自作の自由帳 | こうのの日々

こうのの日々

漫画家こうの史代です。
夫とキエリボウシインコのTさんと、福知山市で暮らしています。

こんにちは! こうの史代です。

 

さて、あなたは覚えてくださっているだろうか。

春から夏にかけて、わたしの双葉社時代の作品を、コアミックスから新装版として出版していただきました。

「ナルカワの日々」プレゼントにご応募くださった皆様、有難うございます。もうそろそろお手元に届くと思います。

 

その新装版の単行本のたびに、校正刷りを送っていただいてチェックしていました。

その結果、数百枚のB4版の紙が手許に残りました。

表はとっても楽しい可愛い漫画が刷ってありますが、裏は白紙です。

 

わたしはどうもずっと自信がなくて、構想やコンテは何かの裏でないと緊張して描けないのです。

なので、こういう紙は普段たいへん重宝します。

しかし!

いくらなんでもこれは多すぎるだろ!

 

というわけで。
まず4分割するでしょ。
 
さっそく裏に、さっき買ってきた生落花生を描いてみたりして。
Tさんの眼差しがだんだん鋭くなってきたので、これはちょっと置いといて。
厚紙を2枚、B6より少し大きめに切るでしょ。
 
ルーズリーフ用のパンチ「Gauge Punch NEO」(CARL)で穴をあけるでしょ。
校正刷りの方も穴をあけるでしょ。
で!
 

先週、新宿に寄って「世界堂」で買ってきたコレ!
「ルーズリング」(CARL)
穴の数に合わせて切るでしょ。
 
綴じるでしょ!
 
なんか殺風景なので適当なシールなんか貼るでしょ!
はい。
自由帳が出来ました。
 
考えてみれば、普段ここに絵を載せているスケッチブックも、「水彩はデコボコになるから仕方ないけど裏、もったいないなあ」と思っていたところでした。
これなら気にせず使えますな。
 
しかしこの「ルーズリング」、A4用が3本も入っているのに300円くらいで、めちゃめちゃおトクだなあ。
専用の綴じ具も150円くらいだけど無くてもいいと書いてあるし、良心的だなあ。
他にも色々作ってみようかなあ。
今まで全く意識してなかったけど、CARLという会社はなんと尊いのだ…。
生まれ変わったら真人間になって、ここで働かせてもらおう。
 
ではまたね!