アイアンマン2 | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Iron Man 2
監督:ジョン・ファヴロー
キャスト:ロバート・ダウニー・Jr/グウィネス・パルトロウ/ドン・チードル
配給:パラマウント映画
公開:2010年6月
時間:124分




MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)的には,前作『アイアンマン』の後に『インクレディブル・ハルク』(2008年・ユニバーサル)が続くのだが,なぜか日本では『ハルク』の方が先に公開された。これじゃぁ『ハルク』の終盤に登場するトニー・スタークの意味がなくなるので,ソフトで続けて見る方はぜひ先に『アイアンマン』を。この『2』は,前作から半年後の物語。

“アイアンマン”であることを自ら公表し、世間を騒然とさせたトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)。彼の勝手なヒーロー行為は国家問題にまで発展し,政府からパワード・スーツの引き渡しを求められてしまう。そんなトニーの報道を憎悪の目で見つめる男イワン(ミッキー・ローク)。彼は一撃で金属を真っ二つにできる武器を自在に操る“ウィップラッシュ”へと変身。積年の恨みを晴らすべく,ついにモナコでカーレースに参加中のトニーの前に姿を現わす。

社長となったペッパー(グウィネス・パルトロー)に代わり,トニーの新しい秘書となった美女ナタリー・ラッシュマン(スカーレット・ヨハンソン)はレザースーツに身を包んだ“ブラック・ウィドー”という裏の顔を持ち,ライバルの武器商人ジャスティン・ハマー(サム・ロックウェル)は謎の軍団を組織し暗躍を始めていた。パワード・スーツのエネルギー源となる胸に埋め込んだリアクターの動力源“パラジウム”が放出する毒素に蝕まれ,身体を苦しめるトニー。それでも彼はパワード・スーツの進化に身を注ぎ,究極の戦いに挑むのだが…。

苦しみや汗を隠してピカピカのアイアンマンでいるトニー。とてつもない頭脳を持ちながら,友人や恋人への想いは,ひねくれた形でしか表現できないという不器用なキャラの魅力が,見る者を夢中にさせる。

ローディの役には,降板したテレンス・ハワードを継ぎドン・チードルがキャスティング。2人の風貌があまりに違うため,紹介っぽい登場となっている。

MCUシリーズとしては,ブラック・ウィドーやフューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が本格登場。エンドロール後のシーンでニューメキシコ州に派遣されたフィル(クラーク・グレッグ)が,ソーの魔法のハンマー“ムジョルニア”の元に到着する。これが『マイティ・ソー』(2011年・パラマウント)のプロローグとなり,続けて『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』((2011年・パラマウント)も公開された。


映画クタ評:★★★★★


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◆シリーズ一覧◆

アイアンマン』(2008年)

アイアンマン3』(2013年)