『味わう』と『巻き込まれる』は別 ～感情との付き合い方～

感情を味方につける、
なんて話を２回しました。

 

１回目
『頭がわっさわっさな時に心を整えるために』

２回目
『わずらわしい感情を味方につける』

今日はその続き
３回目になるのかな。

書いていくうちに
数珠つなぎに浮かんだことを
もう少し言葉にしていこうと思います。

うまくいきますやら？笑

自分の気持ちと仲良く

FBでブログをシェアしたら

感情を味方につけるのと同時に
感情を切り離すことも学びたい

そんなコメントをいただきました。

へぇ。

そっか、
そういうニーズもあるんだ。

ちょっと意外でした。

でも、少し立ち止まって
その意味するところを考えると
別のところに思い至りました。

その人がおっしゃる
『感情を切り離す』とはたぶん

感情に巻き込まれたくない、とか
感情を引きずりたくない、とか

そんな意味合いだったのかな、と。

私が『感情を切り離す』と
表現したのは

『感情を殺す』とでもいうような
できれば ”しないほうがいいこと”

として書いたわけですが、

なるほどそうではなく
別の受け取り方もあるよなぁ、

と気づいたのです。

逆に言うと、私は

『感情を切り離す』や
『感情を殺す』ことと

『感情に巻き込まれる』や
『いつまでも引きずられる』への対策は

別のことだと考えている、
とも言えます。

感情をしっかり味わうことと

感情に巻き込まれることは別。

ここがごっちゃになることも
世の中には珍しくなく

めんどうな感情を自分から切り離して
”亡き者” にするという手段を
選んできた
（選ばざるを得なかった）

の想いも世の人はたくさん
もっているのかもしれないな、とも。

私もそうしてきたし。

感情はとかく邪魔扱い
わずらわしいものと
邪険にされがちですが、

感情をしっかり味わいながらも

感情に振り回されない
感情に巻き込まれない

そういう付き合い方があるのです。

いや、
感情をしっかり味わう習慣が
子どもの頃から育っていたなら

振り回されたり
巻き込まれたりせずに

その場その場で
消化されていくのだと
 

むしろ伝えていきたいです。

自分の感情を
大したことないものとして

私が我慢すればおさまるんだから
私の感じ方が変なのかも
感情を出すのは大人げない

とかね、
いろんなこと考えたり
あれこれの事情があるとは思います。

大人になればなるほど
公式の顔ができますしね。

でもね、そうやって
積み重ねてきたものが今の

自信がない、とか
自分が好きになれない、とか
自分自身がよくわからない、とか

そういう長年のモヤモヤに
繋がっているとしたら？

感情は大事なものだって
少しは見直して

もらえるんじゃないかしら。。。

例えば、

自信がないってよくいうけれど

私はちゃんと根っこのあるハナシだと
思っているんです。

理由はある、と。

自信がない、とおっしゃる
その種類にもよりますが、

その種類分け？が
しっかりできれば
 

手立てはある、とも信じています。

感情を開いていく。
可能性も開きますよ。

カミヤカオリ

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