こんにちは。
ペットと家族のコンシェルジュ・アニマルコミュニケーターのあっこです。
去年の11月22日の2時。
「は???これってガン宣告ってこと?」ってくらいあっさりとした先生からのガン宣告でした。
去年の投稿はこれ↓
紹介先が乳がんセンターだしね、「だろうね?」とは思ったし、なんかやけに冷静でどこか他人事でした。
ガンだってわかってから、
「無理して明るくしてるんじゃない?」っていろんな人に言われたけど、全てにおいて素のあたしだったと思う。
ガンは悪いものだけど、悪いものって認識がなくて、戦おうとも思わなかったし、だからと言って放っておこうとも思わなかったし、「ここまでするのかーあたしの身体ー」って思ったから「ありがとう」って感謝を込めて切除しようと思った。
そんなあたしが一度だけ看護師さんの前で泣いたことがあります。「何が不安なの?」って聞かれて「仕事ができない事」って。
「周りに迷惑かけたくない!」って。
仕事が出来ない=ダメなやつ
あたしの頭の中ではそう判断されるから。
あたしの頭の中には「出来ない」って文字はないのよ。(「やらない」はたっぷりある)
だから、仕事やセミナーやセッション、仕事以外にも家の事も全てできなくなる事で、あたしの存在意義がなくなる感じがした。
その不安感が溢れて泣いた。
でも、そのあとで泣くことはなかった。
「なんかありがたいな~」って泣いたことはあったけどね。
でも、「泣いた方がいいのかな?」なんて思い、無理やり泣いてみたけど、30秒ほどでスンと終わった。
なんかバカらしいって思ったから無理に泣くのはやめた。
自分に厳しいから、「泣いたところでどうにもならん!」って思ったし。
泣いてたら周りに迷惑かかる…ここでもそう思ったしね。
心配されるの嫌だし。
それよりは、笑い飛ばしてた方が楽だった。
だから、それが見る人には無理してるように思えたのかな?って思う。
先生を信じる、看護師さんを信じる、っていうのはなぜか素直にできたので、手術に関しては何の不安もなかった。
でもほかに関しては、
頼り切れない
任せきれない
弱みを見せない。
頼ってるようで頼ってなかった。
今考えるとそうだったなって思う。
だから一年後アキレス腱切れたんかな?
そして、約半年後、アキレス腱断裂で、
本気で頼るということ
本気で任せるということ
本気で弱みをみせてもいいってこと
これでもかってくらい学んだ。
そして、断るという勇気を得る。
人のためにではなく自分のために動く。
それは自分勝手のわがままとは違うんだって事をなんとなく理解した。
だから、仕事も任せる、あんじゅのお散歩も任せる、家事も任せる。
今あたしがやる事は全力で休む事。体も頭も。
どんなにやる気があっても動けなきゃどうにもならない。そのもどかしさを味わう。
そして、感謝をする。周りにも自分の体にも。
そんないろんな事を学んだ1年でした。
ちょっとは成長できたかな?あたし。
では、みなさん今日もよい1日を〜♪
あっこでした。