが私の持論なのですが、バラバラに書いていた記事を一部修正を加え乍ら整理してみました。欅坂46の楽曲の詩を見ているとストーリーとしての長濱ねるが多く存在し、それを表現者としての平手友梨奈が表現し、平手友梨奈の世界観に他の20名のメンバーが必死でついて行っているような気がします。

 

大作詞家秋元康にしてもまさかここまでの仕上がりになるとも思っていなかっただろうし、天才振付師TAKAHIROをして「彼女たちを尊敬している」とまで言わしめた。欅坂46は周りの大人達の想像以上のスピードで一気に駆け上がったことだけは間違いないだろうし、その原動力は明らかに平手友梨奈なんだろう。尚、この記事は2016年7月24日版の修正記事です。

 

 

 

 

 

 

【1】 乗り遅れたバス

 

 

ごめん 一人だけ 遅れたみたい

あの場所に 誰もいなくて どこへ行ったらいいのかなんて わからなかった

片道の夢 手に持ったまま 坂の途中で 途方に暮れた

 

風が過ぎた街は 音も消えたみたいで 君に掛ける言葉が 僕には見つからなかった

できることなら 時間を戻し 一緒に行きたかったけど 欅坂 向かうバスは もう先に出てしまった

だから 一人きり 歩き始める みんなとは 違う道順 だって今さら追いかけたって 間に合わないよ

私の未来 自分で探して いつかどこかで 合流しよう

 

風の向きを探し 空に伸ばした掌 何か触れたみたいに 日差しがやさしく感じたよ

見えないものは どこにあるか 確かめにくい思い込み 憧れた遠い夢は 少しずつ近づいてる

だから 一人きり 歩き始める みんなとは 違う道順 だって今さら追いかけたって 間に合わないよ

私の未来 自分で探して いつかどこかで 合流しよう

 

どの道を行こうと どの坂登ろうと 溢れ出す汗も 流れた涙も 美しく輝くよ

ごめん ごめん 一人だけ 遅れたみたい

あの場所に 誰もいなくて どこへ行ったらいいのかなんて わからなかった

片道の夢 手に持ったまま 坂の途中で 途方に暮れた

夢はどこかで 繋がるのだろう みんなの 未来は一つ ラララ…

 

 

 

 

 

 

 

 

この曲はどう考えてもまんま長濱ねるの話なのだが、ねる自身も「坂の途中で 途方に暮れた」の歌詞について実際に帰りの坂で泣いたらしいのですが、「秋元先生は見ていたのだろうか?」と書いています。実際は見ている訳はなく、見ていたら泣いたとか涙ぐんだとかになっていたと思います。ただ長濱ねるの話が元になっているが、けやき坂46のメンバーは全員遅れて加入したのだから共感し易い曲だ。しかし、あくまでもこのバスは欅坂46行きのバスだから欅坂46の曲のようで、あくまでも乗れなかったねるは部外者扱いだ。

 

「私の未来 自分で探して いつかどこかで 合流しよう」という歌詞はそのまま解釈すれば、1人だけ遅れて加入してけやき坂46のメンバーになったが、いつか欅坂46のメンバーになって合流するということだ。しかし、ねるは兼任として合流してしまったので、一歩遅れて加入したけやき坂46メンバーにも当てはまる内容なのかもしれない。兼任にはなったが、ねるの本籍地はけやき坂46なので、真の合流ではない。ねるの為にできたけやき坂46だから本籍地が簡単に変わることもなく、選抜でも始まらない限り、移籍はないだろう。

 

 

 

 

 

【2】 サイレントマジョリティ

 

 

人が溢れた交差点をどこへ行く
似たような服を着て 似たような表情で
群れの中に紛れるように 歩いてる
誰かと違うことに なにを躊躇うのだろう

先行く人が振り返り 列を乱すなと
ルールを説くけど その目は死んでいる

君は君らしく 生きていく自由があるんだ
大人たちに支配されるな
初めからそう諦めてしまったら
僕らは何のために生まれたのか

夢を見ることは時には孤独にもなるよ
誰もいない道を進むんだ
この世界は群れていても始まらない
YESでいいのか
サイレントマジョリティー

どこかの国の大統領が言っていた
声をあげない者たちは賛成していると
選べることが大事なんだ 人に任せるな
行動をしなければNOと伝わらない

君は君らしく やりたいことをやるだけさ
One of themに成り下がるな
ここにいる人の数だけ道はある
自分の夢のほうに歩けばいい

見栄やプライドの鎖に繋がれたような
詰まらない大人は置いて行け
さあ未来は君たちのためにある
NOと言いなよ
サイレントマジョリティー

誰かの後を付いて行けば
傷つかないけど
その群れが総意だと
ひとまとめにされる

君は君らしく 生きていく自由があるんだ
大人たちに支配されるな
初めからそう諦めてしまったら
僕らは何のために生まれたのか

夢を見ることは時には孤独にもなるよ
誰もいない道を進むんだ
この世界は群れていても始まらない
YESでいいのか?
サイレントマジョリティー
 

 

