1月に公演する最新作『ひびきをめぐる』ダンスパートのリハーサル写真です。

公演内容など、下記チラシ写真clickにてご覧いただけます。

Photo=Newest work "Gathering of the HIBIKI"

 

 

 

★NEXT PERFORMANCE ★

2026年1/11(日)

大南匠(Pf,Org)×櫻井郁也(Dance)デュオ公演

「ひびきをめぐる---- 音と身体のための〈連 句 雑 俎〉 頌』

予約受付中

 

 

 

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Stage. 櫻井郁也/十字舎房:公式Webサイト

櫻井郁也によるダンス公演の情報や記録を公開しております。

作品制作中に記されたテキストや写真なども掲載しておりますので、ぜひ、ご覧ください。

 

 

Lesson.櫻井郁也ダンスクラス

基礎から創作まで、色々な稽古を楽しめます。

舞踏やコンテンポラリーダンスに興味ある方は、ぜひ!

 

 

自由に踊るフリー参加のレッスン、今月の予定です。

会場は西荻窪駅すぐ。

都合の良い時に参加できます。

気軽に踊りにきてください。

 

踊り入門 
 ーーーーイノチとカタチ

櫻井郁也・舞踏フリークラス

(@西荻窪駅前 隔週火木夜

BUTOH DANCE open class  by Sakurai Ikuya

2025年12〜2026年1

スケジュール&ご予約案内

 

 

心動けば体動く、これがダンスの原点。

お手本もキマリもない自由な動き、

ここからこそ「踊り」は生まれます。

からだをほぐし、そして、いろんな音楽や言葉をききながら、

心おもむくままに自由に体を動かす練習です。

ゆったり心身に向き合って、楽しんでください。

 

冬は厚手の靴下やレッグウォーマーなどお持ちください

 

【講師メッセージ】

このクラスでは、お手本をなぞるのでなく、ご自身の感性で自由な動きを楽しむ稽古をおこないます。方法や考え方を決めつけないで、まずご自身の気持を表す工夫からダンスを始めていただきたいからです。

 

ダンスは、体と心を結びつけることから始まります。喜びや悲しみや怒りから、そして感動のあまり沸き起こってくる何かを、肉体の動きやエネルギーに集約して、そして解き放って、まわりの人や時空と交感して、理屈抜きの仲を紡いでゆくのです。だから、まず最初は、感じることや思うことを自由に気ままに動き、恥ずかしがらずに誠実に正直に堂々と自分を出す、という試み〜練習〜習慣をつけることが、何よりも大切だと思います。そして、その上で、探究心や好奇心に応じて、欲する技術や方法に進むのが自然だと思います。自由に気ままにオドルこと。それは心身を解き放つ練習でもあります。

 

いま、この瞬間、なにを感じ何を思い想い憶っているのか。

心のまま、うごく。

それは自分で自分を見つめることにもつながっています。ダンスの練習は自分自身の心身に、まっすぐ向き合う時間でもあります。最初にスタイルやテクニックや思想に囚われてしまうと、いちばん大切なものを見失ってしまいます。

年齢も、経験も、なにも気にしないで、まずは、ひたすらカラダとむきあってみる時間をすごしてみてください。ダンス体験の入口に、そして、体への踊りへの親しみを深めていただければ、と思います。


【講師プロフィール】
櫻井郁也(さくらいいくや)舞踊家。笠井叡に師事。定期的長期的なソロ公演を継続するほか、ポルトガル招聘公演、ルクセンブルグ招聘公演、ダンス白州、越後妻有トリエンナーレ、いちはらアートミックス、NHK番組振付、長崎原爆70年忌公演など作品多数。くわしいプロフィール

 

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※いつでも自由に参加できるオープンクラスです。下記のスケジュールからお好きな日にちにご参加ください。

※基礎から丁寧に練習したい方は、定期レッスン(下記)があります。こちらをご希望の方も、初回は当クラスにご参加のうえ、講師にお声がけください。ご希望に合わせてご案内いたします。

 

 
【予約受付中の回】
※3〜4名までの少人数レッスンです。
※初回受講の方、単発参加の方は、必ずご予約ください。
(チケットお持ちの方は予約不要)
 
2025年

12月

12/25(木)

2026年

1月

1/6(火)、8(木)、22(木)

いづれも19:00〜21:00
原則毎月第1第3火曜と第2第4木曜:19時〜21時

※2月分は1月中旬に掲載予定です。

悪天候への対応や臨時変更などは、レッスン開始2時間前までを目処に、当ブログTOP記事に掲示します。ご来場前には必ずご確認ください。

当面の開講予定
 
会場 =西荻ことビル(JR西荻窪駅から徒歩3分)

