以前、坂木司さんの本について
書きました。
どれも引き込まれて読んで
すっかり坂木司さんのファンに。
そして別のシリーズの1作目を
読みました。
今回は父と息子のひと夏の
交流を描いた
『ワーキングホリデー』
元ヤンキーでホストのやさ男が
訳あって存在すら知らなかった
息子と夏休みの間、暮らすことに。
ホストクラブのママ(男)のはからいで
宅配配達員に転職、息子とひと夏
深く関わることになる。
とまどったり、ぶつかったりしながら
お互いのことを少しずつ知って
親子の絆を築いていく。
バカでどうしようもない男が必死で
息子と向き合う姿は清々しくもあり
もどかしくもあり、親子について
改めて考えさせてもらった。
夏休みの終わりに二人がみつけたものは!?
本を読みながらこんなに泣いたのは
初めて!? というぐらい泣いた
心から子どもに感謝したくなる本。
『ワーキングホリデー』
坂木司ワールドを是非お楽しみ下さい。
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