賞味期限
賞味期限 気にしますか?
私の敬愛する小泉武夫先生は賞味期限なんてくそ食らえと仰っています。
先生によると納豆は一年以上は大丈夫だという事です。
お豆腐なども賞味期限は大体3日間となっていますが、お水を替えていれば
10日でも大丈夫です。最初の4,5日は生で火を通さない状態で、其の後は心配ならば火を通して食べるとかすれば一週間や10日くらいはぜんぜん大丈夫です。
私たちは目で見てカビなどが生えていないか、また、匂いをかいだり舐めてみたりして傷んでいるのかどうかをチェックしていました。ミルクなども匂いをかいだりすれば悪くなっているかどうかは分かります。
単純に賞味期限に左右されて未だ、美味しく食べられるものを捨てたりするのはばかげた事だと思います。小さい子供や赤ちゃんにでなければそれほど気にする事はありません。
もっと自分の舌を信用してください。ちょっと位悪いものを食べてもお腹を壊す程度です。たいしたことではありません。
例えばチーズなどの発酵食品は賞味期限はあってないようなものです。
発酵が進んだものが好きなら少し置いておいて食べたほうが美味しいし、例えばキムチなどは発酵が進んで酸っぱくなってきたほうが好きという人も多いのではないでしょうか?
そのままお漬物として食べる時は浅い発酵の状態のもの、キムチ鍋などにするときは発酵の進んだもの、すっぱさが美味しい味付けになります。
小泉先生は日本の糠漬けを激賞しています。
しかし、残念ながら近頃では家で糠漬けを漬けている人は稀です。
売っているお漬物は添加物の多さから言って一番食べてはいけない食品の一つという事です。せっかく身体にいい糠漬けでも添加物がてんこ盛りでは元も子もありません。
せっかくの日本人の昔からの素晴らしい知恵を無駄にするのはもったいない事です。小泉先生は農大に勉強に来ている韓国人の学生で自宅でキムチを漬けている者は結構居ると仰っていました。
民族の伝統的な食品を大切にしているということです。
勿論スーパーで買えば高いという経済的な理由も在るんでしょうが・・・
日本には昔から優れた発酵食品が沢山あります。
醤油、酒、みりん、味噌、酢、漁醤などの調味料は全て発酵食品です。
其のほかにも納豆を筆頭にへしこ(さばを糠漬けにしたもの)や鮒寿司(ふなの卵を持った物を塩に漬けて発酵させたもの)塩辛、酒盗などなどです。
小泉先生はこの発酵食品の知恵を日本人の食に対する異常なまでの執念を実によく表しているものだと言っています。
お米偏に白いと書いて粕(カス)です。白いお米はカスということです。
お米偏に健康の康と書いて糠(ヌカ)です。糠は健康にとてもよく、優れているという事です。玄米から糠の栄養分を取って磨いた白米より玄米のほうがはるかに身体によいということです。
其の糠を使って発酵させてお漬物を漬ける。
まことに素晴らしい食品です。
無添加、無着色で安心安全美味しいお漬物です。
日本人の知恵に感謝して
いただきまーす。
お花見お料理教室
久しぶりにお料理教室を開催しました。
今回は丁度桜のいい時期だったので屋外での花見となりました。
お弁当を桜の下で頂きました。
砧公園に行きましたが、見事な桜でちらほら散ってとても風情がありました。
写真はクリックして拡大して見て下さい。
お弁当の中にも桜型に抜いた新生姜の花びら生姜が入っていますが、本物の桜もちらほら散ってお弁当の中に入ってきました。
蒸し鮑、鮑の肝、車海老、もろきゅう、の花見串。甘鯛の西京漬け、はじかみ、エシャレットの蕗味噌載せ、牛肉のステーキ、カラスミ大根、翡翠豆のご飯、筍ご飯の桜葉包み、漬物、
うるいとフルーツトマトのサラダ、煮物は蕗、里芋、土筆、菜の花、干し椎茸、長いも、筍、白魚、蓬麩、鯛の子、南瓜、空豆、桜麩、桜人参
湯葉巻き、
鯛の昆布締め、平貝の焼き目、筍と平貝の木の芽味噌和え、茄子田楽、32種類ほどが入っています。
春爛漫のお弁当です。
屋外での食事は本当に美味しいものです。
春野菜 うるい
春の山菜のうるい。
食べた事がありますか?