 

 

 

 

 

「君は君らしく 生きていく自由があるんだ 大人たちに支配されるな 初めからそう諦めてしまったら 僕らは何のために生まれたのか」の歌詞も丸々長濱ねるの話で、両親や先生の希望は恐らく長崎大学か九州大学に入って、卒業後は地元九州の一流企業に勤めて貰いたいというものだったのだろう。他のメンバーも調べてみたが、少なくともこんな話が当てはまる欅坂46のメンバーは長濱ねるだけだった。

 

長濱ねるの従順さは異常なくらいで、両親や先生の喜ぶようなことしかしたことがなく、常に優等生だった。そんな日常に嫌気がさしてストレス解消の為にアイドルに嵌ったり、クイズ番組に出たりした。中学時代は海外に憧れ、韓国やアメリカに渡ってホームスティもした。高校時代はもっと本格的に海外留学をしようと考えて、試験を受けたら合格したのだが、留年しなければならないと分かり、断念したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

とにかく東京の大学に入りたいと思っていたねるは欅坂46のメンバー募集に飛びついた。ねるの主目的はアイドルになるではなく、東京の大学に入学するための手段であり、一足先に東京に足掛かりをつくる事と親の束縛から逃れることだった。もっと言えばねるも合格するとは思っていなかったので、青春の思い出程度に最初は考えていたようだ。しかし、合格するはずがないと高を括っていた母親は最終選考まで残ると東京まで行って強引にねるを連れ戻した。その時の光景で私が異常だと感じたのは運営スタッフの前でもねるはただ泣くだけで、一言も自分の意見を発しなかったことである。

 

これでは運営スタッフもお手上げで、母親の言う通りにするしかなかったのだろう。そんなとことん親に従順なねるが家に入った途端、「信じられない!」と泣き叫び、自室に閉じこもった。生まれて1度も親に逆らった事のないねるの行動に両親も驚いたようだ。何しろ生れて初めての反抗だったから両親も途方に暮れたのだろう。そんな時、ねるの姉さんが母親に「親は子供の障害物を取り除くんじゃなくて、子供が何かにぶつかった時に手を差し伸べればいいんじゃない?」と言ってねるを援護した。

 

父親は運営スタッフに連絡して「もう一度チャンスを貰えませんか?」とすがるような気持ちで電話した。元々、ねるは評価が高かった事と、初期メンバー2名の辞退もあったから乃木坂46の福岡公演を見せる事になった。そこで両親も納得して娘を預ける決心をし、運営スタッフも特例での加入を認めた。但し、最終審査を受けないで加入したメンバーは元AKB48の篠田麻里子だけであり、そんな篠田麻里子は人気投票でファンの大きな支持があって加入できた。従って長濱ねるは異例中の異例の加入だった。

 

 

 

 

 

 

「君は君らしく やりたいことをやるだけさ One of themに成り下がるな ここにいる人の数だけ道はある 自分の夢のほうに歩けばいい」という歌詞の影響だろうか、以前のねるは大統領か空港のグランドスタッフになるのが夢だったが、最近はユニセフや国連の仕事に携わりたくてフランス語の勉強もしているようです。東京オリンピックのボランティアもしたいから5カ国語が喋れるように勉強しているようです。欅坂46インテリ女王決定戦でも英数が満点で、初代女王に輝くほどの才女です。

 

他に最近新たにこんな夢を語っているメンバーは私が知る限りいない。大体皆アイドル活動だけで手一杯で、他の夢を見る余裕なんてなさそうだ。強いて言うなら美大生の佐藤詩織くらいで、将来はデザイン関係の仕事がしたいようです。長濱ねるは両親の意向もあって昨年11月にはAO入試か推薦で大学に内定したようです。しかし、秋元康から制服と太陽という曲をプレゼントされ、迷いに迷った考え方が1本化され、自分で両親を説得して大学進学を諦め、アイドルを頑張ると決めたようだ。