駅すぐの商店街沿いです。ご予約時に詳細をご案内します。

※これまで開講していた「ほびっと村学校」から独立した新たな稽古場です。
 
空き状況・参加予約(クリック)

 

下記の【参加条件】【受講時のご注意】を必ずお読みの上、お申し込みください。

 

ご予約は上記のいづれか1回分ご本人のみ参加)にてお願いします。 
 
すでにご予約された回すべてを消化する前に新たな予約を入れることはできません。
 
▶ご予約の際はフォーム項目の全てを必ずご記入ください。
〈①お名前②参加希望日③ご住所④メールアドレス⑤電話番号〉が必須となります。

キャンセルが出ましたら、この記事に反映します。空き待ち連絡はいたしません。

▶予約フォーム送信後に5日以上経過しても返信メールが届かない場合は、通信の不具合などが考えられますので、迷惑メールに仕分けされていないかご確認の上、お手数ですが、再度フォーム送信してください。

※フォームに掲示されている以外の日は準備中ですので掲示までお待ち下さい。

 

●参加費=単発3500円、4回券11000円、10回券20000円(会場にて現金払いのみ)

※チケットの方は予約なしでも参加できます。

※チケットは購入から1年以内を目安にに使い切れるようお願いします。

※チケット未消化分の払い戻し等はできません。

レッスン記録など

 

 

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【レッスンの参加条件】

・初心者または同種のダンス(コンテンポラリー、舞踏、オイリュトミー)の練習経験が比較的浅い方(目安2年程度内)
・公演活動・作品発表・指導活動などをこれまでに行っていない方。

・心身とも健康で自己管理の出来る方。

・参加者どうしでのマナーやエチケットを大切にしていただける方。

・セラピーや療法に属する学習や施術および相談等は一切行っておりません。・舞台の振付や指導などをご希望の方は、個人レッスンにて対応しますので、ご相談ください。

・教室やワークショップなどの講師や公演活動をしている方は参加をご遠慮ください。


【受講時のご注意】

*表現活動を含め他団体やグループ活動への勧誘、当方と無関係のチラシ配布や宣伝、チケットや物品などの販売などは一切お断りします。

*ケガの防止・体調管理を、各自の責任でおこなってください。

*床を踏み鳴らしたり飛び跳ねたりしないでください。

*建物内および周辺での大きな声はご遠慮ください。

*撮影・録音・SNS等への掲載は禁止です。また、他の方に対して気分を害する言動や態度、接触を含むめいわく行為、誹謗・中傷にあたる言動があった場合は即時退場していただき以後の関係をお断りします。また、過度の欠席や遅刻をはじめ、レッスン進行やクラスの雰囲気を損なう可能性がある参加姿勢がある場合やマナーをお守りいただけない場合も同様に対応させていただきます。諸経費の払い戻しは一切できませんのでご了承ください。
 

 

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■定期的な稽古■
 
コンテンポラリーダンス・舞踏・オイリュトミー

もっとも基本的な動きからダンス表現の本質まで、4種類の稽古を行う定例の稽古です。

少人数メンバー制なので、個々に対応したアドバイスなどが可能です。

ご希望の場合は、まず「踊り入門」(上記)にご参加のうえ、講師にお声がけください。

(上記クラスに少し通って慣れてからのご案内となります。

少人数での取り組みなので、いきなりの体験や見学は受付していません)

 

・コンテンポラリー&舞踏(金19:00 レベルフリー)

(コンテンポラリーダンスと舞踏のベーシックワーク。踊る喜びと充実。自由な動きのインプロベース。)

・からだづくり/基礎(土15:00 レベルフリー

(体のケアから身体操作のテクニックまで、丁寧な練習を重ねてダンス的な身体を探ります)

・創作/振付(土13:15 個別)

(ダンス創作の初歩。学び、考え、創り出し、踊る。ダンスを紡ぎ出すための作業を共有)

・オイリュトミー(水19:00 初心者から)※セミプライベート▶︎ただいま定員です

(音・言葉・身体の関係を深め、感覚を拡大するドイツ生まれのメソッド。)

・リーディング&ムーブメンツ(不定期 紹介制)

(声と身体、言葉と動き、ダンス的な身体開発に音読や呼吸法を含めた新しいパフォーマンスワークの試み)

 

