文武両道で東大・京大にいけ | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

 

 

 最近、上記のような動画を見ました。

 

 僕は個人的に野球というスポーツが好きなので、そこから完全に趣味でいろんな本を読んでいます。

 

 昨年はレギュラー授業の子の半分が野球をやっている子だったりして、ついつい野球をやっている子を応援したくなる気持ちはありました(たまたまです、野球をやっているからレギュラー授業になりやすいなどはありません、笑)

 

 大学野球も、東大は基本的に弱いのですがたまにプロも出るし、そのプロに入るような選手がどうやって勉強してきたのか(意外と現役多い)、などのインタビューは必ずチェックしています。東大の時のクラスメイトに、苦労した末ラサールから東大野球部に来た加治佐平投手がいたことも、影響しています。

 

 過去には、東大野球部監督の浜田一志先生(塾経営者)の本を読んだりもしています。まあ、いろんな現実を知る僕としては、理想論だなと思う部分はありますが、感銘は受けています。

↓下記の偏差値30は東大模試での偏差値30ですので、勘違いしないようにお願いしますw

 

 

 やはり東大や京大はやりようによっては、野球を夏までやってもそこから猛烈にやれば現役合格をする子も出てきます。これが、早慶やMARCHなどでは難しい部分はあると思います。

 

 といいますのも、国公立大の入試問題は、論述が多く、問題文からしっかり拾っていく感覚を持っている子は意外に点数がとれます。中学受験での麻布や海城のような、「よく逆転合格がおこる」学校の特徴である、

・論述問題が多い

・学問の本質をつく難問が多い

・基本的に平均点が低い

 という特徴があるのです。

 

 もちろん、中高一貫校でしっかり基礎を作っている子が強いには決まっているのですが、こと国公立大受験に関しては、中途半端な秀才や天才に対しては、逆転要素が強いのも事実なのです。

 

 プロ野球選手になるのと東大に行くのでどちらが難しいかといえば、才能により左右されるのはプロ野球のほうであり、人口的にもプロの1軍登録選手が40人だとしても、12球団で480人。

 競技人口の違いなどありますが、1学年3000人合格する東大・京大と比べても、それ以上のしんどさがあると思います。

 

 上記動画は、今年快進撃を続ける京大の選手の動画です。後半でインタビューを受けているのは、今年注目の194cmの身長から150km超の直球を投げおろす水口創太選手です。1浪の末、京大医学部保健学科に合格されています。インタビューを見ていただくとわかると思うのですが、

 

・非常に素直な物言い

やりきっていく、という基本姿勢

・勉強より野球を優先し、結局は勉強もうまくいった

 

 という人物像が見え隠れします。これが、今の若者に欠けがちで大事なことに思えますので、語ってみたいと思います。

 

 

<基本的に子供は好きなことをやったうえでの勉強>

 ……うちの弟も野球部でしたが、野球部というのは、本当に弱小でも甲子園を夢見、けっこう練習するところが多いです。週6や週7は当たり前、年に数回しか休みがありません。進学校はそこまでやらないところが多いですが、それでも他の運動部より一生懸命にやっている傾向があります。

 

 野球に限らず、部活などで熱中できる子はまず幸いです。そういうものに出会えるのは運がいいといってもいいです。この熱中先がゲームであれば、生産性のないものになってしまう可能性がありますし。

 

 今後はゲームもプロリーグができて隆盛することもありえるとは思いますが、数年おきに競技のゲーム自体が変わっていくなど、競技自体がまだ不安定で、「文化」となるにはまだ10年以上はかかると思います。

 

 絵、音楽、演劇、バレエにダンスなどの芸事や運動系の部活に熱中できる子は、やはりそれありきで、勉強もさせていくことが最上の策です。勉強をしないからといって、熱中しているものを封じると、その子のメンタルは病むし、心の奥底で反発しはじめます。

 

 思いっきり熱中できるものに熱中しきっていれば、子供は定期テストくらいは頑張ってくれます。

 運動部なら留年をしたら試合にでれなくなるし、成績が悪くなると補習で部活ができなくなりますから、そこは最低限やります。ここで部活まで禁止すると、勉強にも身が入らず、結局は反発だけをして中途半端になっていきます。一時的に成績はさがっても、熱中する姿を見守るような余裕が親御さんにはほしいところです。