 

個別握手会に来た受験生が、「受験なので今日の握手会が最後になります。パワーをください」と言ったので、ねるが「一緒に受験勉強頑張ろうね!」と言ってギュッとしたらその受験生がその場で泣き崩れ、「本当にありがとうございます。頑張ります!」と言ったそうです。そこで初めて自分のアイドルという立場の大きさと責任感を感じたようです。最初は動機が不純というか、アイドルを通過点としか考えていなかったが、アイドルの魅力も感じているので、これからは迷いなく全力で取り組むだろう。

 

 

 

 

 

【3】 世界には愛しかない

 

 

<歩道橋を駆け上がると 夏の青い空が すぐそこにあった
絶対とどかないって わかっているはずなのに
僕はつま先で立って 思い切り手をのばした>

 

ただじっと眺め続けるなんて、できやしない
この胸にあふれる君への想いが もどかしい

 

<真っ白な入道雲が もくもくと近づいて
どこかで蝉たちが 一斉に鳴いた>

<太陽が一瞬 ひるんだ気がした
複雑にみえるこの世界は 単純な感情で動いている>

 

最初に秘密をもったのは いつだろう
大人はみんな嘘が多すぎて 忘れてる

通り抜ける風は 僕に語りかける
もう少ししたら 夕立が来る

 

世界には愛しかない
信じるのはそれだけだ

いますぐ僕は 君を探しに行こう
誰に反対されても 僕の向きは変えられない
それが 僕の アイデンティティ

 

<空はまだ明るいのに 突然雨が降って来た
僕はずぶぬれになりながら 町を走った
夕立も 予測できない未来も 嫌いじゃない>

最期に大人に逆らったのは いつだろう
諦めること強要されたあの日 だったか

アスファルトの上で 雨が口ごたえしている
傘がなくたって 走りたい日もある

未来には愛しかない
空はやがて晴れるんだ

悲しみなんて その時の空模様
涙に色があったら 人はもっと優しくなる
それが 僕の リアリティ


君に会った瞬間 何かをとりもどしたように
僕らの上空に 虹がかかった

世界には愛しかない
信じるのはそれだけだ

今すぐ僕は 君を捜しに行こう
誰に反対されても 僕の向きは変えられない
それが僕のアイデンティティ

<全力で走ったせいで 息がまだ弾んでた
自分の気持に正直になるって 清々しい
僕は信じてる 世界には愛しかないんだ>

 

 

 

 

 

 

 

てちが歌詞の中の「君に会った瞬間何か取り戻したように僕らの上空に虹がかかった」の部分はねるを連想すると言い、ねると二人で鳥肌が立ったと言っています。欅坂46のメンバーの多くはメンバー間の愛だと思っているようです。勿論秋元康としては多くの人がそれぞれの解釈でこの曲を楽しんで欲しいと思って作詞してしますから人それぞれの解釈があってしかるべきです。しかし私はこの曲もねるが大きく絡んでいると思います。

 

「大人はみんな嘘が多すぎて」の部分はねるの母親の事だと思っています。ねるの母親はねるを連れ戻す為に東京に行くのですが、ねるの良き理解者である姉には「ねるが不安そうだから応援してくる」と言っているのである。ねるは姉を世界一尊敬していて恐らく、後で姉から聞いただろうこの話で納得したであろう。何故ならそんな事を知らないねるは姉も連れ戻しに反対していないんだという失望もあっただろうから泣くだけで母親に従った可能性が高いからである。

 

実際は父親はねるに今でも朝晩必ず2回メールをするくらいの親馬鹿で、3次試験に受かった時は「腹をくくる」とメールで言っていたようである。母親も飛行機の中で応援しようという気持ちと芸能界に対する偏見の狭間で葛藤しながら乗っていたようだ。「最期に大人に逆らったのは いつだろう 諦めること強要されたあの日だったか」も正しくねるの話で、連れ戻されたこの日の話です。「君に会った瞬間 何かをとりもどしたように 僕らの上空に 虹がかかった」の歌詞はてちと同じです。
 