▶いづれも参加条件は上記「踊り入門」と同様になります。

くわしい内容&参加方法

会場:善福寺稽古場(善福寺公園前)ほか JR荻窪バス10分内/JR西荻窪から徒歩圏。お問い合わせ時に詳細ご案内

お問合せ=『踊り入門』クラス会場にて講師までお声がけください。

 

【講師メッセージ】


口や文章では語り尽くせないような衝動や、喋ってしまうと嘘っぽくなってしまうような感情、言葉になる前の言葉、歌になる前の歌、、、。


定例の稽古は、毎週メンバー制で行なっており、とてもアットホームな雰囲気です。

 

じっくりと身体を感じ取り、いろんな音や言葉に出会い、わきたつイメージや感情を解き放って、踊りの面白さを味わってほしく思っております。からだとの付き合い方、感覚の磨き方、いろんなことをつかんでください。

ジャンルとかスタイルといった先入観・既成の常識にふりまわされず、まず自由に踊ることから。そして表面的な形やウマいヘタとかいう思い込みを捨てて、自分の感覚や身体をのびやかにしたいものだと思います。

踊るというのは運動もスルし汗もかきますが、日常の心配事や人間関係をいったん忘れて、まっすぐに心を見つめる行為でもあり、とても丁寧でデリケートな作業でもあると思うのです。

じっくりと取り組みたい方は、ぜひ、ご一緒に稽古してください。

 

 

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Stage. 櫻井郁也/十字舎房:公式Webサイト

櫻井郁也によるダンス公演の情報や記録を公開しております。

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NEXT PERFORMANCE ★

櫻井郁也出演公演、2026年1/11(日)

予約受付中

 

 

 

1月公演でご一緒する作曲家・ピアニストの大南匠さんとは、たくさんの作品で組んだが、そのなかで今度の公演に接する感があるものをいくつか紹介しておきたい。掲載は数回に分けるが、きょうはまず初期のものから、、、。

 

 

のちにポルトガルに招聘された作品『TABLA RASA』は、もとは『真空断層』という二部構成の作品の後半部分だったのが発展して独立した作品になった。この『真空断層』に影響を与えているのが表記の2作『虚体ソナタNo.1』(1998年・東京・セッションハウス、プリペアードピアノとダンスと美術インスタレーション)と『真空律』(1995年・ドイツ・シュツットガルトオイリュメウム、声とダンス)で、いづれも僕の天使館時代から独立初期における大事な作品である。

「真空」とか「ソナタ」とか「虚体」とかいう題名のための言葉の作り方も若干そうなのだろうけれど、これらはどこか形式的なものや西欧的な考えと対峙しながら作られていて、自分なりにいろんなカタチに対する疑問や矛盾や葛藤が含まれていた。

生々しい身体が観念的なものにケンカを売るような感じも少しあった。長くシュタイナー思想や神秘学を勉強していた割にまだよく分かっていなかった頃なので、そこから逸脱して自分らしい何かを構築したいという気持ちもあったのだと思う。

このなかで大南さんには『虚体ソナタNo.1』の作曲と演奏を依頼した。

内部奏法が多用されたが全く自然で個人的に非常に好きな音楽だったから今も良く頭の中で、鳴る。

この作品はタイトルにNo.1とあるように複数連作の予定だったのだが、予想外に完結性が感じられたので、No.2はいまだに作っていない。上は当時の舞台写真である。

 

★NEXT PERFORMANCE ★

2026年1/11(日)

大南匠(Pf,Org)×櫻井郁也(Dance)デュオ公演

「ひびきをめぐる---- 音と身体のための〈連 句 雑 俎〉 頌』

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何かと何かが関わることを通じて生を得ているのかもしれない、私というものも、この世界というものも。

 

踊りを作っては壊し、そんなことを思ううち旧友から突然連絡があり、久々に何か一緒にやらないか、もちろん、ということになり対話を重ねている、重ねながら対話というもの自体の良さをあらためて感じている、言葉というもの自体の広さも感じ直している。公演時期が近づいている。そんな中で、秋に見た舞台の一つを思い出した。イザベル・ユペールさんの一人芝居のことだ。今年というより、少なくともこの10年近くの中で僕にとっては特別に胸打たれた舞台鑑賞の一つになった。その時の日記を、、、。

 

奇跡の女優が東京で一人芝居をしていると知り、慌てて千秋楽に行ったのだが、これが凄まじいもので、心の底を揺るがされる体験を得た。演出家ロバート・ウィルソンと組んだ『Mary Said What She Said』(10/12東京芸劇)である。圧倒的な美しさが落雷のように胸に落下した。ロバート・ウィルソンの演出作をナマで観るのはヴォイツェク以来23年ぶりだったが、これが最後と思うと、亡くなられたことが本当に悔やまれる。舞台というのは命と共にしか存在しないのだから「この1回」というのがどれほど貴重な出来事になるか、いまさら思い知る。

