こんにちは! こうの史代です。
先月下旬はお出かけばかり…と、わたしは先週ここに書いていました。
実は、それも外出先で書いていたのです!
どこに行っていたのかというと、こちら。
超巨大クリスマスツリーがお出迎えしてくれています。
東京です!
今回は打ち合わせもありましたが、幸運にも、この展示の会期に合わせることができました。
玉虫良次さんの作品に初めて出逢ったのは、わたしの恩師、久保田辰男くぼたたつお先生が参加されている「一水会展」でした。
いつも130号の大作で、どこか寂しいような懐かしいような路面電車と商店街の情景が描かれています。
この個展では、毎年発表されるその大きな絵が、なんと全部ひと繋がりであったことが明かされます。
といっても、なかなかピンと来ないでしょうな。
4号くらいの絵もありました。
油彩にテンペラを合わせて、とてもそんな小さな画面に見えない繊細な筆致でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231215/22/k234-2021/7e/7f/j/o1080081015377411565.jpg?caw=800)
テンペラの技法は、この数年で新たに学んで取り入れられたのだそうです…!
この誠実で柔軟な姿勢…!!
あやかりてえあやかりてえあやかりてえ……。
ちいさな画廊に渦巻く静かな鬼気に、たっぷり浸って帰りました。
ご紹介が遅くなってごめんなさい。
この展示は明日12月16日(土)までです。
ではまたね。
玉虫さんとは昨年、たっぷりお話しする機会に恵まれました。