イズニックへ女子旅② | 女郎蜘蛛のトルコ生活@イスタンブル
 

イズニック日帰り旅行の続きです。

 

 

 

ランチの後は、紀元前3世紀から町を囲むイズニック城壁 İznik Kalesi へ。

 

 

 

城壁の周囲には、イスタンブルのから比べると随分とかわいいサイズの、水道橋も。

 

 

 

城壁の外側は、一面のオリーヴ畑🌳🌳🌳になってました。

イスタンブルからイズニックに向かう道も、途中からずーっとオリーヴ畑ですしね。

 

 

 

イズニックが含まれるブルサ県には、オリーヴ産地として全国的に有名なGemlik🫒もあるし、県内の各地でオリーヴ生産が盛ん。

 

そこらへんでテキトーに買っても割と美味しいのに当たりますが、この日は、去年も買ったイズニックのオリーブ製品メーカーNiCAEA👈のショップでオイルと実、シャンプーなどを買い込みました🛍

 

 

 

 

城壁からちょっと歩くと、タイル貼りのミナレットでお馴染みのイズニック・イェシル・モスク İznik Yeşil Camiiが登場。

 

 


14世紀のオスマン朝初期に作られたモスクですが、セルジューク文化の影響が見られると言われています。

 

 

 

それはこういう、壁やミフラーブなどにほどこされた透かし彫りにってことかな🥺

 

イズニックはルーム・セルジューク朝の最初の首都でしたが、その時代のものはほぼ残っていず、こういうところに影響が残っているだけなんですかね〜。

 

 

 

そろそろ買い物をしようということで、スレイマン・パシャ神学校Süleyman Paşa Medresesiへ。

 

 

 

14世紀に建てられた、イズニックに残るオスマン朝時代最古の神学校で、その小部屋を利用して陶器のアトリエ・ショップが並びます。

 

 

 

私はこんな、丸いお皿をくり抜いてミラーをはめ込んんだ掛け鏡を買いました。

イズニックにくる度に鏡を買ってるような気もするが…… →「陶器の町イズニックで、タイルを買う」

 

 

 

中庭はお茶を飲める空間になっていて、気持ちよさそうでした。

 

 

 

タイルのアトリエの並ぶ、ニリュフェル・ハトゥン陶器類商店街 Nilüfer Hatun Çini Çarşısı にも立ち寄り。

 

 

 

中庭のトイレにも、タイルやお皿によく登場するモチーフが描かれてて素敵🌷

 

 

 

小物から大物まで手頃なお値段で買えるものも多くて、私は陶器を使ったアクセサリーをいくつか。

イスタンブルと比べて二度見👀してしまうくらいお安くて、ホクホク👛

 

アクセサリー用の小さなタイル素地に小さな図柄を描くのは、とっても大変そうです💦
 

 

次は、私のタイルの先生イチオシの、Adilcanさんのアトリエへ。

 

この方の作品はもう、職人の作った商品ではなく、作家の作ったアートという感じで、他の追随を許さない雰囲気を醸し出してます。

 

私が買ったのは、こちらウインク 魚のお皿が好みドンピシャ🏹 

 

 

 

こうして見ると、いわゆるイズニックタイル!って感じの、チューリップやカーネーションの伝統柄のタイルをまったく買ってないんだけど、タイル絵付け👈を習っていると、好みの図柄は自分が描くアイディアに取っておきたいから、買えなくなっちゃうんですよね……💦

 

 

さて、日も暮れだしたので、町めぐりはもう終わり。

 

イズニック湖のほとりにあるレストラン、チャムルックÇamlıkにやってきました。

 

 

 

ここで頂いたのは、もちろんイズニック湖のナマズ料理🎣 フライとグリルです。

 

 

 

ちなみにこのイズニック湖には、地震で湖に沈んだと考えられている4-5世紀の教会堂の跡が残っています。ロマンですね〜

 

第一回目のニカイア公会議の会場だったのでは、という説もありますが、賛否両論あり。

 

昨日もたまたま歴史チャンネルでやっていて、そこでは会場説は否定していました

 

 

食事が終わる頃には、湖も綺麗な夕焼け色に染まっていました☀️

 

そんな湖沿いの道を車で走りながら、帰途につきました🚗

 

 

 

イスタンブルから日帰りで行けて、観光も食も買い物も堪能できるイズニック、やっぱり好きですよ💕