バリスタはギタリスト -18ページ目

バリスタはギタリスト

妻の専属バリスタ(コーヒーを淹れる人)である著者が、押尾コータローさんや小沼ようすけさんのような人を魅了するギタリストを目指して奮闘する日々をを綴っていきます。

ハンドクラフトギターフェスの帰り道、
実は楽器店に寄り道しました。


目的はセミアコの試奏です。
伍々さんやSOUL GAUGEの影響で、ジャズやアドリブに興味を持ち始めました。
そんな中Headwayの会社がつくっているセミアコを2本置いてあるお店があったので寄ってきました。



Seventy Sevenというブランドのギター。
国産で作りが良いと評判です。


今回試奏したのはこちらの2本。

⚫︎EXRUBATO-STANDARD
http://www.deviser-77.com/product/askamade-series/exrubato-jazz/


※写真は載せられないため、リンク先の画像でお楽しみください。




STANDARDの方はセンターブロックがある、通常のセミアコとほぼ同じ構造。

JAZZの方は、センターブロックがないフルアコ構造。



両者を比べて、好みなのはJAZZの方でした。



理由は、


まず、軽い(笑)
大きさがSTANDARDとほぼ同じで、
センターブロックがない分の重量差が顕著でした。
これなら体にかかる負担も小さいはず!



そして、STANDARDよりも軽やかな音。
これはレスポンスの良さと、低音がSTANDARDより抑えられているところから来ているのだと思います。

アンサンブルの中で、低音を別楽器に譲るのであれば、
狙うキャラクターがはっきりしている分使いやすいのでは、と思いました。




こういうギターでアドリブをカッコ良く決めれたらいいですね…

こんなかんじ↓




という妄想をしつつ、お値段(21万+消費税)を見て現実に引き戻されるのでした…^^;





ちなみに、EXRUBATOシリーズのレビューがこちらにありましたので、
興味のある方はこちらもどうぞ。

http://www.musicland.co.jp/store/campaign_detail/shibuya/6021







その1からの続きです。


⚫︎沖田ギター

photo:01



何台か展示されていた中で一番気になったのがコレ!

やっぱりスモールボディー笑
L-00タイプは高音弦の音が太く、ソロギターでメロディーがしっかり立つため、
個人的に好みな形状のギターです。

実はこのとき周りの音が一段と大きく、
音に関して正確な判断ができていないと思うので、感想は省略します…(´Д` )


⚫︎BLUE Strings

photo:02



こちらもL-00タイプ!
またかと思わずお付き合いください笑

トップがアディロンダックスプルース、
サイドとバックがマダガスカルローズウッド
という贅沢な組み合わせ!

そして1、2弦の力強さ!

今日弾いた中でもTOP3に入ると思います。
これは持って帰りたいギターでした。


⚫︎SUGITA KENJI

photo:03



杉田さんのギターを触るのは初でした。
印象は、バックの鳴りや低音の出方がフォルヒに似たところがあると思いました。

知人のHさんもこの日一番の(?)笑みを見せるほど、
完成度の高い作品たちでした。


⚫︎Headway

photo:04



4本写ってますが、2本ずつほぼ同じ個体です。
違いはネックに埋め込まれたロッド。

片方は金属、もう一方はエボニーを使っているとのこと。

弾き比べると、音の違いは歴然でした!
エボニーを使った方が角が取れた、あたたかみのある音がします。

うーん、これも欲しいなあ…と思わせる作品でした。




このフェスのいいところは、
高級ギターを遠慮なく、これでもかと弾き倒せるところにあると思います。

しかし、それだけではなく
ギターを通して知り合った方に再開したり、
新しい知人ができたりという交友関係の広がりも、
このフェスならではのメリットですね。


特に、ソロギターだと引きこもりになりがちなので(笑)、
こういうイベントにはどんどん参加して行きたいです。









妻の許しがあれば…










初めてハンドクラフトギターフェスに参戦してきました!

駆け足ですが、
フェスで見てきたもの2回にわけてご紹介します。


⚫︎yokoyama guitar

photo:01



photo:02



2枚目はメイプルがサイドとバックに使われています。
これが明るくて歯切れの良いサウンドを生み出します。

これまでにメイプルのギターを試奏した中で、
一番メイプルの特徴が出た1本だと思いました。


⚫︎OGAWA INLAY CRAFT

photo:03



photo:04



photo:05



こちらはギターではなくインレイワーク。
先日発売されてアコースティックギターマガジンにも掲載されて、
小川さんの作品です。

小川さんの作品は見るたびに惚れ惚れします。
自分用にもなにか作ってもらいたいですね。


⚫︎SUMIギター

photo:06



中でも目をひいたのは、OOカッタウェイモデル!
ボディ幅とコンター加工から来るこの抱えやすさ、最高です^^
この設計は、小柄族の我々には救世主的な存在。
ぜひとも、もっと世に広まってほしいものです。


⚫︎Furch

photo:07



photo:08



この2本は両方とも、サイドとバックがマダガスカルローズウッド!
トップがそれぞれ、シダーとシトカスプルースです。

こういうフェスに来ると、
マダガスカルローズウッドがスタンダードみたいな錯覚に陥ってしまいますね…


その2へ続く