つまり、この君とはねるの事で、2016年の1月中頃てちと恐らく女子寮で2人きりになる事があった。それまであまり会話をしたことのない2人だったが、お互いの家族の事や欅坂46の将来について話し合った。そこで人一倍欅坂46を大事に思っていたてちはメンバーがどの雑誌に出たいとか自分のことしか考えていない事に失望していた。てちは最年少だが運営サイドからセンター兼リーダーとして期待されている事を自覚していたからやりきれない気持ちで一杯だった。

 

そんな欅坂を1歩引いて客観的に見ていた物理的に孤独なねるはてちと共感した。ねるの考えは雑誌の仕事がどんどん来るのは自分達の実力じゃなく、乃木坂という先輩が血の滲むような努力の末に土台を築いてくれているからなんだという事が分かっていた。何故ならねる自身が乃木坂46のファンであり、伊藤万理華オタクだったからだ。てちもアイドルになって可愛いとか言われたくてなったんじゃなくて、自分を変えたかったから飛びこんだ世界だった。

 

てちは欅坂46の選考に落ちたら海外留学を考えていたぐらい自分自身を変えようと思っていた。てちはバスケ部に入るほど体力には自信があったが性格は大人しく、中学校では隅っこにいるような目立たない子だった。てちのソロ曲山手線には「学校に行っても居場所がない」という歌詞があります。てちはある雑誌で「ふたりとも戦っていくものがあるし、どこか孤独な部分もある」とねるについて語っている。それをねるはBUBUKAでは物理的に孤独な自分と、精神的に孤独なてちと表現してサブタイトルにまでなっている。

 

BUBUKAの記事のタイトルが「長濱ねる17才の地図」となっていて、「2015年8月21日、最終審査のステージに長濱ねるの姿はなかった。夢半ばで東京から連れ戻された彼女は、それが親心とは知りながらも、部屋にこもってひたすら泣いた。そして、再び訪れた東京で、色違いの衣装に袖を通し、一人の少女と運命的な出会いを果たす。漢字とひらがなを結ぶ壮大な物語が、今動き出す。」という説明文が付いている。これもねるの父親が尾崎豊のファンで、ねるもそうだからこういうタイトルになっている。

 

私の解釈は悩めるてちにねるという考え方の根底が一緒の同志が現われた。人一倍グループへの想いが強く、自分が頑張ろうといつも気を張っているてちの力になろうとねるは思っていた。その想いが決心に代わったのは2016年3月27日で、「てちとご飯に行きました。いっつも周りを考えているてち。いっつも気を張っているてち。帰りの電車で私の肩に寄りかかって寝てる姿が愛おしくて、絶対にこの子を守ろう、支えようって心から思いました。初めての感情でした。いつもありがとう。」と、ブログに書いている。

 

2016年2月29日の欅って書けない?という欅坂46の冠番組で、てちのセンターが発表された。当時中学2年生で、メンバー最年少のてちにとってとてつもない重圧がのしかかっていた事だろう。実際仲の良かった子も離れていったり、自分の考えに共感してくれなかったりした時期だったからだ。そんな苦しい時期に唯一味方になってくれたねるはてちにとって正に天から舞い降りた女神だったに違いない。当時離れていったメンバーは後にてちに申し訳ない事をしたと語っている。思いがけない人気に浮かれていた事と、最年少のてちにあれこれ言われるのが嫌だったのだろう。

 

つまり、「君に会った瞬間 何かをとりもどしたように 僕らの上空に 虹がかかった」という歌詞はてちがねると出会って初めて自分の考えは間違っていないと確信を持て、ねるも命懸けでてちを守ろうと思った瞬間、欅坂46の未来が開けたという意味だと思う。そしてこの虹はけやき坂46兼任のねるの事でもあり、メンバーとファンとの間に架かる虹でもあると思う。つまり、世界には色々な形の愛があり、それぞれを繋ぐものは愛しかないんだという秋元康の強いメッセージソングなのだと思う。MARQUEEという音楽書籍に載っていた内容と合わせた記事もリンクしましたので、ご覧下さい。

 

 

世界には愛しかない考:http://ameblo.jp/kablogkun/entry-12189997483.html

 

長濱ねると平手友梨奈:http://ameblo.jp/kablogkun/entry-12155504769.html
 

 

 

 

 

【4】 二人セゾン

 

 

二人セゾン 二人セゾン
春夏で恋をして
二人セゾン 二人セゾン
秋冬で去ってゆく
一緒に過ごした季節よ
後悔はしてないんだ
二人セゾン

道端咲いている雑草にも
名前があるなんて忘れてた
気付かれず踏まれても
悲鳴をあげない存在

誰かと話すのが面倒で
目を伏せて聞こえないふりしてた
君は突然僕のイヤホン外した​

What did you say now?

