武蔵野美大と志村けんの木 | こうのの日々

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漫画家こうの史代です。
夫とキエリボウシインコのTさんと、福知山市で暮らしています。

こんにちは! こうの史代です。

 

暑さは関東ほどではないと思うのですが、なんだろう、やる気が起きなくてどうもいけませんな。

数日前に、胸の中央上の方、ちょうどウルトラマンのカラータイマーの位置を虫に刺されて、赤くなっているんですが、そのせいかな。でも、わたしはずっとウルトラ戦士じゃなかったから、青にする方法もよう知らんからな。

とりあえず、その3cm上の鎖骨と鎖骨の間の「天突」というツボがやたら凝っていることに気付いたので、ピップエレキバンを貼ってみましたよ。

 

先週、まだカラータイマーが赤くなる前は、東京に行っていました。

6月20日(月)、武蔵野美術大学で、洋画家の玉虫良次たまむしりょうじさんと対談をするためです。

玉虫さんの作品は、20年ほど前から、わたしの高校時代の恩師の久保田辰男先生の参加されている「一水会いっすいかい展」で知っていました。

ね! 

面白いじゃろ!?

不思議な作風で、必ず路面電車とランニングシャツの少年が描かれるのです。

毎年楽しみに見ていたので、お話しできるのはとても楽しみでした。

 

司会の水上泰財みずかみたいざいさんの作品も素敵で、今回知ることが出来てよかったなあ、と思いました。

 

この対談は講義ではなく、夕方、授業が終わった後に自由参加、という形でした。

お疲れのところなのに、学生さんがたくさん集まってくださって、面白いご質問もたくさんいただきました。

この大学は、空間のすべてに美術へのと愛と情熱がみなぎっていて、本当に幸せな時間を過ごさせていただきました。

 

帰り際に、宮本常一の収集品の展示室があると知って、またぜひ来よう! と誓いました。

 

対談を終えるともう20時近くでした。

武蔵野美大は、西武国分寺線の鷹の台駅のそばにあります。

この路線には実は、2年前から行ってみたい場所がありました。

宿へ帰る途中に、東村山駅で西武新宿線に乗り換えついでに降りて…

はい。これ!

「志村けんの木」です!!

「東村山音頭」の人気に感謝して植えられたというこの3本のけやきが「志村けんの木」と呼ばれているようです。

亡くなった時にこの木の存在を知って、ぜひとも感謝を伝えに行きたいものだと思っていました。

志村けんの像もあるぞ!!

像に手を合わせて拝んでいる人もいました。

勿論わたしも合掌しましたよ!

 

今日はこのへんで。

以前暑さでパソコンを壊したことがあるので、こう暑いと、どうも落ち着きませんでな…。

あなたも熱中症に気を付けてね!


久保田辰男先生との思い出はこちら。