お母様の心の安全地帯が最重要!


お母様が心の中に安心できる部分を作っていきましょうとお伝えしてきました。

昨日、例に出した人達は、本当に嫌だと言いにくい人達です。

・すぐに、何も言っていないのに、お母様にこうしたらいい、ああしたらいいと意見をしてく会社の上司や同僚。
・お子さんに、中学受験でできるだけ難関校を受けさせるように言ってくる義父や義母。

・お子さんが不登校になって悩んでいるのに、そのことを相談しようとしたら、ひたすらお母様が悪いと責め立ててくるママ友。


嫌だなどと、こちらの意見を言いにくい、こういう方々に対しては、我慢を強いられるだけでは、心の中に安心出来るところなど、作れるはずありません。

ところがやっかいなのは、こういう人達は、自分が良かれと思って言ってることを、拒否されると、ものすごく怒りだしたり、余計に圧力をかけてきたりということをしがちです。

こうなると、後々、面倒なことになるので、仕方なく我慢をして受け入れてしまうことが、多いのではないかと思います。


やってられるか!

なんて思いませんか?


でも、よく考えてみてください。

同じことを、お子さんにしていませんか?

ゲームをいつまでもやめなかったり、いつまでもぼーっとしていたりすると、「早く宿題しなさい!」とか「いつまでそうしてるの?」と圧力をかけ、すぐに反応しなかったら、その後、しつこく何度も「早くしなさい」とお子さんに言っていませんか?


ほとんどのお母様が、自分がされて嫌なことをお子さんにしているのです。

違ったらお許しください。

でも、これまで出会ってきた子ども達の多くは、そうされてきているので、結局、ご家族からの無言の圧力で勉強してしまうので、伸びないのです。

不登校の子ども達なら、ご家族の愛情は必要ですが、ご家族の動いて欲しい、学校に行って欲しいと思う無言の圧力がしんどくて、動けなくなっていくのです。

子ども達が勉強しない、自分から動き出せない原因をお母様が作っているのです。

お母様方は、決してバカではありませんから、ほとんどのお母様がそのことをわかっているのです。

わかっていて、ダメだと思いながら止められないのです。

なぜなら、どうしたら止められるかがわからないからです。


これを止める方法が、お母様が心の中に、他人との境界線をひき、安心できるところ、心の安全地帯と呼べるところを作ることなのです。


だから、お母様の心の安全地帯を作ることが最重要課題なのです!

ここまで来ると、なぜお母様が笑顔になるために、お母様が変わらないといけないかが、お分かりいただけると思います。

では、嫌と言いにくい相手に、どう言えばいいのか、お母様がどうあればいいのか、そのことを後日からお伝えしていきたいと思います。