さっきの続き。
やっと呼ばれた診察室に入ったら、なぜか先生のほかに看護師さんが二人も同席してて、「なんだ？？？」なんて思ったけど。
「検査の結果なんですが、細胞は取れました。
そしてね、そこに少し悪性が見られます。なので、手術をしましょう。
この後、検査日程を決めて、手術に向けて頑張りましょう！」
って。
ほえ？？？
これってサクッとガン宣告ってこと？？？
って、頭に「はてな？」が3つくらい浮かんだところで、後ろに控えてた看護師さんが
「あとで私がご案内します」って。
なるほど、だからいたのね、って納得。
なんかね、ガンと言ってもおとなしい子に分類されるようで、慌てて手術しなくてもよい。
と言われながら、検査日程をバシバシ決められ、年明けに手術しましょう！って。
看護師さんが、「びっくりしちゃったでしょ？」って聞いてくれたけど、
あたし思ったほどビックリせず。
あれ？もっと驚いた方がよかったかな？とか、
もっと取り乱した方がよかったかな？とか、思っちゃった。
だって、再検査に紹介されたのが乳がんセンターだし、悪性だとしても「でしょうね？」って思ったし。
検査してほしい場所じゃないところから腫瘍が見つかったのは意外だったけど。
なんならじゅりあのガン宣告の方がよっぽども取り乱したわ。
「炎症ならいいのですが、そうでない可能性が高いです。」って
順を追ってゆっくりとがんの可能性がありますって。しかも末期ですって。
ゆっくりゆっくり説明してくれたのに、全く理解できず。
「すみません、もう一度お願いします」って3回聞き直しても、理解できず。
でも、じゅりあ死んじゃうんだ！！ってことだけ理解して、
ありがとうございますって言ったけど、
ビービー泣きながら車を運転して、家に帰ってもわーわー泣きながら家族に説明して。
冷静に判断できるようになったのは、その日の夜遅くだったと思う。
ってくらい、取り乱したけど。
自分の事となると案外と冷静な自分にびっくり。
長年子宮筋腫と付き合ってて、その時も「良性とは言い切れない」とか「悪性の可能性があります」とか、
散々言われてきて、結局摘出したけどぉ～。
でも今元気に過ごしてるからさ♪
今回も悪性とはいえ、おとなしい子だって言うし。
それに、経験するって誰かのためにもなるし。
あたしの身体、ここまでして気付きを与えるんだね～って思ったよ。
【自分と向き合う】ってことがどうも苦手なんでね。
でもあたしの身体は気付いてほしいんだなーなんて思うと、
腫瘍にさえ、ありがとうって思う。
しかも大人しいガンちゃんでアピールするあたしの身体ってかわいいなって思う。
だから仲良く完治を目指しま～す！
・・・大事になる前に気付けよ、あたし(笑)
あ、そうそう！！
ピンクリボン手帳もらったの。
母子手帳みた～い♡
って喜んだあたしってなんかずれてるのかな？
ここに検査結果とか、手術の記録とか、いろいろ書いていくんだって。
ほら、母子手帳みたいでしょ？
(あたし出産経験ないからさ、わからないけど）
ってことで、２２２の結果報告でした！！
続く。