先日、アンジェラ・アキさんのライブにお邪魔してきました。
私がアンジェラさんのアルバムをすべて持っているのを父に見つかり、わざわざチケットを取ってくれたんです。
他人に誘われてライブに行くのは始めてで、とりあえず持っているアルバムと着うたフル(R)で予習だけはしていきました。
アンジェラ・アキさんのアルバムには必ずライブの広告が入っているのですが、その裏に手書きでアンジェラさんからメッセージが書いてあります。
最新のアルバム『ANSWER』のライブ広告には、
「ライブで笑って、泣いて、一緒にANSWERを探してみませんか?待ってます

アンジーより

」
と書いてありました。
ライブも最新アルバムと同じ名前で展開されます。
「アンジー」とは「アンジェラ」の愛称型で、ファンの方はアンジェラさんのことを「アンジー」と呼ぶようです。
アンジェラさんは徳島出身で、話すのは阿波弁。
愛媛出身の私にはとても親近感が沸くのです。
そんなアンジェラさん、登場して曲を披露したあと、注意事項があるというので聞いていると、
「ケータイで写メ撮らんといて、とかではなく、よくしゃべるってことなの」
ライブのMCと言うのは、ファンにはたまらないものだと思うのですが、どんなことをしゃべるのかな…と思っていたら、
「ファンクラブの掲示板を見とったら『アンジー、モノマネされてるよ~!』って3分前に書き込みがあったからテレビ付けてみてん。そしたらな、『ライブで勝手に英語の曲を解説するアンジェラ・アキ』とか言って、マネされてんの!!…そのまま見てたら、『情熱大陸でいきなり発声練習をするアンジェラ・アキ』とかやられてて、そんなん絶対やってない!って思って、『情熱大陸』のビデオ出して見たら…やっててん!」
そりゃあ私も大爆笑ですよ!
「勝手に英語の曲を解説する」というのはライブ恒例だそうで、「アンジェラ・アキの『勝手に英語でしゃべらナイト!』」というコーナーになっています。
洋楽の歌詞がステージの上に掲げられ、アンジェラさん自身が表現や作曲された背景などを解説してくれます。
「これはよく使う表現やから、今度のテストに出るかも知れんよ~」
なんて言葉も。
そして会場の全員で歌って「勝手に英語でしゃべらナイト!」は終了。
ライブはまだまだ続きます。
今回のライブは、アンジェラさん(ピアノ/キーボード)と、デビュー当時から一緒にレコーディングをしている2人のメンバーの合計3人で演奏をしているそうです。
普通、アーティストの方はCDの音をそのまま再現したいと思ってメンバーを大人数で組むことが多いそうですが、アンジェラさんはシンプルに、ライブならではの音を奏でようと3人で演奏することを決めたそうです。
「席がたくさんあるから、お客さんひとりひとりと物理的距離は違うけど、心の距離は一緒。距離を感じたら、目を閉じて、私の歌を聴いてください」
「思いっ切り笑って、泣くのも我慢しないで、日頃溜めている思いをこの会場の床に置いていってくださいね!」
あぁ、凄く素敵だなぁ~と思いませんか?
歌からも、MCからも、お客さんへの心遣いが感じられて、優しいひとだなぁと思いましたし、「みなさんを楽しませよう!」と本当にいろいろ考えているひとなんだなあと思いました。
自身の経験や思いを歌というものに変え、伝えることにとても真剣なアンジェラさん。
そして「ありがとう」と何度も感謝の言葉を口にし、何度もお辞儀をする姿に、謙虚な姿勢を感じました。
そんなアンジェラさんを支えるコアなファンの方も、温かい方が多いようです。
曲中の拍手が本当に温かいです。
アンジェラさんは『手紙~拝啓 十五の君へ~』をNHKの合唱コンクールの課題曲として書き下ろし、いくつかの学校を実際に訪れ、音楽の楽しさを伝えて、また勉強になることもあったと思います。
そんな経験をしたアンジェラさんの歌を生で聴けたこと、本当に嬉しかっです。
アンジェラさんが音楽の先生だったら、きっとみんな音楽が好きになるんじゃないか…そんなふうにも思います。
『手紙~拝啓 十五の君へ~』は会場全員で歌いました。
ちゃんと席に歌詞カードも用意されていて、そんな配慮が嬉しかったです。
そしてアンコールに応えてツアーTシャツを着て再び登場したアンジェラさん、なぜかバッグを提げていました。
何が入っているのかと思ったら、ライブグッズ一式!
ソックス(ご本人によると、ジーンズよりもたくさん持っているほどのソックス好きらしいです)、ツアーパンフレット、ストラップなどなど、ご自身で紹介してくれました。
ツアーグッズを自分で宣伝するひとも珍しいと思いますが、こだわりが感じられました。
そしてアンコール。
1曲目は「勝手に懐メロ」と題して、いつもカバーだそうです。
「でもこれで終わると、今までのライブは何だったんだってなるんで、私の曲で終わります」
と、もう1曲歌ってライブは終了しました。
あまり曲のことに触れなかったのは、CDでもライブでもいいから、曲を聴いていただきたいと思ったからです。
今回はアルバム『ANSWER』の曲が中心でしたが、その前の2枚『Home』『TODAY』からも何曲かありましたので、ライブに行かれるという方はぜひ聴いてからライブに!