言語化苦手女子の迷言。「わからない」ことが、もはや「わからない」
いまの塾に転塾しまもなく4ヶ月になります。
ここの先生、本当に手厚いんです。
娘が「家では嵐、外では静寂」なタイプだと見抜いていて、授業中も休み時間も「なにか分からない問題はない?」とこまめに声を掛けてくださるそう。
親としては「先生、神……!」と拝みたい気持ちなのですが、当の娘はというと。
「……ないです……」
……いや、あるでしょ!!(笑)
先生方も、娘の「ないです」が「本当はあるけど言えません」のサインだと察してくださっていて。 最近では「わからないところある?」という聞き方を封印し、「どこを間違えた?」「間違えたところ、ちょっと見せて」と、手を変え品を変え、娘の心の扉をノックしてくださっています。
そもそも先生に丸つけしてもらわなくてはいけないのですが、提出するタイミングがわからないと未採点のプリントたち。。
そう、彼女は極度の「言語化苦手女子」
- どこが分からないのか、自分でもモヤモヤして説明できない。
- 他の生徒の対応をしている先生に話しかけられない。
- 「えっと、その、あの……」と言っている間に時間が過ぎるのが怖い。
- そもそも、自分が「何を分かっていないのか」を特定するエネルギーが残っていない。
- わからないことが恥ずかしい。
結果として、一番ラクな魔法の言葉「ないです」が発動してしまうわけです。
解決策は「親が代わりに喋る」?
実は「先生、このページとこのページが分かってないんです」と、私が直接塾に出向いたことは何度もあります。とはいえ新小6。さすがにそれは……と踏みとどまる毎日。
最近やっていることですが、娘には「このノートを、無言でいいから先生の机に置いてきて」。
先生には事前に「机に置いてあったら、先生から声を掛けてやってください」とお願いしてみました。
分からない問題に付箋を貼り「ここがわかりません」と書き、娘を塾へ送り出しています。
……正直に言います。
レベル低すぎてごめんなさい。泣
もし、同じように「うちもレベル低い……」と泣きそうになっているお母さんがいたら、一緒に肩を組みたい気分です。
自立したカッコいい受験生には程遠いけれど、一歩ずつ進むしかないと自分に言い聞かせる日々です。。
【新小6•2週目のリアル】「わからない」の在庫を抱えすぎ問題
さて、ここからはリアルタイムのお話。新小6がスタートして2週目になります。
あんなに「知り合いがいない塾!」と言い張っていた娘ですが、現在は紆余曲折を経て(この転塾物語はまた今度……)、家から徒歩5分のローカルな集団塾に落ち着いています。
しかも、普通に同じ学校の子がいます。あの鉄の掟は一体どこへ?(笑)
この塾は「栄光ゼミナール準拠」ということで、5週に一度のアタックテストがあります。1月末の結果は4科で偏差値55。冬期講習後のテストも偏差値55でした。算数が苦手で、算数はなかなか平均点を取ることが出来ません。国語、社会(歴史)でなんとかカバーしている感じ。
ここで気になるのは、「これ、他塾の偏差値だとどうなの?」という点。Copilotさんに聞いてみると
一般的に、中学受験界の「ものさし」でいうとこんなイメージです:
- 首都圏模試(偏差値65〜) > アタックテスト(55) > 四谷大塚・日能研(45〜50) > サピックス(40前後)
つまり、アタックテストの55は「中堅校をしっかり狙える、土台はできている状態」! 決してレベルが低いわけではなく、むしろここからが勝負のボリュームゾーンなんです。
だそうです。うーん、まだまだ伸びしろがあると思っていいですか。泣
今の塾の先生は、娘の「家では嵐、外では静寂」という二面性をよく理解してくれていて、週2回ほど電話をくださる手厚さ。
「今日も頑張ってましたよ!」という先生の優しい声を聞いた直後、隣で娘が放つ一言。
「あ、この問題わかんなかったからやってない。どうしよ。ママ教えてよ」
……いや、どうしよーじゃないわ!!
自ら先生に質問できない娘は、わからない問題をすべて「お持ち帰り」してくるのです。
そして、そのお土産を巡って、家庭学習ほぼゼロの我が家では、夜な夜な親子バトルが勃発しています。泣
母の切実な願い。「週1日でいいから、自習室に行って先生に質問してきてくれ!!」
家庭学習ができないなら、外でやってきていただくしかありません。
「わからない問題は家に持ち込まない運動」をスローガンに、新小6の2週目、母は今日も「自習室への誘導」という戦いに挑みます。
都立向け塾への突撃
これは2024年6月頃のお話になります。
向かったのは、「都立中高一貫校に強い」という看板を掲げた塾。
この時の私は都立と私立の受験内容の違いを全く分かっていませんでした。
先生は非常に落ち着いた話しぶりで、カリキュラムの説明を受けながら「都立は私立と試験の内容が違うんだな。でもこの塾は両方に対応できるカリキュラムなのねぇ。」とふんわり理解した程度。
「都立は選択肢になかったけれど、両方に対応してくれるっていいな」
そんな気持ちで、娘を体験授業へと送り出しました。
説明を聞いていて驚いたのですが、その時点で4年生の塾生は「全部で4人」しかいないということでした。「そんなに少ないんだ…」
大手塾の活気とは真逆の静けさ。でも、私は思い直しました。
「これって、個別指導塾とほぼ同じ環境ってことじゃない?」
消極的だった娘の性格を考えると、これはむしろ大きなメリットに思えてきました。
授業を終えて出てきた娘は、どこか晴れやかな顔をしていました。
「お母さん、今日私を入れて3人だったよ!同じ学校の子もいなかった!」
さらに娘が教えてくれたのは、少し前まで同じ学校の子がいたけれど、別の塾に移ってしまったらしいということ。
「ここなら、人見知りな私でも大丈夫そう」
「ここなら、先生にしっかり見てもらえる」
早稲アカのような大手への未練がなかったと言えば嘘になります。でも、娘が「ここなら通えそう」と自分から言ったこと、そして「ほぼ個別指導」という贅沢な環境。
こうして、私たちの塾探しは「都立に強い塾」という形で決着がつきました。