ブラック・ウィドウ | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Black Widow
監督:ケイト・ショートランド
キャスト:スカーレット・ヨハンソン/フローレンス・ピュー/デヴィッド・ハーバー
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ/ウォルト・ディズニー・ジャパン
公開:2021年7月
時間:133分




8歳で舞台デビュー,10歳で映画デビューしているスカヨハ。早くから実力を認められてきた彼女だが,マーベルファンにとってはやはりナターシャ。『アイアンマン2』に初登場して以来,マーベル作品には欠かせないキャラの1人としてシリーズを盛り立ててくれただけに『アベンジャーズ/エンドゲーム』でのショックは大きかった。

そんなナターシャを今さらに初の単独作品!? と,この作品の制作を知った時は『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』的な興行戦略に驚いたが,よく考えるとSTAR WARSシリーズマーベルも今やディズニー傘下。そっか! ありなんだぁって。

そんなわけで今夜は『ブラック・ウィドウ』を紹介。MCUシリーズの時系列としては『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の直後の物語となる。オーストラリアの女性監督ケイト・ショートランドが抜擢。スカヨハにとってはMCUシリーズ出演10作目。MCUシリーズ24作目,フェーズ4の始まりの作品となっている。

幼くしてロシアのエージェントとなったナターシャ・ロマノフ(少女期:エヴァー・アンダーソン)は,妹役のエレーナ・ベロワ(少女期:ヴァイオレット・マッグロウ),スーパーソルジャーで父親役のアレクセイ・ショスタコフ(デヴィッド・ハーバー),そして母親役のメリーナ・ヴォストコフ(レイチェル・ワイズ)と共に,オハイオ州で仲の良い家族を演じてきた。任務を終えた彼らはS.H.I.E.L.D.の追っ手を振り切り,キューバへと逃げ込む。この日,3年間演じてきた偽装家族はバラバラになった。

それから20年後。アベンジャーズの一員として戦ってきたナターシャ(スカーレット・ヨハンソン/吹替:米倉涼子)だったが,アベンジャーズが分裂し,ソコヴィア協定の違反者として,米国務長官サディアス・ロス(ウィリアム・ハート)をはじめ世界中から追われる身となっていた。潜伏先のノルウェーのセーフハウスに送り付けられた合成ガスを持ち,ブダペストでエレーナ(フローレンス・ピュー)と再会したナターシャは,殺害したはずの支配者ドレイコフ(レイ・ウィンストン)の生存と,かつて自分も厳しい訓練を受けたスパイ養成施設“レッドルーム”がいまだ多くの女性達を鍛え,洗脳状態に置いていることを知るのだったが…。

ロシアのKGB“レッドルーム”で洗脳・訓練された女性暗殺者は“ウィドウ”と呼ばれ,ドレイコフは彼女らを使って世界を裏から操っている。タイトルにもなっている『ブラック・ウィドウ』とは,コードネームで,実はメリーナもエレーナも世代違いの“ブラック・ウィドウ”。この作品は,3人のブラック・ウィドウと,レッド・ガーディアンとタスクマスターの闘いでもある。

初めて語られたナターシャの過去は,意味深なポストクレジットとともに,さらなる世代交代へと向かうのか?

とにかく,スカヨハにお疲れ様と感謝を込めて,マーベル贔屓な5つ★。


映画クタ評:★★★★★


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