TOEIC英語学習パーソナルトレーナー 飯田ジローのブログ

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TOEIC®の学習法などについて語ります。


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久しぶりの更新です。

今日のテーマは、リスニングの解答が背景知識で出来てしまうというお話です。

今年の5月の公開テストで、音声が流れる途中で解答を確信し、集中して聴くことをやめた問題がいくつかありました。

試験の途中ながら、「TOEICは総合力だ」という感覚を強くしました。

総合力。そうです。単に単語を知っているとか、聞き取りが良くできるとか、だけでなく、ビジネス体験に裏付けられた背景知識とか、集中力とか、キーワードを効率よく拾うことの出来る慣れ、だとかいくつかの要素のトータルのスキルが大事だと思うのです。

5月の試験で覚えているのは、
銀行の窓口の場面でした。

融資の相談だということが理解できた瞬間、次は多分、銀行職員から申込書を書く案内があるはずだと流れを予測しました。

実務経験で、ちょとだけ融資に絡んだことがあって、窓口対応の流れが予測できたのです。

選択肢を見ると、まさにそれらしいものが。

その瞬間、途中ながら聴くのをやめました。正確には軽く確認しながら聞き流しました。

キーワードを拾い、場面がありありと思い浮かべられたら、どんな問題でも正答率が飛躍的に伸びます。

英語を勉強するのとあわせて、背景知識をいかに吸収するか。

このノウハウは確立されていない気がします。

もちろん英語の知識も、日本語の背景知識を生かせるレベルになっていることが前提ですが。

「日本語だけで勉強するTOEICの背景知識」なんて書籍を書いたら、売れますかね?

それでは失礼します。

昨日に続いての勉強法のまとめです。

(リーディング編)

学習を始める前に、大まかな戦略を立てました。
Part5、6,7の合計の正答数を極大化するためにはどうしたらよいかという方針です。

公式問題集を解きながら、Part5&6で20分、Part7で55分と大まかに時間配分を設定しました。

Part7に55分掛けられれば、十分時間内で解答できる見通しがあったのです。

言い換えると、Part5&6においては、文法・語彙を、ただ理解しているだけでなく、
「速く解答できる」レベルまで引き上げる必要があることを意識しながら学習を続けました。

スピードを上げるには、まず、量をこなすこと、そして、それを繰り返すことが重要だと考えました。

Part5&6の基本書は、リスニングと同様、ここでもイ・イクフンシリーズです。
「極めろリーディング解答力Par5&6」で、必要な文法事項・語彙を確認しました。
解説がコンパクトで無駄がなく、個人的に非常にフィットした参考書です。

続いて、「解きまくれリーディングドリルPart5&6」、「ユ・スヨンの語彙・熟語・コロケーション1000問ドリル」をこなし、この時点でPart5&6を確実に15~20分でこなせるようになりました。

Part7対策は、「解きまくれリーディングドリルPart7」でテスト8回分をこなしました。

最後に、難問対策として、「900点特急Part5&6」をスキマ時間に高速で回すことで、穴が少なくなった気がします。

勉強スタイルはそれぞれだと思いますが、私の場合、1日少しずつ進めていくことが苦手なので、まとまった時間が出来たときに、一気に集中して問題をこなすことがよくありました。(分厚い問題集でも、1日で1回転させることも)
ストイックな学習法ですが、野球で言えば、走り込みや投げ込みと一緒のような気がします。問題への抵抗感、勉強することのストレスが徐々に薄れていき、勉強する体力や気力が強化された感覚があります。
なかなかまとまった時間を確保できない方が多いと思いますが、2時間のテストを乗り切る学習体力を養う意味でも、一度試していただきたいやり方です。

いずれにしても、理解プラスアルファ「高速化」にこだわったことが功を奏したのではないかと思っています。


その他の参考記事
http://ameblo.jp/jyuken-eigo/entry-11192332213.html

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質問を受けたので、980点までに使用した教材、勉強法を改めてご紹介いたします。

(スタートのレベルとして、800~900点の方が対象になります。)

まずはリスニング。
中心となった教材はイ・イクフンのシリーズとNHK「やさしいビジネス英語」です。

まず、「極めろリスニング解答力」で全体の概要をつかみ、その後、「解きまくれリスニングドリル Part3&4」をこなしました。
これだけでもボリュームがあり、かなり問題に「慣れている」状態を作ることが出来ます。

次のステップは「決定版やさしいビジネス英語Vo1 1~3」の精聴です。
精聴とは、私の中ではディクテーションに近いのですが、実際には書き取ることはせずに、手元にスクリプトを用意しておいて、「これ以上聴いても無理」というところまで粘り、一文一文を確認していきました。
Vo11~3全てを精聴することは時間的に厳しかったので、特に面白そうなテーマを選びました。
その後は、スキマ時間(公園で子供の遊びを見守る、食後の洗い物をする時間などの時間)の多くをこの「決定版やさしいビジネス英語Vo1 1~3」のリスニングに充てました。
このCDのスピードに慣れると、公式問題集を聞き取ることに少し余裕を感じるはずです。