こんな山の中の山菜がスーパーに出回るようになったのは最近の事ですね。
流通の発達でこんなお野菜も都会で食べる事ができます。
色が美しく苦味や匂いは全く無いのですが、食べるとぬるっとした感触があります。
うるいは東北の人は味噌汁に入れたりしてよく食べるそうです。
これは生のうるいの軸の部分と蕗味噌です。
この蕗味噌は岩手の知り合いのおばあさんが毎年送ってくださるもので、自分で山で取った蕗の薹を入れて胡桃も入れてよく練った香り高い春を告げるお味噌です。
うるいは葉っぱの緑の部分が鮮やかな綺麗な緑色をしています。
葉の部分が美しい緑色をしています。
全体に何の味も匂いもありませんが、口当たりにぬめりがあります。
こんな使い方も出来ます。
アサリの酒蒸しうるい入り
癖のないお野菜なので何にでも抵抗なく合うと思います。
洋野菜のようにサラダなどにもとてもいいと思います。
使った事のないものは中々手が出ないものですが、チャレンジしてみると結構いけるものがあったりします。
うるいはお薦めの食材です。
河岸へ行ってきました。
お料理教室再開で久しぶりに河岸に行ってきました。
市場って楽しいですね。
食材を見てるだけでなんだか楽しくなってきますし、河岸は男の世界のような雰囲気があってとても魅力的です。
働いているお兄ちゃん達も景気がよくって江戸っ子で楽しい会話が出来ます。
うろうろしてると叱られたりしますが、おーい邪魔だ邪魔だ、どけどけなんて、なかなか景気のいい掛け声を掛けてきたりするのも醍醐味です。
それにしても最近の河岸は外人が多い!!
東京の名所になっているようです。
確かにこんな市場は世界中にないでしょう。
あのマグロの解体などは外人にしてみればほとんどショウみたいなものでしょう。
こちらは河岸名物ハーレーならぬターレーです。何故、ターレーというのかは分かりませんが河岸では優れものの移動手段であり、また、荷物の運搬用車両といったところです。
マグロの解体です。
電動のこぎりでカチカチに凍ったマグロを切っています。
河岸の花、マグロの切り身です。
下田キロ1600と書いてありますが、何故かものすごく小さい鯵が金目の身体に乗っています。誰かがしゃれで置いたのでしょうか?
とても可愛くて見入ってしまいました。
クリックして拡大して見て下さい。
可愛いーー!!でしょ?
こんなシーンを見たりできるのが河岸の楽しさですね。
こちらは河岸の中のやっちゃ場。
色とりどりの野菜と果物が所狭しと置いてあります。今が走りの筍が産地別に色々ありました。
まだまだ走りなので南のほうの九州産などが大勢でした。
もう少しすると千葉や京都のものが出回ってきます。
若竹とは若布と筍を一緒に煮たもののことを言いますが、日本食はよく出来ていて筍が出回る頃に新の若布が出てきます。
これを一緒に煮ると相乗効果で両方が美味しくなります。
筍料理の王道です。
茶碗蒸し
茶碗蒸し
美味しいですね。
冬は熱ーい茶碗蒸し。暑い夏は冷たい茶碗蒸し。
何時でもやさしい味でお腹にも優しくお年寄りにも喜ばれるメニューです。
しかも卵と出汁だけですから経済的です。
美味しい鰹と昆布の出汁を用意します。
いつもの八方出汁です。
卵は割ってよく混ぜて網で漉す。
卵の量の4倍の量の出汁を卵の汁に混ぜる。
お料理の本には3倍量と書いてあるものが多いのですが、絶対4倍が美味しいと思います。やっぱり茶碗蒸しは固めよりはとろとろが美味しいと思います。
私のいつもの伝で茶碗蒸しも完成品にしません。
卵だけの茶碗蒸しを作ってその上にとろっとした出汁を掛ける。
その出汁に例えば蟹肉を入れる。例えば雲子を乗せる。とろみは片栗粉で八方出汁をとろっとさせます。
この状態で2段で蓋をして蒸します。
これは中華蒸し器ですが、日本風の蒸し器でも同じです。日本の蒸し器の場合は水蒸気がたれない様に手ぬぐいをかぶせて蓋をします。または、茶碗蒸し用の器ならば蓋が付いているので蓋をしたまま蒸します。
火加減は沸騰した湯に蒸篭か蒸し器を乗せて最初の2分を強火で其の後8分から10分くらいを弱火で蒸します。
竹串を刺して汁が浮いてこなければ出来上がりです。
これは卵だけの茶碗蒸しに鯛の白子を裏ごしにして八方出汁で味付けたものと菜の花を乗せた物です。
こちらは小さい器にやはり卵だけの茶碗蒸しを作って冷蔵庫に入れておいて、翌日の朝ごはん用にグリーンピースを散らした冷たい茶碗蒸しです。
暑くなって来たら冷たい茶碗蒸しは凄く口当たりがよくて美味しいものです。
上に乗せるもので色々とバリエーションが楽しめます。
ただ、美味しい八方出汁を片栗粉でとろりとさせたものをかけるだけでとても美味しくなります。
又寒い時はとろりとした出汁に生姜の絞り汁をいれるととても温まります。
美味しいとろとろの茶碗蒸しを作ってみてください。