 

歌うように話せたら、とか、話すように歌えたら、とか、そんなことを思ったことが何回かある、そのことを思い出した。彼女は確かに話しているのだけれど、歌っているようにも感じてしまうのだった。つまり彼女は言葉を話しているのだけれど、とても遠くの言葉なのだ。話せば話すほど遠ざかってゆくような遠くの言葉だ、それがまた良い。物語もあるし翻訳もあるのだから意味は知らされる、だがやはりそれらはあくまで意味なのだから現に耳に届いている息の震えとは違う、喉の振動とは違う、遠くの体温とは違う、ため息が出る。言葉を聴きながら距離が遠ざかってゆく、それゆえ響きが冴え、つき刺さる。残酷や悲しみの深さに満たされた詩が次々に発音され、時に機関銃のように錯乱するなかで、言葉というものそれ自体の美を突きつけられる、そんな気がするのだった。

 

ひとり、ということの豊かさに気づかされるような深い舞台だった。モノローグなのに対話感がすごい。登場人物としてのさまざまな存在との対話はもちろん、もっとダイレクトに感じたのは亡くなった演出家のロバート・ウィルソンと対話しているように思えたことだった。死者との対話を通じて自分自身とも対話しているようにも想像した。言葉がわからないのに人間の感情が非常に皮膚に触り臓腑に入ってくるような経験があった。ただ一人のマリーによる4人のマリーの物語から、存在することを拒むことによってこそ存在し得た5人目のマリーを妄想し幻視してしまった。一人の人間、一つの肉体、かつ、どこにもないいまだない一つの存在、それらが、ただひとりの人間が展開するひとりだけの対話から、ありありと生きる姿を垣間見せるのだった。演劇はやはり魔法なのかと思った。

 

 

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1月公演でご一緒する作曲家・ピアニストの大南匠さんと組んだ作品はたくさんあるが、そのなかで今度の公演に接する感があるものをいくつか紹介しており、これは2稿目。



大南さんは公演webサイト(下記)で過去の共同作業から『ピアノの為に』という作品についてコメントされている。これは1996年、府中の森芸術劇場「オイリュトミーの現在」という企画のなかで上演されたソロで、オイリュトミーの新たな試みとして公表されたが、自分としては題名通りピアノという楽器に個的身体を捧げるための純粋運動として設計したダンスだった。

これはオイリュトミーの方法や思想をかなり逸脱していてシュタイナーに対して何だか申し訳ない気もしつつの上演だったから、上演が終わったあと人智学者のT先生と少しだけお話したとき打ち明けたら、いやコレで良いのでは、ということだったが、どこがコレで良いのかまだ分析しきれぬまま。先生が亡くなられて時が経つがまだ当時の会話は胸中にある。ただ自己分析として未消化だがそのぶん変に納得することもなく感覚体験や運動実感が丸ごと脳みそに凍結されているのも確か。

ここで演奏し踊ったものは、いわゆる楽音よりも現場音というかあらゆる瞬間の音を問題にした箇所も沢山で、動きというものもダンスとしての動きでありつつ振動増幅の素材として突き放したようなものが続出した。踊るように演奏し、奏でるように踊る、という方向を現場が示唆してくれたのかもしれない。それを大南さんが今も受け止めてくれて文章に書いてくれたのは嬉しかった。

そして僕として大南さんとの作業の代表と言えるのはWEBサイトに写真を掲載した『カスケード~降り注ぐもの』というアブストラクトな作品で、これは自作の中でも特別に解放的なダンスになった記憶がある。2000年に三鷹市芸術文化センターで上演したソロダンスで、ここでは作曲とピアノ演奏の両方を大南さんにお願いして舞台に出てもらったのだが実に厚みのある演奏だった。上の写真はその一景。今回のものは、この時以来の共演となる。

 

 

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大南匠(Pf,Org)×櫻井郁也(Dance)デュオ公演

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『踊り入門〜イノチとカタチ』

 櫻井郁也・舞踏フリークラス

 

 当面スケジュール(予定)

 2025年 12月~ 2026年2月    

  ※現時点での予定です。

  ※日程変更などは、随時このブログに掲載します。

  ※お申し込みは、毎月の予約受付ページから、お願いします。毎月中旬に翌月分の予約可能日を掲載、順次受付になります。  

  ※2025年度は、原則・毎月第1第3火曜日と第2第4木曜日 19:00~21:00 になります。  

 