リスニング力の向上と直接関係はないかもしれませんが、それまで長時間英語を聴くと不思議と睡魔が襲ってくることがあったのですが、その現象が起こらなくなりました。ある程度聴き続けると、慣れるポイントがあるのではないでしょうか。その閾値に達するまで続けることが必要なのかもしれません。

そして、「本番攻略リスニング10回模試」(学研)で解答力をさらに磨きました。
10回をこなしていくうちに、Part3と4の設問と選択肢の速読力が上がった感覚がありました。
ある程度設問はパターン化されているので、量をこなすことで一瞬で質問の意味を把握できるほど習熟し、安定した先読みが可能になったのです。

以上が、大まかな勉強法です。
これにシャドーイングや音読を加えるとさらに効果的です。

次回は、リーディングについてお話したいと思います。

 

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TOEIC Part7対策の瞬発リーディング6回目


本日の題材はこちらです。
http://bit.ly/IelTVJ

アメリカで話題のSNSに関する文書です。

Q1.
What is Not one of the features of Pinterest?
①It is currently invite-only.
②It is possible for you to add an image you find while browsing to your own board.
③It can be used as a marketing tool. 
④It is based on reading matter.

正解はこちらから

今回のテーマであるPinterestはこちらから。
http://pinterest.com/
日本でも話題になりそうですね。
 
 

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本日はTOEIC Part7対策の瞬発リーディング5回目


題材はこちらです。
http://bit.ly/IkzJEa

HR(human resources)に関する文書です。

解答時間は2分です。

Q1.
In the article, what is indicated about HRM(human resources management)?
①It is difficult to find employment in HRM field without getting an MBA.
②The scope of HRM is limited to recruiting and hiring new employees.
③There is a growing need for HRM experts.
④An HR manager must be good-looking.

正解はこちらから


メルマガを始めました。
大学受験の過去問の解説が主な内容です。
ご興味にある方は、よろしくお願いします。
http://www.mag2.com/m/0001525430.html
 
 

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今日は、NHKラジオ、「実践ビジネス英語(旧やさしいビジネス英語)」の話をしたいと思います。

これまでのリスニング学習の中で、最もお気に入りの教材の一つです。

理屈抜きで言えば、学習が自然に「継続してしまった」というのが感想です。

継続できれば英語を聴く量が自然に増えていくので、それがTOEICの得点アップにもつながったと思っています。

なぜ継続できるか、これは内容が面白いからです。

一般的な、ビジネス英語のリスニング教材と比較すると、時事的なトピックが盛り込まれているのが大きな特徴です。

手元に、今年の、1~3月のテキストがありますが、電子書籍の市場規模の高まりや、休暇とボランティア活動を組み合わせた「ボランツーリズム」と呼ばれるものの流行、などのトピックを見つけることが出来ます。
私はいつも「時事的なトピックを自分から切り出し、こんな風に話してみたいな」という気持ちをくすぐられます。

先日、山崎将志さんの「残念な人の英語勉強法」を読んでいたのですが、「聞き込んでしまう教材がよい」という項目の中で、「実践ビジネス英語」が取り上げられています。
以下抜粋
2010年の4月と5月のCD-ROMを買ってみて聞き流しに使おうと思ったのだが、「聞き流せなかった」。内容が面白いため、「聞き込んで」しまったのである。

扱うトピックが時事的なので、内容を知りたくなる。内容を理解したいので、わからない表現が出てくると何度も聴き直そうというモチベーションが生まれる

とありました。
私もまさに同じ感想を持っています。

リアルタイムの放送を聴くことが難しいという方は
①ダイジェスト版のCD
②番組ホームページから、過去放送分を聴く
というやり方があります。

私は主に①のダイジェスト版で勉強しました。(参考:過去記事

②の場合、放送終了後一定期間、番組HPに掲載されているので、こちらで学習することも可能です。

また、NHKの運営ではありませんが、「NHK実践ビジネス英語を骨までしゃぶるメルマガ」を発行されている方がいます。学習者の視点で書かれていて、内容の整理に役立ちます。ご参考までに。
http://www.mag2.com/m/0000147095.html

これからも、「実践ビジネス英語」と長く付き合っていこうと思っています。






 
 

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最近、元トップコンサルタントであり、現在大学教授としてもご活躍中の三谷宏治さんの書籍にはまっている飯田です。

今日は「コンサルタントの整理術」という本を読み、効率的な英語学習に応用できそうな考え方をたくさん学びました。


さて、今日のテーマは、シャドーイングと音読です。

これまで私は、杉田敏さんのビジネス英語を中心に、分かるまで聴き込むという、どちらかといえばディクテーションに近い学習法を主に取り入れていました。
しかし、今後TOEFLibtや、CNN、映画など、TOEICより高いレベルのリスニングにも挑戦していこうと思い、学習法の見直しを図っています。