太陽が戻ってくるまでに
大切な人ときっと出会える
見過ごした もったいない
愛を拒否しないで

君はセゾン 君はセゾン
僕の前に現れて
君はセゾン 君はセゾン
日常を輝かせる
昨日と違った景色よ
生きるとは変わること
君はセゾン

街を吹き抜ける風の中
何かの香りがしてたのに
振り返る余裕とか
距離もなかった

自分の半径1メートル
見えないバリア張った別世界
そんな僕を連れ出してくれたんだ

What made you do that?

一瞬 目の光が重なって
折々の色が四季を作る
そのどれが欠けたって
永遠は生まれない

二人セゾン 二人セゾン
春夏で恋をして
二人セゾン 二人セゾン
秋冬で去ってゆく
儚く切ない月日よ
忘れないで

花のない桜を見上げて
満開の日を思った事があったら
想像しなきゃ夢は見られない
心の窓

春夏秋冬生まれ変われると
別れ際 君に教えられた

君はセゾン 君はセゾン
僕の前に現れて
君はセゾン 君はセゾン
日常を輝かせる

二人セゾン 二人セゾン
春夏で恋をして
二人セゾン 二人セゾン
秋冬で去ってゆく
初めて感じたときめき
思い出はカレンダー
二人セゾン

僕のセゾン

 

 

 

 

 

 

この曲を長濱ねるが加入した11月30日に発売するということを聞いた瞬間、ねる絡みの歌詞なんだろうということは容易に想像つきました。サイレントマジョリティーはねるが両親や先生の押し付けた人生に逆らって自立しようとしたという話だった。世界には愛しかないは悩むてちの前にねるが救世主のように現れて欅坂46の未来が開けたという話だった。そして今回の二人セゾンは欅坂46に遅れて加入したねるとメンバーの話でした。詳しくは下にリンクしましたのでお読み頂ければ幸いです。

 

 

長濱ねると二人セゾン:http://ameblo.jp/kablogkun/entry-12192116311.html

 

平手友梨奈と二人セゾン:https://ameblo.jp/kablogkun/entry-12229417038.html

 

 

 

 

 

【5】 制服と太陽

 

 

いつもの教室に親と教師と私
重苦しい進路相談のその時間
大学へ行くか?
やりたいことはあるか?
今ここで決めなきゃいけないのかなあ

 

窓の外を鳥が横切ってく
迷うことなくどこを
目指してるんだろう
希望

 

制服は太陽の匂いがする
スカートは風に広がる
何十回 何百回 校庭を走り回り
自由な日々 過ごして来た
これから先の夢は
いつの日にかわかって来る
生き方なんて誰からも指導されなくたって
運命が選び始める

 

心の光
感じるまま
自分で決める
WOW WOW WOW
Let’s get started!
Let’s get started!
Let’s get started!

 

就職をするか?
何もしないつもりか?
人生をみんなに問い詰められてる

 

息を止めるように聞くふりした
何を言っても絶対
理解してはくれない
未来

 

制服を脱ぎ捨てて大人になる
校則のない世界へ
何十分 何百分 話し合い続けたって
理想なんて 甘い幻想

 

傷つき挫(くじ)けながら
歩き方を覚えるもの
転ぶ前にそう初めから手を差し伸べられたら
いつまでも強くなれない

 

制服は太陽の匂いがする
スカートは風に広がる
何十回 何百回 校庭を走り回り
自由な日々 過ごして来た
これから先の夢は
いつの日にかわかって来る
生き方なんて誰からも指導されなくたって
運命が選び始める

 

話の途中
席を立って
教室出よう
WOW WOW WOW
Let’s get started!
Let’s get started!
Let’s get started!

Let’s get started!

