その「彼」との付き合いも、約一年半で終わった。

彼の奥さんが浮気(私たちは本気、と思ってた)に気づき、

探偵を使って私の会社に抗議しに来たのだ。

 

これには上司も激おこ!

呼び出され厳重注意を受けた。

(私の耳には届いていない)

彼にはその当時、まだ幼い二人の男の子がいた。

下の子は、障害がある、と言っていた。

 

奥さんは、仕事で帰宅した彼が食事を要望すると、

「メザシしかないよ」と言って、「妻」のツトメを果たそうとしないことに

大きな不満をもち、よく愚痴をこぼしていた。

 

やはり、

 

男の浮気原因の多くは

家庭にある 

by ゲーテ (泣き虫・メスらいおん調べ)

 

らしい。

 

(ご家庭をもってらっしゃる方は、足許から大切にするよう心掛けましょう)

 

彼との別れは、悲しかった。

子供との別れとは、また別の悲しさがあった。

 

よく二人で将来の話をした時、

彼は 居酒屋 をやりたい、と言っていた

 

店名は「たぬき」にしようとも決めていた。

 

わたしが女将で、彼が厨房

はかない夢となって、呆気なく散って消えた。

 

「バカ女であるワタシ」は、

このあとに存分に味わうことになるが、

 

不倫で幸せになれるわけがない

・他人の家庭を壊しても同様

 

それを、幼少期に実父の浮気(ほぼ近親相姦で、

猛烈な嫌悪感を持って経験しているのに、

 

わたしは「不倫関係」にしか(生活の糧や孤独を埋める手段)、

異性との付き合いを見出だせなくなるのだ。。。。

 

 

 

その時期と同じくして今度は、

子宮頸がんと診断された/(^o^)\

何気ない違和感を覚え、何となく受けた診察の結果だった。

 

今でこそ「子宮頸がん」は認知されているが、

当時は珍しい病気だったように感じた。聞いたことなかった。

 

これもまた

 

 

 

 

\私が不特定多数に股をひらいた/

 

ことが原因のようだった。

/(^o^)\

 

 

性病や雑菌の繁殖に気づくのが遅すぎた。。。

 

「500円玉程度の大きさで三つ腫瘍がある」

と医者は言っていた。

 

 

「肺に転移したら終わりです。

お子さんも三人もいらっしゃるし

今すぐ子宮と左側の卵巣を全摘しましょう」

 

・・と、目前の医師に提案された。

 

 

頭の中が、真っ白になった。

(決して「500円玉×3」=「1500円儲かった\(^o^)/」とは思ってない)

 

 

またしても、婦人科系の病気…?全摘?

 

冗談じゃない!

 

右側一つ取っただけで、いまだに苦しんでるのに、全部とったらどうなるの?

お金は?子供は??誰が働いてくれるの???

 

もはや私は離婚の後、幼子と両親、祖母の6人を抱える立派な「大黒柱」だった。

(莫大な借金付き)

 

私の心は再び、どん底に突き落とされた。

 

もちろん病院は、

セカンド・オピニオン

サード・オピニオン

 

…も行った。

(意味は最近知った)

 

3病院とも子宮頸がんの診断だった。

 

誰か誤診だと言って…

 

藁(ワラ)にも縋る…どころか、

神にもすがる思いだった

画像は、落とし物を拾ってくれる人です。

神なのかどうか、よく知りませんし、

スタバの人とも違うと思います。

 

 

 

そして・・

 

 

 

 

わたしは・・・

 

 

 

 

「死」を選んだ。

 

 

 

 

何故なら、ある程度の保険金を自分に掛けていたからだ。

 

 

もう、「あの」苦しみを味わいながら働く自信がなかった。

 

 

それくらい、「女性の要」ともいえる

神秘の領域”(子宮)を失うには、ダメージが大きいのだ。

 

 

あの子供達を、おいて逝くのかぁ…

 

 

これは何の罪なのか?罰なのか?…不倫したから?