シャドーイングと音読については、多くの方が実践し、その効果には疑いはありません。しかし、「なぜ良いのか」という点を詳しく明らかにしている書籍は少ないと感じています。

その中で、「シャドーイングと音読の科学」という本を見つけました。

「科学」という時点で、しり込みしている私ですが、シャドーイングと音読の関係、シャドーイングがリスニングにおける知覚プロセスの自動化にもたらす影響などが書いてあり、興味深い内容です。難しいですが、がんばって読み進めているところです。

リスニング→マンブリング→パラレルリーディング→英文の意味チェック→シャドーイング→コンテンツ・シャドーイング→リピーティング→レシテーションという、具体的な学習手順も提示されています。

この本の著者である門田修平先生の
決定版 英語シャドーイング/門田 修平
にチャレンジしていきたいと思います。

これについては今後、学習法について気付いた点などをシェアしていくつもりです。

最後に、先日、注文した韓国のTOEIC模試問題集が到着しました。

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11冊で本試験56回分、11,200問と、クラクラするような量ですが、さらなる問題研究と自己研鑽に励んでいきます(できるかな・・)。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 
 

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スカイプでのビデオ通話のとき、顔のシミが気になる飯田です。

最近のウェブカメラは安くて性能が良いことに驚いています。


本日はTOEIC Part7対策の瞬発リーディング4回目


題材はこちらです。
http://bit.ly/ITGZrU

面接対策に関する文書です。

解答時間は1分です。

Q1.
Which of the following is Not mentioned as one of the tips for successful interviews?
①wearing a dark blue suit
②carrying a briefcase
③doing applicants' nails
④responding to fashion trends

正解はこちら

 
 

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TOEIC Part7対策の瞬発リーディング3回目


題材はこちらです。
http://bit.ly/HOPzbQ

ある旅行ツアーの説明です。

解答時間は2分です。

Q1. How much does the tour cost at least per person?
①595 USD
②1190 USD
③1785 USD
④4165 USD

Q2.In what city are the guests going to visit the place called the symbol of love?
①Mumbai
②Jaipur
③Delhi
④Agra

正解はこちら

 
 

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今回のチャンクリーディングは

This global network derived from the realization among nations that other regions offered environments abundant with unique natural resources, and that it was to their mutual advantage to establish exchange mechanisms to satisfy demand for foreign goods.
です。

This global network derived from 、とS+Vの構造になっています。
が比較的大きくなっています。(この世界網はから派生している)

は{the realization among nations that other regions offered environments abundant with unique natural resources, and that it was to their mutual advantage to establish exchange mechanisms to satisfy demand for foreign goods}.です。

視野を広く保てば
the realization among nations that other regions offered environments abundant with unique natural resources, and that it was to their mutual advantage to establish exchange mechanisms to satisfy demand for foreign goodsの

赤字が同時に見えて、
the realization among nations that other regions offered environments abundant with unique natural resources, and (the realization among nations that it was to their mutual advantage to establish exchange mechanisms to satisfy demand for foreign goods
と「the realization among nations that」 が2つ並んでいることが分かります。

the realization among nations that と来た時に、このthatは何かと判断すると、that以下が完全文なので、同格になることが分かります。

the realization that~ 「that以下という認識」
そこにamong nations「各国家にある」という形容詞句が間に入っている形です。

よって1つ目は
「他の地域が相互に、それぞれの地域特有の天然資源が豊かに手に入る環境を提供しているという、各国に存在する認識」となります。
注意する点は、environments abundant withです。 abundant が形容詞であること、それが後置修飾で後ろからenvironmentsを修飾していることです。environments(which are) abundant with Aと関係代名詞を補うことも出来ます。

2つ目はand that it was to their mutual advantage to establish exchange mechanisms to satisfy demand for foreign goods
itが来たら仮主語を疑います。下線部が本当の主語ですね。
ややこしいのは、 to their mutual advantage とtoを伴う形容詞句がきていること。
to one's advantageで「(oneにとって)有利である」となります。

to their mutual advantage の位置にimportantなどのふつうの形容詞が来ていたたら、
典型的な
it is ~to~構文と分かるのですが。
 
よって2つ目の realization は
「外国品に対する需要を満たすために交換メカニズムを確立することは、それぞれの国家にとってお互い有利であるという、各国に存在する認識」となります。

全てをまとめると

「この世界網は、他の地域が相互に、それぞれの地域特有の天然資源が豊かに手に入る環境を提供しているという、各国に存在する認識、及び外国品に対する需要を満たすために交換メカニズムを確立することは、それぞれの国家にとってお互いに有利であるという、(各国に存在する)認識、から派生している」となります。

同格のthatについてはこちらもご覧ください。
http://ameblo.jp/jyuken-eigo/entry-11209109819.html

最後までお読みいただき、ありがとうございます。





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