 

 

 

 

 

 

この曲は大学に進学するか就職するか悩む高校3年生の曲ですから、欅坂46では上の6人が対象者です。この内、大学進学を考えていたのは長濱ねると織田奈那だけで、織田奈那はどこの大学に行くかで悩んでいました。従って、この曲は秋元康が長濱ねるの為に書いた曲だということが分かります。実際に長濱ねるは2016年11月には受験で怒涛の日々を送っており、ブログも1ヶ月近く休んでいました。恐らくどこかの大学に内定したのでしょうが、それでも大いに悩んでいたようです。

 

2つのアイドルグループ兼任で、尚且つどちらも中心メンバーであり、国内でも一番勢いがあって、紅白歌合戦にまで出場するグループになった。これに大学が加わるとどれも中途半端になりかねない。悩んでいる長濱ねるに秋元康が送ったメッセージがこの曲だと思う。長濱ねるは、「目標を決めるのは止めました。目標を決めるとそれ以上のことはできないので、目の前のやるべきことを全力でやる」と言っている。この曲についてはこの詩を読んで「救われた」という話を雑誌でしていました。

 

秋元康自身が高校時代、東大を目指して勉強していたのだが、アルバイトで始めた構成作家の仕事が忙しくなり、エスカレーターで中央大学に入った。その中央大学も仕事が忙しくなって、結局中退した。結局、秋元康が言いたかったのは今やりたいことがあるか、それは大学に入ってもできるかということだと思います。そして両方同時にはできないのなら、どちらかを選ぶしかないと言いたかったのだと思います。それに対して今自分が置かれている状況はアイドルを続けるしかないと判断したのだろう。

 

それもそのはずで、長濱家の我儘でひらがなけやきというアイドルグループができたのだから、長濱ねるがアイドルを止めるという選択肢は元々無い。それどころか運営サイドは欅坂46との兼任やクイズ番組の単独仕事まで取ってきているから、アイドルに専念して欲しかったのだろう。だからねるの最大の仕事は両親の説得だったのだろうし、両親も娘の大活躍を見せられて反対する理由も失っていたのだろう。この話は制服と太陽考という記事にして書いていますので、詳しくはそちらをご覧下さい。

 

 

制服と太陽考:http://ameblo.jp/kablogkun/entry-12262284682.html

 

 

 

 

 

【6】 不協和音

 

 

僕はYesと言わない
首を縦に振らない
まわりの誰もが頷いたとしても
僕はYesと言わない
絶対 沈黙しない
最後の最後まで抵抗し続ける

 

叫びを押し殺す(Oh!Oh!Oh!)
見えない壁ができてた(Oh!Oh!)
ここで同調しなきゃ裏切り者か
仲間からも撃たれると思わなかった
Oh!Oh!

 

僕は嫌だ

 

不協和音を
僕は恐れたりしない
嫌われたって
僕には僕の正義があるんだ
殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然
支配したいなら
僕を倒してから行けよ!

 

君はYesと言うのか
軍門に下るのか
理不尽なこととわかっているだろう
君はYesと言うのか
プライドさえも捨てるか
反論することに何を怯えるんだ?

 

大きなその力で(Oh!Oh!Oh!)
ねじ伏せられた怒りよ(Oh!Oh!)
見て見ぬ振りしなきゃ仲間外れか
真実の声も届くって信じていたよ
Oh!Oh!

 

僕は嫌だ

 

不協和音で
既成概念を壊せ!
みんな揃って
同じ意見だけではおかしいだろう
意志を貫け!
ここで主張を曲げたら生きてる価値ない
欺(あざむ)きたいなら
僕を抹殺してから行け!

 

ああ 調和だけじゃ危険だ
ああ まさか 自由はいけないことか
人はそれぞれバラバラだ
何か乱す事で気づく
もっと新しい世界

 

僕は嫌だ

 

不協和音で
既成概念を壊せ
みんな揃って
同じ意見だけではおかしいだろう
意志を貫け!
ここで主張を曲げたら生きてる価値ない
欺(あざむ)きたいなら
僕を抹殺してから行け!

 

不協和音を
僕は恐れたりしない
嫌われたって
僕には僕の正義があるんだ
殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然
支配したいなら
僕を倒してから行けよ!

 

Discord Discord
Yeah!Discord

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不協和音とW-KEYAKIZAKAの詩:http://ameblo.jp/kablogkun/entry-12267087376.html

 

 

 

秋元康はAKB48オールナイトニッポンに出演し、「欅坂46が1年で売れて、みんな仲が良いから、ここで言いたい事を言えないと仲良しグループで終わってしまえばグループとしては良くないと思ったから不協和音という言葉が出てきた」と、指原莉乃らに語った。秋元康は世界には愛しかないの時にもレコーディング現場に立ち会い、特徴的なポエトリーリーディングを全員に言わせて、メンバーを決めたと言っている。つまり、秋元康の描くイメージに合った声を選んで言わせているのだ。

