行けるとこまで行こう!
今日も無事終了です。
今日の午前中はスタッフMTG。
症例検討会の予定をちと変更し、MODCのコロナウィルス対策についての改めての再確認と、衛生用品の在庫の再確認などを行いました。
今までも充分対応策はとって来ましたし勿論患者の皆様方も充分気をつけては頂いておりますが、それでもやはりまだまだ意識の低い方々もおられる現状を鑑みまして、来週からは様々な準備も整う予定ですので、今よりもう一歩踏み込んだ院内感染予防対策を取る予定です。
ご来院くださる患者の方々には、些か煩わしいと思う事もあろうかと思いますが、今日のMTGでも話し合いまして、煩わしいけどそこまでやるんだというこちらの気持ちが、逆に安心感として伝わるような取り組みになる事を信じて、また、我々の診療環境の安全確保も含めまして進めて行きたいと考えております。
正直、診療や経営に加え、次から次へと確保が難しくなっていっている診療に必要な衛生用品を、1年先までの診療を見据えながら診療後も毎晩ネットを見ながら手配可能なものをチェックするような事が日課となっているような現実には心が折れそうにもなりますが、しっかりとした体制で行けるとこまで行くという腹は決めていますし、今日のMTGでもより一層その気持ちは固まりました。
ちょっとモヤモヤもしてましたけど、何となく吹っ切れましたし今後もしっかりやって行きたいと思います。。。
出来る事を!
今日も無事終了です。
皆さん気疲れする毎日かと思いますが、体調管理は大丈夫でしょうか?
札幌では緊急共同宣言がなされましたが、北海道でも先月に引き続き第2の波が必ず来るものだと思って、北見の地でもクリニックの環境を今まで以上に整備して診療を行っていきたいと思っています。
最近ワイドショーなどでは、歯科治療時の感染リスクなどに対して色々言われているようですが、歯科治療は元々が様々なリスクを伴っているものです。だからこそ、このブログでも再三お伝えしてきてはおりますが、modcでは普段から院内感染対策には充分な時間やコストをかけて取り組んでいます。
それは勿論ご来院頂く患者の方々へ対するものでもありますが、それ以上に、この取り組みを始めた根幹はこの環境に毎日身を置くスタッフ、自分自身の為にでもあります。
だからこそ、このような状況下においても、いつもと変わらずに出来る事を積み重ねながら自信を持って患者の方々の口腔ケアをしっかり進めて行きたいと考えています。
何だか歯科治療が不要不急とか言われたりしている事もあるようですが、口腔ケアは自身の健康状態を保つのには非常に大切な要素です。もちろん、ご自身にとって今でなくても構わないというご判断であったり、体調に不安がある中での受診は控えるのがよろしいと思いますが、どなたにとっても安心出来る環境での診療を考えていきたいと思っています。
その上で、modcの追加コロナ対策として…
院内では、充分な換気の徹底の他、待合、各診療スペースに超音波式加湿器を配置して、次亜塩素酸水による空間除菌を強化したり、診療のご予約も基本的にはひと枠を1時間とし、待合、診療スペースが密な環境にならないように対応するように致しました。
元々の診療スタイルも、普段から診療数を制限しながら過密なアポイントにはならないようにはしておりましたが、今回のコロナ対策として更なる制限の元、診療を行なって行く予定です。
この対策に伴いまして予想される事は、今まで以上に治療のご予約が取りずらくなる事ですが、今は決して平時とはいえませんので、皆様方のご協力をお願いしたいと存じます。
こうして診療に際して様々な制限が出てきてはおりますが、それでも、私自身はマイナス面ばかりではない事も少しずつ感ずる事があります。
クリニック内が密な環境にならないようにシンプルに治療を終えようと、改めて時間を意識した治療が出来ている事…、今まで以上に診療環境の向上が図られるようになっている事…etc
年々体力は落ちてきてますが、どんな時もマイナスをプラスに変えるような思考で、体力を知力と気力でカバーしながらまだまだクリニックの伸びしろを増やして行こうと思ってます👍
医療崩壊
今日も無事終了です。
いつもの書き出しですが、無事終了出来ている事が染み染み有り難いことです。
北海道、そして身近でもほんの少しだけ小康状態でなっているコロナウイルス問題ですが、首都圏ではいよいよ感染者の為に確保する病床数が超過したというニュースも目にしました。
普段は考えないようなこの医療崩壊と言われる事態に、とてもいろんな事を考えるようになりました。
日本は皆保険制度があり、とても容易に医療機関にかかる事が出来ます。それ故に、医療は当たり前に受けられるものだという思考が少なからずあるかもしれません。
私も一医療機関として歯科医療を生業としていますが、医療を提供する立場としても、自分が医療機関にお世話になる立場としても、やはり少なからず同様の思考であると思います。
医療人として医療に20年以上関わってきましたが、大学教育の時から、というか実家の家業も歯科医院でしたので、小さな時から両親の教えみたいなものから、医療人である以上患者さんの求めには基本的には自らを省みずに対応するというものが自分の中のどこかに植え付けられているのですが、今のような医療崩壊ともいえる様々な情報を目の当たりにすると、最前線で治療にあたっておられる医療関係者の方の事を思うと、本当に踏ん張ってほしいと願う反面、余り自分を限界以上に追い込まないでほしいという、双方向の何とも言えない感情が湧き上がってきます。。。
医療をたいして分からない人達は、やれ検査をもっとやれだの、ちゃんと患者を受け入れろだの…好き勝手な事を言う人達がうじゃうじゃいたりしてますが、医療はそんな簡単にはいかないものだとこれを機に思考を改め直して頂きたいなぁと思いますし、私自身も甘い思考ではいけないなと改めて思います。。。
我々のクリニックでも、以前からクリニックのポリシーをこのブログなどでもポストさせて頂いてきましたが、感染予防をはじめとした環境整備や診療の質を担保した診療を行うには一日の診療数は限られたものになります。患者さんの希望だけを優先すれば直ぐに医療崩壊を起こして、感染予防が疎かになり、診療の質はぐっと低下を起こし、医療従事者は疲弊して壊れてしまいます。。。
現状のコロナ問題の状況は極めて厳しいものではありますが、改めて患者の方々、最前線で対応して頂いてる医療従事者の方々の無事を願いたいと思います。。。