ISCD 2019 シンガポール 後編
さて、最近は海外研修の懇親の場で羽目を外す事も無くなり(当たり前ですが…笑)、しっかりと金曜、土曜の2日間のISCD学会を迎えました。
そんなこんなの今回のISCD 2019 シンガポール研修記はこれにて終了です。
2011年にセレックをクリニックの診療に取り入れてこの11月で9年目、2013年に香港のISCDでトレーナーになって7年目、HCCを創設してもうちょいで4年目を迎えて、多くのご指導頂ける先生方との出会いもあり、そして身近な北海道で後輩達もどんどん成長し、もはやどんどん追い越されていっていますがそれはとても嬉しい限りです😊
研修は結構ハードスケジュールになっていまして、朝の8時から夕方17時くらいまで、昼のランチタイムと数回のコーヒーブレイクを挟む以外はびっしりとセレックマシンの事、治療に関する事、また、レクチャーをする場合の心理学的な事からプレゼンにおける動画の効果、SNSに絡めた事まで本当にかなりの内容で、最後に総括として20問の選択問題で6割以上を取ると晴れて国際セレックトレーナーとしてのライセンスが取得、更新となります。
そんなことで、今回はこの夏に新型CERECがリリースされたばかりな事もあったり、今まで静止画を中心にされていたレクチャーが動画中心になったり、今まで以上に講師陣がパワーアップされていたりと、かなり収穫ある研修となりました。その中でも、昔からの世界的なセレックドクターであるDr.ライスの講義で、これからのセレックは治療に使うのがメインではなく、患者の治療の過程を記録することなどに使うことが非常に重要なコンセプトとなると話していたのがとても印象的でした。
上のこのソフトウェアは、数年前に確かドイツのシロナ本社に研修に行った際もレクチャーに入っていたものですが、やはりそういう時代に入ってきたなぁと。。。これには私もとても共感していて、このソフトウェアは日本では今のところ使えないので無理ですが、MODCでも出来れば来年くらいからは来院患者の方々の口腔内データは全て取らせて頂き、診療に活用したいと既にスタッフのトレー二ングもスタートしていますので、今後に期待して頂きたいなぁと思っています。
で、かなりキツい2日間ではありましたが…
右は先程お話した、とても興味深いレクチャーをして頂いた、世界的なセレックドクターの一人であるDr.ライス、左はこうした海外研修ではいつもお世話になっている、日本臨床歯科CAD/CAM学会会長で、日本のセレックのトップランナーである草間先生。
このお二人に囲まれてのサティフィケート授与は、マジかなり嬉しいです😆
2011年にセレックをクリニックの診療に取り入れてこの11月で9年目、2013年に香港のISCDでトレーナーになって7年目、HCCを創設してもうちょいで4年目を迎えて、多くのご指導頂ける先生方との出会いもあり、そして身近な北海道で後輩達もどんどん成長し、もはやどんどん追い越されていっていますがそれはとても嬉しい限りです😊
MODCでも、おそらく3000ケース以上のCEREC症例は積み重ねてきていますし、当院のコンセプトには無くてはならない存在のCERECではありますが、これからも出来るだけ長く付き合って行きたいなぁと思っています!
ISCD 2019 シンガポール 前編
さて、そんなこんなで特別診療となった水曜日の午後診療をちょっと早めに切り上げて、北海道から参加のHCC (北海道CEREC倶楽部という、私が主宰をしているスタディグループ)メンバーと合流するために、女満別から羽田へ✈️
エアーは2組に分かれて共に深夜12時過ぎの便。明け方に現地集合で、木曜日はちょっと観光しながら今後のHCCの活動について打ち合わせ予定。
さて大丈夫かな…😅
そしてチャンギ空港に到着。案の定空港で1名の迷子を見つけ出し(笑)、タクシーで今回の研修会場のホテルまで。。。空港からは20ドル、20分くらいな感じなので楽ちんかな。
分かってはいたけど、一桁気温の北海道から高温多湿のシンガポールへのトリップですからね…
ということで…
お昼ですが2万歩近くいくとこうなります🤣
普段、一生懸命診療してますから。。。
で、チェックイン後の夕方から…
北海道メンバー勢揃いして、お互いの診療のこと、今後のHCCの活動のこと、明日からのことなどなど、こういう場での語らいも必要ですね…。
で、お決まりスポットを横目に散歩して…
ホテルに戻って二次会しながら今回ISCD初参加の大学の後輩へセレックの治療のレクチャー。
まじめなフリの作りじゃなくて…(笑)
まぁ私もそろそろ歯科医師人生の折り返しですから…30代の後輩達が北海道のセレック界を盛り上げて貰えたらなぁとバトンを渡している最中でもあります。。。
ということで後編に続きます😁
ISCD 2019 シンガポール
おはようございます☀
秋深しの連休いかがお過ごしでしょうかね🍁
MODCは先週木曜日から休診にさせて頂きまして、私はISCD (国際コンピューター歯科学会) の国際セレックトレーナーのライセンス更新へ出張して参りました。
このライセンス更新は2年ごとにありまして、2013年の取得から今回は4回目。今回は日本から約25名程参加していましたが、私は結構古株メンバーになってきました😅
ISCDの名の通り、世界のセレックユーザーが対象ですので場所は毎年世界のどこかになりますが、今回のシンガポールにはブラジル、南アフリカ、ウガンダなどなど14か国から50名程が参加されておりました。
アジア圏での開催時は日本人が1/3〜1/2くらいになりますが、おそらくヨーロッパ圏での開催だと逆転するでしょうから、それはそれで行ってみたい気持ちもありますが、移動の時間やコスト、休診日数なんかを考えるとやはりアジア圏での更新になっちゃいますね。。。
さて、MODCの診療の幹は
「患者の方々自らの健康観が高まる歯科医療の提供」
という、予防的歯科医療がテーマとなっておりますが、今回は、そのMODCの診療の枝葉となる私が歯科治療での一番のライフワークと掲げる「CEREC」に普段どう関わっているかを、患者の皆さま方へ向けてこのISCDでの研修報告も兼ねてポストしてみたいと思います。。。