12

12/2(火)、11(木)、16(火)、25(木)

すべて19:00~21:00

 

     1※3回

1/6(火)、8(木)、22(木) 

すべて19:00~21:00  

 

2

2/3(火)、12(木)、17(火)、26(木)

すべて19:00~21:00


 会場=JR西荻窪駅から徒歩3分

※ご予約時に詳細お知らせ

※天候不順時の対応、臨時休講や変更などは、当ブログTopに必ず掲載します。ご来場前にご覧ください。

 

 

※毎週の定例稽古のスケジュールは、別途用意していますので、当クラス会場にてお申し出ください。       

 

 

 

 

ダンスをずっと踊っていると、いつしか身体の奥の方で様々な音楽や言葉がフーガのように結びついたり離れたりしながら大きな波を形成しようとしているのではないかと妄想することがあって、ドゥルーズが地下茎について書いているのを読んだとき感じたのは、その妄想と似た蠢き感覚だったのだが、いま取り組んでいる舞台の準備のなかで、なぜか無性にその妄想が再燃している。ピアニスト・作曲家の大南匠さんから、久しぶりに何かやらないかと声をかけていただいてスタートした公演『ひ び き を め ぐ る------ 音と身体のための〈連 句 雑 俎〉 頌』のことだ。

新年1月11日(日)に長野市芸術館で開催されるこの公演では、ダンサーとして踊るだけでなくコンセプトはじめ色々な共同作業をさせていただいているが、火花のような一回性というか、再現を前提としない、特別に現場性の強いステージになる予感がする。役割として、大南さんは音楽とプロデュース、僕はダンスと演出ということになるが、共同作業は20年ぶり、共演となると26年ぶり、しかしそんな感じがまるでなく、氏と続けていた様々な作業や思考がここに来て深く響き始めているような感触がある。

独立したダンス公演を始めたころに沢山の作業を協働したが、氏とは何かを作るために出会ったのではなく出会うことによって何かを作ることになったのではないかと思う、これは僕にとっては大事なことで、ふりかえれば、氏とおこなっていた作業には主として二つのタイプがあって作業プロセスがかなり異なっていたのを思い出す。ひとつは僕のソロ作品に作曲や演奏の依頼をするもの、もうひとつは双方が共同で計画して内容を考えてゆくものでデュオワークと呼んでいた。今回の公演でもデュオという言葉を冠している。これは二人で楽器を弾いたり二人で踊ったりするときに使う言葉だから、ダンスと音楽でデュオという表現をするのは珍しいのだけれど、そう呼んできて今またそう呼ぶということには、やはり大事な意味があるのだと思う。他には、氏が演奏会をするときにダンサーとしてではなく演出家としてお手伝いさせていただいたことも何度かあるが、それらが実に別の作業としての独立感がありながら、根の方では一貫して連続する知性を織っている感があり、このメリハリは誰とでもできることではない気がする。僕の感覚と大南さんの感覚のあいだでは、繋げたり結びつけたりだけではなく、パッと切断ができる感じもあるのが特異点かもしれない。異なる作業同士がまた何らかの相互作用を果たして次の作業につながってきた感じもある。それらの経過も含め、氏との作業の底に流れている連続感や対話感を、1月公演の稽古を進めたいと思っている。(公演の会期までにいくつか具体的な作品の記憶もいくつか書けたらと思う)

 

 

 

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櫻井郁也出演公演、2026年1/11(日)

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1月におこなう公演のチラシができました。

長野、東京、関東エリアの劇場や美術館にて設置・配布しています。

お見かけになられましたら、ぜひお手元にてご覧ください。

このページ下のLINKからダウンロードもできます。

 

対話や稽古が重なってきており、このブログにも上演作品や共演者の方についての記事も書いていきたく思っております。ぜひ、ご注目ください。

 

 

 

 

 

 

ダウンロード(ギガバイト便)

 

 

予約受付中

大 南 匠(ピアノ、リードオルガン) × 櫻 井 郁 也(ダンス) デュオ公演

ひ び き を め ぐ る----------- 音と身体のための〈連 句 雑 俎〉 頌

2026年 1月11日 (日)15:00 長野市芸術館アクトスペース(3F)
▶︎▶︎公演特設ウェブサイト

 

OHMINAMI Takumi (Piano & reed organ) × SAKURAI Ikuya (Dance) Duo work
Gathering of the "HIBIKI" for music and dance

on 11th Jan.2026 at Nagano city arts center Act space (3F)
Now accepting reservations

Details▶︎Event website

 

 

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