 

 また、中高時代はホルモンバランスや思春期の第二次性徴などの影響もあって、いろいろと不安定になりやすい時期です。この時期の不具合は、やはり運動をすることで解消されやすいです。

 

 まあ、中学受験期はゲームに熱中すると本当に成績が崩壊して、ゲームを許可している家庭ではまともな受験になったことがありませんが、中高時代では途轍もなくやりたいなら、成績維持を条件に、させても良いとは思います。そこでのバランスを覚えるのも大事なことです。

 

 ただし、運動系は身体にとっては液晶タイムのキャンセル機能をはじめ、体力がついたり体幹が強くなったり、人生が好転することがいろいろとありますが、ゲームにはありません。そこは認識して、条件などは「先に約束」をして、制限を課すようにしましょう。

 

 ま、高3は基本的に受験勉強をたくさんした方が良いとは思います。

 

 

<部活をしながら東大・京大を目指すには>

 ……普通に勉強しても東大・京大なんて難しいのに、部活をしながらとなると余計に難度があがる気がします。でも、普通に現役で受かって選手をしている学生もいます。その簡単な方針として、僕から言えるのは

 

とりあえず受けてみろ

・定期テストを最大限受験に活用する

・授業時間を最大に活かす

 

 というのが言えます。

 

 まず、東大に関しては意外に標準的な問題で対応できるものが多いです。その代わり、いろんな教科がいるし、英作や和訳、長文読解にリスニングなどなど、多岐にわたる能力がいるのが国公立大の特徴です。それは逆に言えば、「個々の問題はそこそこでいい」とも言えるのです。

 

 これは、高校内容であれば「授業と宿題で身につく程度でいい」とも言えます。いろんな問題があるかわりに、論述を中心にいろいろな問題に対応していけば意外になんとかなります。

 大事なのは、高校内容の教科書程度のものをしっかり身に着けていくことです。基準としては、共通テストレベルの8割程度の難易度までで良いので、できるようになれば、可能性は生まれます。

 

 計算的なモノ(慣れ)、英単語、社会や理科の知識、時間がかかるのはこのあたりです。これをしっかり高1から時間をかけられれば、高3の7月まで部活をしても戦える部分があるのです。早慶を狙う場合は、文系の社会で知識習得にかなりの時間がかかり、難しい部分はあるでしょう。

 

 まだ、国公立大のほうが、予め文章を作る能力さえ作っておけば、逆転要素が生まれます。文章を作る能力は一度培えば落ちたりは中々しないので、論述をする能力を小学期から中学期に作っておくことが、こういうところでも非常に有効になります。

 

 僕が中学受験においても、文章を作ることを重視しているのは、このあたりで国公立大を狙いやすくし、部活や趣味に時間を使ってもうまくいきやすい状態を作る狙いもあります。

 そもそも、文章を作る能力が高い人間は、社会に出たって強く生きていけるのではないでしょうか。

 

 

 ということで、そこそこしか勉強していない球児たちでも、夏以降本気になるだけで合格する例もあるのが東大や京大です。特に京大は、近年合格人数の全体数が増え、2700人くらいになって、受かりやすくなっています。

 

 また、近年のドラゴン桜や東大王ブームで世間の目が東大に向いていることからも、京大はおいしい部分はあります。生命系の研究などでは、西の方が良い部分も僕は感じていますので、ぜひ、目指してみてください。

 

 

 最後に、今後の世界では、東大生や京大生までとはいかなくても、自分で情報を精査して手に入れれば、YouTubeなどでいつでも最新のトレーニング理論や食事、練習方法などが手に入る時代に突入しています。データ分析などに長けた子などが、効率よくうまくなりやすい部分があるのです。

 

 おそらく数年のうちに、甲子園などでもを使った子が勝ちやすい時代になり、体格などに恵まれた進学校の子などが、運動選手になることも増えてくると僕は思っています。

 

 このように、いろんな分野で知能が身分を決定する時代になることがどんどん進むかもしれませんから、若い方は大学付属でもう「あがり」を決め込んだつもりだったとしても、いろんなことをたくさん勉強しておきましょう。

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

 

おススメ読書タイトル100、問題集など https://ameblo.jp/jyukuko/entry-12589194343.html

 

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<追記>

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