自分だけが、「悲劇の主人公」になった気分だった。

 

 

いきなり父親を取り上げられ、

母親まで失うわたしの可愛い息子たち…。

 

 

わたしが亡きあとも、しっかりと生きてくれるだろうか…。

 

 

初めて子供を産んだ時の、なんとも言えない喜び。

最終的に三人出産した時は、

全員、嬉しくて泣いたことが昨日のことのように思い出される。

 

(出産を経験できたことに関してだけは「メス」であったことに感謝してる。)

 

 

自分の死後の息子たちのことだけが頭をよぎる。

 

 

私は、息子達ひとりひとりに、遺言書を書き、

保険金を託す、「しっかり者の姉にも手紙を書き始めていた。

(因みに姉の事は、妹との間では「〇子」と、様付けで呼んでいる鬼である)

 

 

 

誰にも相談することもなく、

 

 

 

・・・というか、できるはずもなく、

 

 

 

わたしはひとり、また涙に明け暮れる。

 

震える手。

 

涙でにじむ文字。

 

たくさん言い残したい思い。

遺書は要領を得ることがないまま、延々と書き綴られていった。

 

 

 

\ が /

 

 

 

このことが一つ、朗報をもたらすことになった。

 

 

会社にガン等の事実を打ち明けた際、

結局、自分の意思で退職をすることにしたのだ。

 

会社側も、こればかりは「渡りに船」であったと思う。

 

ガンを患ってる社員を雇用し続けることも問題だし、解雇もできない。

だから、上司はわたしの口から「退職」という言葉が出るのを待っていたと思う。

 

退職を告げた際のイメージ

 

 

その事実を実家に伝えたら、

 

意外にも父より「帰って来い」と言われた。

さすがにガンを宣告された娘を放置できなかったのだろう。

 


私は再び、

子供達のもとに

戻ることができた

\(^o^)/

 

 

 

 

これで、

残された時間を一緒に過ごせる喜び

と、

死にゆくことにハラをくくったあと、

 

 

 

 

 

なんと!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

癌が消えている

 

 

 

 

 

 

 

 

という不思議に合うのだ。

 

 

これには、医者もビックリ!

セカンドとかサードナントカの医者もビックリ!

 

そりゃぁ医者からすれば、誤診で手術なんかしてしまったら、

医療事故になって、裁判で莫大な慰謝料と社会的厳罰を

受けることになっていただろうから。

 

でもそんなこと、わたしはもうどうでも良かった。

 

自己都合の神頼みだが、神様に感謝した。

\神様!ありがとう/

↑は、自己都合の願いを叶えると評判の

ナントカの「魔人」っぽいので、神様じゃないかもしれません

 

 

 

わたしは、神様に、

 

 

 

 

 

 

不倫めます

 

 

 

 

 

 

 

 

・・とは誓わなかったが、

 

 

 

 

 

これからも

命がけで子供達を守ろう

とだけ考えていた。

 

 

だが、ガンも消え失せ、子供たちのもとに戻れた喜びもつかの間…

今まで、比較的、安定収入を得ていたものが無くなった。

 

私は「学歴不問」の仕事のはじめとして、

昼間は、父が高利貸より借りていた会社の

会長のカバン持ちをやらされることになった。

給料15万円。

 

夜は

会長の愛人が経営している

新宿のクラブでバイト。

時給3500円。

 

当時の私はお酒は一滴も飲めなかった。

 

毎晩、くだらないゲームをやらされては、ジャンケンで負け、

ストレートのウィスキーを一本、二本と飲まされる始末。

もう、へべれけ…

 

タクシーで帰るお金なんかないから、

終電までに電車に乗らないと…(汗)

 

歌舞伎町から山手線の乗り場までは遠く、

ふらふらの状態で辿り着くのも大変だった。

 

そして、

私鉄の終電に走りこんで満員状態。

 

ゲロ吐きそう。

でも途中下車したら、

帰宅手段が無くなるから、

ガマンガマン

(目の前の座席の人はスリルを味わったと思う)

 

駅から実家までは徒歩で12分くらい。

帰宅したら着替えることもできぬまま、そのままバタンキュー。

翌朝はガンガンに響く頭痛でまた出勤。

 

こんな生活を続けていても、先は見えないどころか、体を壊してしまう。

 

何とかしなきゃ…と、焦るキモチ。

 

そんな時、私が起業するきっかけになるキーマンと出逢う。

 

 

つづく…

■■わりと大切なお知らせ■■

 

虐待/貧困/父不倫/中卒/早婚/性病/離婚/倒産/癌宣告/精神疾患/起業/愛人生活…

などなどなど・・・(過去記事一覧よりご覧頂ける通り)

 

ノンフィクションな私の

 

 

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