 

今回も平手友梨奈に「僕は嫌だ!」を言わせようという発想が出て、更に長濱ねるにも言わせようという発想から不協和音が出来上がったようだ。AKBメンバーから「欅坂46にはいい曲ばかり作っている」という不満をよく聞くが、秋元康から言わせれば平手友梨奈や長濱ねるのようにそういうインスピレーションを起こさせてくれるメンバーが欅坂46には多いというのが真実だろう。指原莉乃も「卒業メンバーが多いAKB48ではインスピレーションが浮かばないのだろう」とフォローしていた。

 

私は4thシングルにして初めてエース平手友梨奈と遅れてきた少女長濱ねるが真に出会ったと考えています。勿論、2ndシングル世界には愛しかないで既に出会っていたし、それぞれソロ曲を貰って特別な存在になっていた。更に3rdシングル二人セゾンでも共にセンターポジションを貰って、てちねるゆいちゃんずというユニットまで作って貰った。4thシングル不協和音では遂に平手友梨奈と長濱ねるだけに「僕は嫌だ!」を言わせ、欅坂46を更に上の段階に引き上げさせようとしているのだろう。

 

そしててちとねるはてち&ねるの微笑みが悲しいで完全に一緒になった。それは漢字欅とひらがなけやきの出会いも意味する。まだひらがなけやきは弱いが、追加募集で対等な別グループとしての台頭を意味する。今までは平手友梨奈と長濱ねるが欅坂46を牽引し、大きくするストーリーだった。これで第一章が終わり、これからは2人で一緒に欅坂46とひらがなけやきを大きくする第2章が始まるのだろう。秋元康は遅れてきた少女ねるに大きなヒントを貰い、てちの表現力と合わせてさぞ大満足しているだろう。

 

 

 

 

 

【7】 その他の曲

 

 

欅坂46の曲には長濱ねるが多く絡んでいることがお分かり頂けたかと思いますが、結論として欅坂46とはねるてち物語だということです。秋元康が本音で平手友梨奈と長濱ねるの出版する本の帯をつけるとしたら、きっと「欅坂46とはてちねる物語のことである」と書くでしょう。その他のカップリング曲の内、山手線と夕陽1/3については欅坂46歌詞の意味の中で書いていますので、そちらをご覧下さい。

 

 

欅坂46歌詞の意味:https://ameblo.jp/kablogkun/entry-12245400514.html

 

 

 

語るなら未来を・・・はねるにはあまり関係なさそうだが、48&46グループの皆に言っている気がする。この歌詞の「もう失った人生なんて語るな ほんの一部でしかないんだ 手に入れたのは脆い現実と 飾られた嘘のレッテル」、「終わったら無駄なエピローグ 住生際が悪すぎる」、「誰のせいでもないだろう 振り返る余裕ない 腹立たしさとか悔しさは 思い上がりだよ」あたりに過去をくよくよしたって始まらないよ。つまらぬ過去を振り返るよりも未来を見ろよとアイドルグループの皆に言っているように聞こえます。

 

他にも渋谷からPARCOが消えた日のMV監督はBABYMETALのKARATEのMV監督も務めた二宮NINO大輔です。それだけでなく、平手友梨奈の衣装はBABYMETALを連想させる赤と黒の衣装です。BABYMETALはアイドルとメタルの融合をさせましたが、欅坂46はアイドルとロックを融合させようとしているようです。秋元康が次のシングルで苦悩しているようですが、欅坂46かもしれません。ねるてち物語第一章が終わり、次の展開に苦悩しているのかもしれませんが、5thシングルに期待したい。

 

 

 

 

長濱ねる検定: 長濱ねる検定  

 

 

 

 

 

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☆昨日はジャンル内30位/861位、記事ランキング最高は中元日芽香覚醒の50位でした。

 

 

 

① 記事ランキング記録:中元日芽香覚醒(3位)

② ジャンルランキング記録:2017年5月8日(5位)

③ 全体ブログランキング記録:2017年5月13日(4,857位)

 

 




     

 

   

 

 

 

☆本日の名言112:命があるかぎり、そこには希望がある。  (キケロ)

 

 

 

 

☆本日の動画:欅坂46・けやき坂46兼任長濱ねるセンターのユニット曲乗り遅れたバスです。

  6,000曲近い作詞をしている秋元康だが、これだけ明確に特定の個人の曲は恐らく無いだろう。